東海科学機器協会の会報

No.346 2013 夏号

編集後記

◎今年は春の時期にしては例年になく日本各地で不安定な天候が続きましたが、アッと言う間に真夏のような暑い日差しが照りつける今日この頃です。この会報誌がお手元に届く頃には、じめじめした梅雨の足音が聞こえているのではないでしょうか。さて、いよいよ本年度の事業が始まりました。今年は例年の事業に加えて60周年記念事業が開催されます。記念に残る年になるよう皆様方のご参加をお待ちしております。(H.T)

◎5月終わりに既に「梅雨入り宣言」が出され、6月に入ると早くも「猛暑日」を記録するなど、今年の夏も不安定な気候になりそうな予感がします。ここ数年、豪雨による水の被害が多くなったり、気温や湿度の上昇は大量の熱中症患者を生んでいます。自然の力に逆らうことはできませんので、少しでも被害を減らすために知恵を出し合って未然に防ぐ方法を考えたいものです。くれぐれも「力で自然に対抗する」などと傲慢な考えを持たないようにすべきかと。(K.I)

◎例年6月に入ると各地域で梅雨入りが始まります。今年の東海地方は例年より11日間も早く梅雨入りしました。しかし、梅雨入り宣言されてからはまとまった雨も降らず、最近では水不足と騒がれ始め、気になるのはダムの貯水率です。既に50%以下のダムも多く、私も出来る限り節水に心掛けます。(K.ITO)

◎本来なら梅雨空が広がり、シトシトと豊かな雨が降って大地が潤うこの時期ですが、今年は晴天が多く雨が降りません。ビアガーデンが賑わいを見せている一方で、農作物や水源への影響が心配です。地球温暖化、異常気象が叫ばれて久しいですが、日本は四季のある国ですから、やはりその季節らしい天候であって欲しい・・・と素直に思う今日この頃です。(M.S)

◎今年は、TKK創業60年の年となります。60年前というのは、終戦後8年目でまだ戦後の動乱期という時期ですが、その頃に東海科学機器協会は生まれたわけです。我々は、今日の整理された協会しか分かりませんが、先人のご苦労を少し感じたいと思います。(M・Y)


会報編集委員
委員長  高木 裕明:伊勢久㈱
委  員  伊藤弘一郎:㈱三 弘
事務局  吉田 実:名古屋科学機器㈱
副委員長  伊丹勝司:壽工業㈱
委  員  齋場三高:㈱島津製作所