東海科学機器協会の会報

No.320 2008 春号

2008年TKK新春懇親会レポート 豪快な鏡開き、初夢賞など熱気あふれる懇親会を開催

新春懇親会副委員長
中村眞一


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TKK新春懇親会は、1月15日(火)名古屋ガーデンパレス2F翼の間にて60社67名の会員と来賓にビジネスアイ小澤常務、原部長、神中部総局長、(社)愛知県計量連合会・高須専務理事を迎え総勢72名の懇親会となりました。ガーデンパレスの会場は懇親会参加者全員が、入場し勢揃いすると、かなりの陣容で東海地区の活気のせいか熱気が感じられるようでした。受付開始から懇親会開始のPM6:30の5分前には、ほぼ出席者の受付は終了し、スムーズな懇親会の開始となりました。
先ず、去年逝去された小澤副理事長に対する黙祷で一同、TKKの今日を築かれた小澤嚴さんを改めて思い起こすと共に、逝かれた同志の、TKKの更なる発展の思いを新たにする演出で、晴やかな中にも荘厳な幕開けとなりました。その後、東海科学機器協会・岡野理事長の挨拶から始まり、来年2009年の展示会の話も飛出し、活発な東海地区の意気込みが感じられました。続いてビジネスアイ小澤常務の挨拶となりましたが、全国の協会の中でもやはり東海地区の活動は力強いとのおほめの言葉をいただきました。最後に(社)愛知県計量連合会・高須専務理事からは昨年来、偽装等の社会問題から計量についてもこれらの信頼性についてのお話をいただきました。

挨拶が終了し、乾杯に入りましたが今回は、鏡開きのご披露ということで岡野理事長・八神副理事長・小澤常務・高須専務理事の4名にて豪快に鏡開きが行われ、懇親会の開始となりました。TKK会員も昨年に続き今回も大変多くの会員が参加され、それぞれが情報を持ち寄られ熱心な懇親を進められている様子でした。会場の料理もてんぷらあり、きしめんありといろいろと工夫がされていました。食事も一段落すると今回は、本日出席のハガキをクジにしての新年の運試しという企画。初夢賞を岡野理事長に引いていただくと金賞に矢沢科学様、銀賞に伊勢久様と幸運を射止められ喜びの声を聞かせていただきました。これ以外の残念賞についても全員にフェイスタオルが当たり(?)、会員は、まずまず満足の様子でした。

宴もたけなわになると八神副理事長より中締めの挨拶があり本年は、ねずみ年であり十二支の始まりであるとのことで、TKKも新しい年のスタートに際して会員のTKKへの協力の要請がありました。一本締めの後、本年のますますの発展を祈念してお開きとなりました。

No.320 2008 春号

初夢賞を受賞して<金賞>

(株)矢沢科学
古島高弘


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皆様、明けましておめでとうございます。株式会社矢沢科学の古島と申します。と申しましてもこの文章がのる冊子は3月発行という事なので何を今更でしょうが、TKK新年会にて金賞が当選しカニをいただきまして一筆お願いしますという事で書いております。

この手のくじ運は無い方なので賞をいただいたためしがなく、「まぁ、当たる事はないだろう」と思っていたら、名前を呼ばれてビックリでした。「今年一年の幸先が良いのか?運を使ってしまったのか?」と目録をもらって戸惑っている私の周りの皆さん数名の方からは祝福の言葉と共に、足を分けてくれと申し出がありましたが足りなくなりそうなのでお断りをさせていただき、家族で鍋にでもして美味しく食したいと思います。

話はかわりますが、年頭の挨拶で薬剤師の方が天秤の表示方法のグラムと匁を間違えてタミフルを患者さんに多く出してしまった話を聞き、一歩間違えれば大事故であると感じました。私は販売するお客様へ製品に対し「少しでも多く理解して、きちんとお客様に説明できていただろうか?今まで同じ様な物を使っているから良いだろうと、適当な説明をしていなかったろうか?」と考えさせられる良い話を年始そうそう聞けました。製品を極力理解し、お客様に間違いの無い使用法を説明し販売が出来る営業をしていきたいとあらためて思える新年会でした。

No.320 2008 春号

ご挨拶

東海科学機器協会理事長
岡野忠弘


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 新年あけましておめでとうございます。
新しい年にむかって皆様始動されていると拝察いたします。

03_021 さて、昨年は悲しいことがありました。我々の仲間の副理事長 小澤 嚴さんが逝去なさったことです。次々とアイデアを出していただき、特に会報の編集委員長としての活躍は皆様のお手元に届けられた会誌から十分感じていただいていると存じます。ご冥福をお祈りするばかりです。
 今年5月にはTKK創立55周年の記念式を執り行います。優良従業員の表彰のご案内もご存知と存じます。是非とも社員の方々とともに55周年をお祝いしたいと存じております。少し早い話ですが、いよいよ来年4月第21回最新科学機器展の開催です。盛大な科学機器展になりましょう。

景気のいい時期は一瞬
あとは長い 長い 憂鬱
手綱を締め
慎重に
確実に

TKK55周年記念式
社員とともに
皆様とともに
お祝いしよう
さらなる飛躍を祈って

21回目の最新科学機器展
この地域の
すばらしさを
全国のお客様に
発信しよう

 この地域はかなり好調なエリアです。米国のサブプライム問題が後半効いてくるかもしれません。慎重に確実に進めてまいりましょう。

No.320 2008 春号

初夢賞を受賞して<銀賞>

伊勢久(株) 
花岡 隆


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新年明けましておめでとうございます。
東海科学機器協会に入会させていただき20年は過ぎたかと思います。私の記憶では、浅野器械店の社長様よりご推挙いただき入会させていただきました。

弊社は、科学機器の取り扱いは最後の商材として扱うようになりました。本業は試薬・化成品・臨床検査薬・セラミックス原材料等が会社の売り上げの90%になり、異業種として機器(特にライフサイエンス関連)の拡販に努力しています。

さて、08年TKK新春懇親会には、当社社長代行として2年ぶりに出席いたしました。従来のビンゴゲームがあるものと期待して鏡割りの美酒をいただき、ほろ酔い機嫌でいましたら新趣向の抽選会が始まり、その雰囲気の中で社名を読まれた時は一瞬耳を疑いましたが、我が社であると驚き、戸惑いました。初夢賞を手にして喜びで動揺してしまい、感謝の言葉にならなかったかと思います。年の初めの幸運をこの08年に是非生かし、伊勢久の発展の為1年間海外での商売(中国・タイ国)に努力するつもりです。

当社にとっては節目の250周年の記念の08年でもあり、TKK会員の皆様と共に良き1年であるように心からお祈りしたいと思います。今後とも、色々ご教授の程よろしくお願いいたします。

No.320 2008 春号

第17回 TKKボウリング大会を終えて

ボウリング大会実行委員長
西村 己恵子


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今年も40レーン総勢160名の熱気を十分に身に受けながら、開催することが出来ました。いつも見慣れた同業者の方々に囲まれ、さらに金曜日ということもあり、とても心軽く、ハイテンションの中で進行していきました。

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大会に参加される方々には、ボウリングが好き・みんなでワイワイ楽しめるのが好きなど雰囲気を楽しみに来ていただける方や、事前の予選会を突破し、選抜チームで優勝を狙う気合十分・マイボウル持ち込みで本気モードの方、ブービー賞を獲るぞ!という方々など様々です。05_04大会開始の合図とともに、ピンの弾ける音・各レーンで沸きおこる歓声とハイタッチで会場内はすぐに盛り上がり、それぞれの目標に向けたチームの強い団結を感じました。皆様がご自身の感動のままに楽しんでいただけている様子は、拝見していても気持ちの良いものでした。

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東海科学機器協会の主催するボウリング大会は、普段、会社では見ることの出来ないステキな表情を引き出してくれる素晴らしい行事です。ストライクやスペアを取って皆で祝福しあう素直さは、日常の仕事でも活かしたいものですね。今までこの行事に参加されたことのない方は、是非一度、この雰囲気を味わっていただきたいと思います。お互いの新しい一面を発見できる良いチャンスですよ!

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No.320 2008 春号

個人初優勝・団体2連覇の快挙!

<団体優勝>
(株)カーク[吉野 航、今井岳史、武井博之、林 夏希]
<個人優勝>
(株)カーク[吉野 航]


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準備不足。それが、今大会が始まった時のうそ偽りない状況でした。今年は昨年に比べ部内での組織変更等が多く、特に忙しい日々を送っていました。その為、会社帰りのボウリングでリフレッシュといった練習も全くできず。参加しようにも、メンバーすら直前にならないと決まらない有様でした。

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結局参加したのは、去年の2チームから減って1チーム4人と応援が1人。そんな中で始まった大会でしたので、声を掛け合ったのは「今年は楽しくやろう」、「練習も出来てないし、スコアを気にせず遊んでいこう」といった内容でした。しかし、ゲームが始まると何故かみんな絶好調。自分も含めアベレージを上回るペースでゲームは進んでいき、優勝を意識し始めたのは2ゲーム目の中盤。周りを偵察しつつ、若干の緊張が辺りを包む雰囲気の中で、ボウルを投げ進めました。それでも楽しくやることは忘れずに、ストライクやスペアが出れば恒例のハイタッチで仲間を出迎えます。やっぱり仲間と楽しくゲームすることは大切です。しばし仕事を忘れてボウリングに没頭することができました。無事ゲームセットを迎えてみると、ハウスボウルでのベストスコアを叩き出していました

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そして、終わってみるとチームの合計は表彰を受けられるかどうか微妙なスコアと感じていましたが、運よく優勝することができました。去年とはメンバーも異なり、その中で連覇できたことがうれしくて。来年も開催されるであろうこの大会を励みにして、仕事にも、またレクリエーションにも精を出していこうと思います。

応援してくれた皆様、大会役員の皆様、そして協会員の皆様に厚くお礼申し上げます。
*追伸:2連覇の祝いにと、弊社社長の水野に祝賀会を催していただきました。これは3連覇の原動力となるでしょう。
(吉野 航)

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<団体 準優勝>

(株)日立ハイテクノロジーズ
[木村和彦、伏見一平、奥谷家充、加山倫子]


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優勝歴ある弊社の伝統を守らねばと、意気込んで参加。老兵?60才(個人準優勝)の大活躍(4連続ストライク×2回)と各メンバー粘りによるチームワークが勝因でした。優勝と同ピンと判り唖然……。1ピンの大切さを痛感!(涙・・・)次回再チャレンジします!(木村和彦)

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<個人 準優勝>

(株)日立ハイテクノロジーズ
伏見一平


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アキレスケンを切って以来、私にとって二年ぶりのボウリング大会。何としても上位入賞をめざすチームとして、私も熱が入った。2~3フレまでスペアがとれずあせるも中盤から後半にかけ、まぐれでストライクが続き、1ゲ-ム目が189、2ゲ-ム目は208点と何と驚きの異変がおこり、自分でもびっくりした。

高得点の理由を考えると仲間の多大な励ましと、隣レ-ンが若い女性組でカッコをつけたかったのが、燃えた理由かもしれない。チ-ム準優勝、個人準優勝の悔しさをバネに練習に力を入れ、次回、優勝をめざしたい。

No.320 2008 春号

上位入賞が狙いでしたが、力及ばず…

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TKKボウリング大会は、40チーム総勢160名の参加者で1フロア貸切し、熱気に溢れていました。ボウリング中はどのチームからも、おぉ~、あぁ~と歓声が上がり、盛り上がっていました。私もチームや自分がストライクやスペアをとるたびにハイタッチをして、楽しく過ごしました。その後はパーティで順位の発表を聞きながら、食事をしたり談話をしていました。私のチームは女性4人だったので、ハンディがみんなについて上位入賞するのが狙いでしたが、力及ばず……。成績はイマイチに終わってしまいました。

沢山の方々と楽しい時間を過ごすことができて、とても有意義な時間でした。

No.320 2008 春号

[ 会員だより ] 家族との余暇

08011タイテック(株)名古屋TSC.
辻 克哉


殆どの休日を家族と共にすごしていますが、お金を掛けずに大人も子供も楽しめる余暇としまして、海釣りに行くことがあります。

釣り場所は、9歳の娘と5歳の息子が安全に遊べるところに限られますから、もっぱら名古屋港海釣り公園ばかりです。名古屋港海釣り公園とは、知多半島の新舞子にあり、知多提とも呼ばれています。いや“知多提は名古屋港海釣り公園とも呼ばれています。“が正しいですね。知多提は伊勢湾台風の甚大な被害の反省から、伊勢湾台風級の高潮を想定し高潮防波堤として建設され1330mと長大な長さを誇ります。1330mの距離を頑張って歩いて知多堤の先端まで行けば、船に乗らずともちょっとした沖釣り気分を味わえたりします。

防波堤の形状と言いますか、釣り場についてうまく表現ができず申し訳ないのですが、南向きの上段(2階)と北向きの下段(1階)とありまして、1階は2階のモルタルの床面が屋根となり直射日光や雨風も防げて快適です。ゆっくりお弁当を食べてゴロ寝をしながら休憩なんかもできます。この事から、1階に子供連れのファミリーが多く、2階に釣りマニアが多いようです。

釣れる魚は、春はメバル、アイナメ、夏は、クロダイ、マゴチ、サッパ、ゼンメ、秋は、クロダイ、セイゴ、冬はアイナメ、メバル、アナゴ、カレイなどです。ウチの嫁さんは魚をさばくことが出来ますので、釣った魚は刺身で食べることが多いです。特にコチの刺身はコリコリ・アッサリで上品な味わいで、予想外に美味く印象的でした。ただし、コチのヒレは手を切るほど鋭く皮も厚く、さばく嫁さんは大変そうでしたが……。

アクセスは公園へ直行する公共交通機関は無く、徒歩で名鉄常滑線古見駅から徒歩(2.5km)30分以上かかります。小さな子供を連れ、釣り道具やお弁当など重い荷物を持ち2.5kmも歩いてはいられませんからアクセスは車しか考えられません。車で西知多産業道路朝倉インターを右折し、すぐ突き当たったところを左折。西知多産業道路と平行に5分ほど走ると長浦インターチェンジがあります。その下を右折すると海釣り公園に出ます。

大きな駐車場も完備しており、駐車場の入り口に踏切ゲートがあり有料で1日500円とられます。まあ1日遊べる事を考えると安いものです。園内には管理棟という建物がありまして、清潔な水洗トイレなどの設備も自由に使用できます。

1つ注意点としまして、屋台や出店などで軽食やジュースなど販売されていますが、ゴカイや青虫など釣り餌は一切売っていません。皆様も、釣具屋さんで事前に餌を購入してから、名古屋港海釣り公園にお出掛けされてみては如何でしょうか。

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[ 会員だより ] 休日

(株)タカハシサーモセンサー
岩室洋一


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ある休日の朝、何やら家の中が騒がしい。どうやら長女(小2)と長男(年長)の兄弟げんかに妻のカミナリが落ちたようだ。とりあえずけんかは収まったが、それをひきずってか家の中がなんとなく重~い雰囲気。そういえば最近は寒いからといって家の中にいることが多い。子供たちも子供なりにストレスが溜まっているに違いない。これではいけないと私は子供たちを外へ連れ出すことにした。「自転車で川に遊びに行くぞ!」「え~っ、川?」「え~っ、寒いじゃん」とやかく言う子供たちを半ば無理やり連れ出した。

 自転車3台連なって片道20分くらいの道のりを交通ルールの話などをしながら走っていく。風は冷たいが渋滞している車の列の横を走り抜けるのは気持ちがいい。途中細い路地ではご婦人が立ち止まり私たちに道をゆずってくれた。先頭の私は軽く頭を下げただけなのに対して、子供たちは大きな声で「ありがとうございます。」子供たちを見習わなければと思わされた。

 目的地に到着。そこは私が子供のころによく遊んだ街の中を流れるどちらかというと小汚い川である。自転車で堤防の坂を自転車が壊れるんじゃないかという位のスピードで駆け下りたり、向こう岸の釣り人に睨まれながら川に向かって石を投げたり(どっちにしても釣れていないみたいだから許してください)と、普段はあぶないからとあまりやらせていなかった遊びを私も子供のころに帰ったかのようにいっしょに遊んだ。気がつけばもう夕方。時間を忘れて半日走り回った。「帰るよー」「え~っ、もうちょっと」何を言っても「え~っ」っていいやがるなと心の中で思いながら、晩ごはんにコップ一杯のジュースつけるのを条件になんとか説得して帰ることとした。

 「お風呂に入りなさーい」「はーい」なんとなく子供たちが素直になったような夕食後、私は疲労でうたた寝。「そんなところで寝るな!!」と今度は私に妻のカミナリが落ちた。

No.320 2008 春号

[ 会員だより ] 趣味のオーディオ

(株)ダルトン
高木良和


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私の趣味の一つにオーディオがあります。6畳の部屋が私の小宇宙を造り、そこで好きな音楽を楽しんでいます。どんなスピーカーをどんなアンプで鳴らすかどんな音楽を選ぶか、何でも自由。そこにはひとりの私がいて、創造した最高の音が聴こえる。その音を奏でる装置をあれやこれや考えるのが悩ましい。そんな事で、私は25年もの年月を過ごしてきたわけだが、考えてみるとオーディオにはただ音を創造するだけでなく、もっとも深い何かが有るような気がしてならない。オーディオの世界にはこれまでにどんな進歩があったのか。モノーラルはステレオになり、アンプは真空管からトランジスターになり、LPレコードはCDになり、オープンリールテープはカセットになった。昔はアナログしかなかったが、今はデジタルになった。でも肝腎な音を出すスピーカーの基本構造は変わっていない。まあそんなことに思いを巡らしながら、あらためて私が使っている装置を見ると、プレーヤーはデンオン、パワーアンプは真空管(KT88)、プレアンプはソニー、スピーカーはJBLを使用。そんな時代を過ごした私にとって、オーディオ装置とは単なる音が出る機械ではない。聴覚を刺激するだけでなく、それにまつわるさまざまな感激を私の頭と心に蘇えらせてくれる。オーディオはそんなにも悩ましく貴重な存在です。

No.320 2008 春号

[ TOPICS ] 東京科学機器協会「第60回新春大懇親会」が盛況に開催

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東京科学機器協会恒例の新春大懇親会は、昭和24年に第1回を開催以来、本年で第60回目を迎えて1/25-26の2日間にわたり熱海金城館にて盛況に開催されました。初春の熱海は、例年であれば地球温暖化もあり梅も少々ほころぶところですが、寒の戻りもありつぼみのままでした。

今回も東京科学機器協会はじめ全国の各地区協会から156社、250名の参加となり和気あいあいに賀詞交換となりました。恒例の福引抽選会では、全国各地区協会等より109社、208点の豪華景品となったようです。TKKからは恒例の松坂牛を提供させていただきました。

心の隅々まで
清めてくれる
新幹線 遠くのゆきゆき
弦楽四重奏曲第十五番四楽章の
ヴァイオリンのよう

ほんの二十米の
大看板すら
雪で見えない
徐行の
新幹線

寒風に吹きさらされた
富士は
すみずみまで
クリーンで
端正である

熱海の梅は
まだまだ固い
いつもだと
桜が
咲いているというのに

駿河湾
一望できる
九階大ホールは
科学を愛する人々で
熱っぽい

No.320 2008 春号

[ TOPICS ] 2月度JET研修会レポート

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場所:安保ホール 401号室
日時:2008年2月13日(水)18:30~21:00
当番幹事:伊丹 中村

2008年2月13日(水)に、去年9月に行われた「JET会員の会社説明会」の第二弾として2月度研修会を毎回おなじみとなりました名駅安保ホールにて開催しました。JET会員10名、設楽参与もご参加もいただき、合計11名での研修会です

 今回のテーマは前回9月研修会の続編、JET会員相互の会社案内及び説明会。お互いの仕事内容を分かり合いよりよい活性化(質の向上)につなげる事。「経営者相互の会社づくり構想」をより具体化した会社づくりのめざすべき姿や方策、時には改革の推進事項等をハヤシ化成(株)・林様、(株)テクノ西村・西村様、名古屋科学機器(株)・岡野様の3名に講師となっていただき、プレゼンしてもらいました。

 サンプルを交えて取扱商品の説明していただき、講習会を定期的に開いて会社内外の方達と広く意見の交換をして見聞を広められています。ISO9001への取組み、企業理念、管理監督者への教育研修を通じた上司サポートの向上等が話し合われ、上司・同僚によるサポートの重要性が示されました。職場のメンタルヘルス対策を成功させる5つのポイントとして、ハヤシ化成(株)林様より(ハヤシのハナシ)

(1)売上100万あげるより―ともだち10人、つくりたい

(2)悪いトコロをつつくより―よくする方法、考えたい

(3)言葉で説得するよりも―行動で気持ちを示したい

(4)ミスをしない人よりも―きちんとリカバリーできる人になりたい

(5)一人で抱え込むよりも―上手に頼れる人になりたい

 ワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭、地域生活、個人の自己啓発など様々な活動について、自らが希望するバランスで展開できる状態)、仕事と家族間の葛藤(ワーク・ファミリー・コンフリクト)や、仕事と家庭のストレスの相互作用(クロスオーバー効果)などを通じて、職場のメンタルヘルスには家族(家庭)によるサポートが重要であることも述べられました。

 さらに、ワークエンゲイジメント(仕事に誇りを感じ、熱心に取り組み、仕事から活力を得て生き生きしている状態)とワーカホリズム(強迫的に一生懸命働く傾向)について論じられ、ワークエンゲイジメントは社会全体の活性化につながることから、エンゲイジメントを上昇していくことの必要性等が述べられました。

職場のメンタルヘルス対策の先端の取組み方を学ぶことができ、大変有意義な研修になりました。

No.320 2008 春号

[ 名古屋のグルメ ] うまい焼肉は焼肉苑 桜咲

(株)三商 名古屋営業所 
大前大吾


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今回ご紹介するお店は、焼肉苑 桜咲です。名駅から徒歩5分くらいの場所にあり、たまたま通りかかって見つけたお店です。お店に入ると少し薄暗くグランドピアノの生演奏が流れ、バーカウンターもありお洒落でとても落ち着いた雰囲気です。最上級の飛騨牛を安価に味わえるお店で、個室や座敷もあるので接待などにおすすめです。あとで知りましたがテレビに紹介されたこともあるとか。

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おすすめのメニューは、まず味噌ホルモンです。飛騨味噌が癖になる味で旨いです。良質な肉のせいか喉をスルッと通ります。お酒は芋焼酎の富乃宝山がおすすめです。実は芋焼酎は苦手なのですが、これは芋焼酎独特の臭みが全くなくまろやか、すっきりした味わいで何杯でも飲めます。何人かで飲むならボトルで注文するといいかもしれないです。そして締めには石焼ビビンバです。あつあつの石で焼かれたおこげのビビンバは、この店自慢の一品で店長のおすすめメニューのひとつでもあります。


桜咲
名古屋市中村区名駅3-18-15 モンマートビル2F
[TEL] 052-565-8116
[URL] http://www.sakura-ya.jp
[営業時間] 17:00~24:00
[定休日] 無


次回は(株)渡辺商行 名古屋営業所所長の土井宏明さんがご案内します。

No.320 2008 春号

東海科学機器協会 2007年度第10回役員会議事録

日時 / 2008年2月12日 (火) PM1:30~3:00
場所 / 中小企業振興会館4F第一会議室
出席者 / 岡野理事長、八神副理事長、各務理事、木下理事、竹田理事、水野理事、 伊丹理事、中村理事、西村理事、小田理事、山岸監事、高木監事、小川監事(木村氏)


議題
(1)1/15 TKK新春懇親会終了報告(西村)

60社67名、来賓にビジネスアイ小澤常務・原部長・神中部総局長、(社)愛知県計量連合会・高須専務理事を迎え総勢72名の懇親会となりました。冒頭に鏡開きを行い、華やかな雰囲気の中で新年を祝いました。会員も互いに懇親を深めることができ、有意義な新春懇親会でした。

(2)1/25 新春大懇親会終了報告(岡野)

恒例の第60回新春大懇親会は、熱海金城館にて全国から約250名が集合して開催されました。今回は、昨年の全科展in大阪の報告、本年の全科展in東京の計画とともに協会の法人化問題などが特に大きな議題として挙げられました。

(3)2/8 第17回TKKボウリング大会終了報告(西村)

今回のボウリング大会は、参加者募集と同時に参加23社、160名を集め盛大に開催しました。団体優勝は昨年に続き(株)カークとなり、個人の部も(株)カークの吉野航さんが獲得されました。

(4)経営研究会について(伊丹)

4/13-14開催予定で準備を進めています。

(5)平成19年度事業報告について(八神)

5/13定時総会に向けH19年度実施の各事業について、項目ごとに記載事項を確認し準備を進めています。次回までには、ほぼ内容の確認が完了見込みです。

(6)平成20年度事業計画について(八神)

H19年度実施の事業についての反省をしつつ、次年度の計画案を議場に諮りました。次回役員会までにそれぞれ確認をいただき、総会資料として決定見込です。

(7)第55回定時総会について(八神)

今回総会は改選の年となるので、改選についてのとりまとめを改選役員諮問委員にて検討することとなりました。委員会は、2/27(水)開催。委員は、竹田・木下・小田・岡野の4委員としました。

(8)TKK55周年行事について(八神)

TKK役員会終了後、八神・岡野・各務・竹田・木下・中村・山岸・高木・小田の 9委員にて小委員会を開催します。

No.320 2008 春号

東海科学機器協会 2007年度第11回役員会議事録

日時 / 2008年3月11日 (火) PM1:30~
場所 / 名古屋銀行協会5F1号室
出席者 / 岡野理事長、八神副理事長、各務理事、木下理事、竹田理事、水野理事、 伊丹理事、中村理事、西村理事、小田理事、山岸監事、高木監事、小川監事(木村氏)


議題
(1)2/27 役員改選諮問委員会報告(木下)

第55回定時総会の役員改選素案について検討し、伊丹・西村・山岸の3氏の退任、岡野・八神・竹田・各務・木下・水野・中村・高木・小田・小川・宮木・米田・伊丹の13名を役員候補者に推薦することが決定されました。

(2)5/13 第55回定時総会について(八神)

総会式次第について役員にて再確認し、役割については再度、八神・各務・竹田・木下・山岸・小川にて確認し合うこととしました。

(3)平成19年度事業報告について(八神)

平成19年度事業について事業内容の反省がされました。今後事業をよりスムーズに進行させるために書式を作成し、その中での運用を検討することとしました。

(4)平成20年度事業計画について(八神)

工場見学、ファミリーイベントなど第55回定時総会にて会員に提示する内容について素案を検討し、総会に臨むこととしました。

(5)平成20年度事予算案について(竹田)

平成19年度実行予算にしたがって予算案が作成され、議場で諮ったところ全員一致にて承認されました。

(6)55周年事業について(各務)

5/13の定時総会から式典、懇親会まで順を追って説明がされ、概ね了承されたので、この計画にて実施されることが承認されました。詳細については、実行委員会にて詰めることとしました。なお、記念旅行について採決がされ、扉温泉「明神館」に行くことが決定された。また、本日、TKK55周年懇親会でアトラクションを担当されるアンサンブル・ロゼ杉浦様が同席され、当日の演奏について説明されました。また、TKK55周年のキャッチフレーズとして『サイエンスに、ハピネスを。』を使用することが承認されました。会報などにも掲載し、TKK55周年事業成功の弾みにしていくこととしました。

(7)経営研究会について(伊丹)

4/13-14の日程について詳細日程が説明され、詳細も確認されました。

(8)会報編集委員会報告(高木)

現在、会報表紙写真の募集および、サイエンスコーナーについて執筆していただける方の紹介をお願いしています。

No.320 2008 春号

東海科学機器協会 2007年度第9回会報編集委員会議事録

日時 / 2008年1月17日 (木)15:00~16:30
場所 / 名古屋銀行協会4F第7会議室
出席者 / 高木編集委員長、小島編集委員、松本編集委員、吉田事務局


議題
(1)新年号(1/25発行予定)について

表紙:今回は、1/15開催したばかりの新春懇親会での鏡開きの写真を掲載。
これまでこの様子は、春号にて掲載していたが、タイムリーなものにしました。
役員挨拶:本年は十二支の始まりやオリンピックの年など、輝かしい話題が多いので新年号としては幸先のよいものになりそうです。
サイエンスコーナー:AEDという比較的聞いたことはあるが、どうしたらよいかわからないという話題なので会員の反応が楽しみです。
インフォメーション:ボウリング大会、55周年事業を掲載。
会員だより:会員だよりは、たいへん好評で原稿を依頼するとかなりの確立で原稿をいただけます。今回も、通常新年号は役員挨拶のみである場合が多いが、会員だよりを4件いただき充実したものになりました。

(2)春号(3/25発行予定)について

TKK新春懇親会での初夢賞、ボウリング大会、55周年のインフォメーションなどを予定。

No.320 2008 春号

東海科学機器協会 2007年度第10回会報編集委員会議事録

日時 / 2008年2月20日 (水)15:00~16:30
場所 / 名古屋銀行協会4F第7会議室
出席者 / 高木編集委員長、小島編集委員、松本編集委員、吉田事務局


議題
(1)春号(3/25発行予定)について

表紙写真は、春の花の題材を岡野理事長にお願いすることにしました。
TKK事業の記事としては、1/15新春懇親会レポート・初夢賞、2/8 TKKボウリング大会レポート、個人・団体の部優勝、準優勝者報告を予定。
会員だより:現在4社に打診中。
名古屋のグルメ:リレー方式で今回投稿予定の方へ再度お願いします。
二世会:7月に開催予定の創立30周年行事の内容が決定したら掲載。

(2)今後のサイエンスコーナーについて

サイエンスコーナー投稿の過去掲載状況の分析。高木委員長にTKK役員会にて他役員にも収集方法の協力を得るため現況報告を予定。テーマとしては、下記のようなことが現在考えらます。・食品の安全・リチウム電池・iPS細胞(再生医療)・ゴミの分別(中部大学:竹田教授)・新型インフルエンザなど。

(3)会報の使命を再確認

TKK総会決定のTKK行事の進捗および状況を報告する義務という側面とともに、科学機器の情報発信、さらに裾野を広げて会員企業社員までの存在感をめざすことを検討しました。

No.320 2008 春号

会員動向

◆代表者変更

・1月 タイテック(株)は、名古屋TC所長 辻 克哉様に交代されました。

・2/28 (株)チノーは、名古屋支店長 森山文隆様に交代されました。

・2/28 エスペック(株)は、部長 淵田健二様に交代されました。

・2/28 理科研(株)は、代表取締役 森川義雄様に交代されました(以前は、専務が担当されていました)。

・3月 日立キャピタル(株)中部ソリューション営業支店は、部長 佐藤泰弘様に交代されました。

◆住所等変更

・4/中 セントラル科学(株)古屋支店
〒461-0004 名古屋市東区葵3-15-31 住友生命千種第2ビル

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編集後記

■本年は年明け早々から株価が暴落し前途多難な幕開けでした。今なお、円高、株安は留まる気配もなく進行しています。平成20年度も厳しい年度になりそうですが、皆さんと知恵を出し合い乗り切りたいものです。さて、本号をもちまして平成20年度の全ての事業が終了いたします。会員の皆様にはTKKの各事業に絶大なるご協力をいただき誠にありがとうございました。20年度は当協会創立55周年となります。記念すべき年になりますよう新年度も皆様のご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。(H・T)


■先日開催された東海科学機器協会ボウリング大会は、1チーム4名×40チーム計160名もの方が参加され、大変な熱気に包まれる中、皆さん和気あいあい大いに盛り上がりました。私も楽しく参加させていただきましたが、大いに日頃の運動不足を痛感するハメに……。2月は非常に寒かった印象ですが、地球温暖化が大きな問題となっている昨今、冬は冬らしく寒いのが本来の姿だ!と納得しつつも、そろそろ暖かくなって欲しいなと考えてしまいます。春が訪れましたら花粉と格闘しながら花見を楽しみたいと考えてます。(M・M)


■暖冬といわれる中で雪の多い冬となりましたが、春号が出る頃はそろそろ桜も満開かと思われます。昨年秋からの食の安全が問われています。日本の自給率は先進国で最低といわれます。また、サブプライムと原油高騰による景気の低迷も当分続くかと思われます。春の到来に併せ明るい話題も舞ってもらいたいものです。(S・K)


■TKKもこの春の会報でH19年度の終了となります。次回は夏号(6/25発行予定)からが新年度の始まりです。今は暖冬といいながら少し小寒いですが、夏号の頃は暑い!と言っているのでしょうか?今年は2月に何度か雪も見られ、久しぶりに冬を楽しんだような気がします。(M・Y)