東海科学機器協会の会報

No.282 2000 7-9月号

TKKの理事長を退任して

オザワ科学(株) 津坂 武昌


1-12

 会員の皆様には益々ご健勝でご活躍の事とお慶び申し上げます。
 ご案内の通り、私は2000年5月16日の定時総会におきまして、理事長職を退任いたしました。
 振り返ってみますと、理事・副理事長・理事長として永年にわたり協会役員を大過なく務めさせて頂くことが出来ました。これもひとえに役員並びに会員の皆様の格別のご支援とお力添えの賜物と感謝をいたし、厚くお礼申し上げます。
 その間、隔年(現在は3年)毎の最新科学機器展をはじめ、協会創立の記念行事、定例の年度事業や連合会事業への参画、更には情報化時代に対応したTKKホームページの立ち上げ等、意義深い思い出が心をよぎり、感慨深いものがあります。
 昨今の業界展望につきしましては、誠に厳しい状況で推移しておりますが、一方ではIT産業を軸に繁忙を極め、研究開発や新技術の創造をはじめ、地球規模の環境との共生も課題となっておりますので、当業界にはフォローの風となり、明るい展望が開かれるものと期待するところであります。1-21
 TKKも新進気鋭の役員構成となりましたので、これを機に、岡野新理事長を中心に新しい時代の潮流に乗り、共存共栄を基本にした業界交流や地域情報の発信で、幅広くグローバル化にも対応した活動を進めて頂くことが重要であろうと思います。私もこれから業界の一員として努力を重ねて参る所存でございます。
 今後とも、何かとお世話になりますが、変わりませぬご教導を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
 最後になりましたが、TKKの一層の発展と会員各位の益々のご繁栄、ご健勝を祈念いたしまして、永年のお礼と理事長退任のご挨拶とさせて頂きます。
 永い間、誠にありがとうございました。           (2000年7月31日)

No.282 2000 7-9月号

TKK理事退任のご挨拶

東海八神(株) 間宮 収


2-12

 この度、若年務めさせて頂きました東海科学機器協会の役員を一身上の都合により退任させて頂く運びとなりました。
 退任にあたりまして、皆様方のご理解とご厚情に深く感謝申し上げます。
 在任中には、行事等々におきまして皆様方のご支援ご協力を賜りまして、誠にありがとうございました。紙面をお借りしまして厚くお礼申し上げます。
 今後は、一般会員として協会の活動に参加、支援をしていく所存です。
 前役員としまして、会員の皆様方に協会の運営と役員の方々の、日々の活動内容についてご理解とご協力を賜るために、僭越ながらこの機会をお借りして若干述べさせて頂きたいと思います。
 協会の全ての行事は、緻密な計画の策定から始まり、実行にいたるまでをそれぞれの担当役員の方々が、大変なご苦労をされ取り組んでおられます。色々な行事の中には、天候や景気に左右され、計画通りの行事が出来ない場合が多々あります。その中でも野球大会では、前夜から当日にかけて必ずといってよいほど、泣かされております。例年、大会が予定される9月には、台風と秋雨前線の影響で、準備万端を期した大会も延期や中止を余儀なくされることもあります。
 また、魚つり大会におきましても、満潮や休日等々の最良の日を設定し、日程をご連絡致しましても、自然には勝つことは出来ません。これもまた延期や中止を決定したこともありました。2-21
協会の最大のイベントである最新科学機器展においては、特に景気に影響されることが多く、出典予定会社の減少や来場予想人数の見当がつかず、大変困ったこともたびたびありました。そのため、協会にて単独開催が出来ないと判断した時には、他業界のご協力を得て開催を実施し、成功に導いてまいりました。
 今後の協会の行事等々も、岡野新理事長を中心に新役員の方々の活躍で、より一層の活発な運営を期待しております。
 どの行事も、会報にて行事予告と報告が掲載されていますので、より多くの会員会社の皆様方に、会員会社の親睦と業界の発展のため、積極的な参加とご支援を切にお願い致します。

No.282 2000 7-9月号

東海科学機器協会副理事長を拝命して

(株)ヤガミ 八 神  基


3-12

 当協会の第47回定時総会にて選出の役員間の互選により副理事長を仰せつかりました。 弊社は現在では所謂“科学機器”の取り扱いは少なく、その源流もしくは傍流あるいは隣接分野での事業を営んでおり、平生、大方の皆様とのおつき合いも薄い会社であります。 しかし“業界の垣根”は、益々低くなってきているのも一方の事実であります。
 金融業界にあっても、銀行業、信託銀行業、証券業、生保業、損保業などが混沌となり、個別企業の生き残りを賭けた業界の再編成が急ピッチで進行しています。
 日本科学機器団体連合会の現会長も、世界の中での今後の日本の当業界のあるべき姿を想定され、連合会組織の求心力を高めて“業界”の地位を強化し、国の立法府、行政府に対し、科学技術政策に関して堂々と発言ができる実力を備えようと考えておられるのではないかと拝察します。
 この“業界”もメーカーとディーラー、大企業と零細企業、ハイテク機器とローテク機器、生産管理用機器と学校用実験観察機器etc.と多岐・種々雑多な企業の集合体であり、業界団体として一つの方向、方針へ絞り切れない弱みを有しているのは実態ではありましょうが、その中でも纏め方、括り方を工夫すれば、全体のパワーをいわば串ざしのように一本化することも可能ではないかと愚考します。
 与えられた2年間を会員の皆様にとりまして“楽しくて、ためになるTKK ”作りを旨とし務めて参ります。宜しくお願いいたします。

No.282 2000 7-9月号

東海科学機器協会副理事長を拝命して

名古屋片山化学(株) 水 野 隆 二


4-11

 第47回の定時総会において、副理事長に選任され、その責任の重さを痛感すると共に、身の引き締まる思いをしております。
 さて、科学機器業界を取り巻く環境はますます規制緩和に代表されますグローバル化への方向へ推進しており、常に顧客と共に新しく創造される新技術と自己責任原則を問われる環境になってまいりました。こうした急激な環境の変化の中で、当協会も可能な限り会員各位への有益な情報の公開と、組織力の強化を当面の課題として取り組む所存でございます。
 そして、当協会は3年後に50周年を迎えます。多くの諸先輩方のご尽力の賜物として受け止め、現状の課題を種々解決し、さらに当協会が発展するように理事長をはじめ諸先輩方のご指導とご鞭撻のもと、微力ではありますが全力で務めてまいる所存でございます。よろしくお願い申し上げます。

No.282 2000 7-9月号

監事を拝命して

(株)三弘 伊 藤 政 弘


5-12

 この度、監事に就任いたしました株式会社三弘の伊藤でございます。
 『図らずもこの度……』という枕言葉がございますが、小生にとっては『晴天の霹靂』の科学機器協会の役員就任となってしまいました。
 還暦も過ぎてしまい、2、3年の間には若い人達にまかせて悠々自適の最後の人生を楽しもうと思っていた(そうはうまくいきませんか?)ところへの選挙結果でございました。 といいますのも、今の日本は、明治維新、昭和20年の終戦に次ぐ革命的な大変革のまっただ中にいるような気がします。
 会社も同業者協会も今までのような運営では必ず行き詰まってしまうような気がしてなりません。このような大事な時期に気力、体力ともに衰えていく者が今さら監事でもなかろうと思っている次第ですが……。
 この2年間だけは選ばれた者の責任として最大限の努力をさせて頂きたいと思います。

No.282 2000 7-9月号

役員に選出されて

(資)昭和理化 山 岸  晃


6-11

 皆様より向う2年の重責を拝し、気の引きしまる思いです。
 過日の総会にて新任の挨拶を述べさせていただきましたが、新しい世紀を前に今日まで多くの先達が私達の事業を構築したごとく、会員の方々、及び相談役、役員の方々と共に新しい協会創りに微力ながら応援できたらと願っております。
 皆様のご協力をお願い申し上げます。

No.282 2000 7-9月号

会報編集委員長を拝命して

オザワ科学(株) 小 澤  嚴


7-1
 
 6月のTKK役員会にて、会報編集委員長を拝命致しました。未熟者ではございますが、前岡野委員長と同様によろしくお願いいたします。  私は、この委員会に10年ぐらい前から入れていただき、編集業務のお手伝いをさせていただいております。記事が無い時の苦労や、インタビューの難しさ等、委員会の皆様と共に体験してきました。会報誌の位置付けも初めて知ることが出来ました。  わずかな経験しかありませんが、皆様のためになり楽しくなる協会情報誌として愛していただくように頑張る所存でございます。会員の皆様におかれましては、ご理解ご協力を賜りますようによろしくお願い申し上げます。皆様の投稿をいつも待っています。

No.282 2000 7-9月号

「ゲノム解析とは」

(株)島津製作所 分析マーケティング部  菊 野   茂  


 今年、6月26日は生命科学研究史上において記念すべき日となった。「人間の設計図」であるヒトゲノム(全遺伝情報)のドラフトシークエンス(おおまかな配列解析)が完了したのである。クリントン大統領はホワイトハウスで記念式典を開き、米バイオ企業のセレーラ・ジェノミックス社と日米欧の国際ヒトゲノムチームがほぼ解読作業を完了したと発表し、ブレア英首相も衛星回線を通じてこの会見に参加した。
 ゲノムは生命の基本情報であり、多くの病気の原因解明とも関係している。そのデーターは今後、画期的な新薬の開発や診断技術の開発に期待されており、21世紀の生命科学や医療、バイオ産業を飛躍させる「跳躍台」になるものと期待されている。
 ヒトゲノム計画は、人類を月に送り込んだ「アポロ計画」と比較される巨大科学プロジェクトであり、アポロ計画がコンピューターや新素材の開発に大きな波及効果をもたらしたように、ヒトゲノム計画も医療や医学に革命をもたらす事が期待されている。
 今回、日米欧の国際ヒトゲノム計画チームと並んで発表を行ったセレーラ・ジェノミックス社は30億個のDNAの99%以上を読み取ったと発表した。これは大量のDNAシークエンサーを使った物量作戦と国際計画チームが発表したデータの利用により、国際チームが10年かかった仕事をわずか9ヵ月で追い越してしまった。セレーラ社のベンター社長は10億ドル(約千億円)を投じて解読を行ったと発表を行った。これだけ短時間で解読が完了した背景には、セレーラ社が開発したショットガンシークエンシング法と呼ばれる新たな解析手法によるところが大いにあった。
 武田薬品や欧米の大手製薬企業ではセレーラ社のヒトゲノム情報の閲覧権を契約し、新規医薬品開発の大幅な効率化を図ろうとしている。
 今後さらに、体質による投薬計画即ちテーラーメード医療につながる、SNPs(1塩基多型)の解析が行われ、薬が効くグループと効かないグループの分類、肝臓に副作用が出るグループ、出ないグループの分類、疾病に直接関連する対立遺伝子のパターンの分類が行われようとしている。
 また、線虫、ショウジョウバエ、マウス、シロイヌナズナ、ゼブラフィッシュ、等、ヒト以外の生物種のゲノム解析も活発に行われ、それらの生物種の遺伝子機能を壊したり、付加する事により遺伝子の機能を解析し、その遺伝子の配列とヒト遺伝子の配列の相同性を比較することにヒト遺伝子の機能を推定する比較ゲノム学も行われている。
 今後、DNAそのものを研究するジェノミックス、転写因子であるmRNAを研究するトランスクリプトーム、最終的な産物であるタンパクの研究を行うプロテオームさらにコンピューターを使った細胞内の化学反応等を研究するin silico bio technologyの研究がますます加速されてくるものと考えられ、あらたな生命機能の解明が期待される。

No.282 2000 7-9月号

2000年5月 津坂理事長退任に贈る歌/印象記

9-11



 会報の編集に携わり早10数年。正直ここまで続けられたのも歴代理事長様、事務局長様、またずっとやってきました編集委員諸氏のお陰であると感謝しております。
 年に5回発行が最近は定着しましたが、年に何回発行も、予算や記事の有無で異なっていました。特に記事の有無は大変な問題でした。過去数年前の小生が書きしたためたものを掲載したこともあります。記事がなければ委員が会報誌を埋めたこともありました。他地区協会、大阪、東京との交流もしました。それが互いに記事となりました。東京から皆様へ「科学機器」という雑誌が送られてきますが、そこへの記事依頼が協会にあります。そこへ掲載するなら会報誌の方へ、とお願いもしました。唯一この会報誌が等しく皆様へ発信する協会情報のため、内容につきましては正確、公平等が要求されます。この趣旨に沿い、内容の充実を図ってはきました。ある年、編集委員自ら記事を取りに行こうと、「研究所めぐり」いう企画を作りましたが、相手が国家機関の場合、その取材をするにも大変な苦労もありました。
 新しい試みとしては、協会のホームページの公開があります。もちろん会報誌をこれに貼り付けることをしているのも当協会だけです。もともと協会のHPの更改は極めて難しく、会報誌を貼り付けることで、年5回は更改できます。これからは、このHPの充実も編集委員の大切な仕事の一つでしょう。
 幸い新委員長は、編集委員をずっとお務めになっておられますオザワ科学の小澤理事、またもう一人の委員に八神副理事(東海八神の間宮社長様が理事退任により)にお願いし快くお引き受けしていただきました。新しく装丁も変えました。今後の会報誌へのご理解とご投稿を切にお願いし、小澤新編集長にバトンタッチいたします。長い間ありがとうございました。

No.282 2000 7-9月号

八神順一氏 自叙伝『天命に就く』を発刊

10-12
当東海科学機器協会の元会長(1964~1984)で現相談役の八神順一氏が、この程自叙伝『天命に就く』を発刊されました。皆様ご存知の通り、同氏は現在㈱ヤガミの取締役会長をお勤めですが、若い頃文学にあこがれ作家を夢見られたそうです。家業を継がねばならぬ宿命から昭和22年、八神理化器製作所を設立されて現在のヤガミに至っております。10-2書くことが好きだったことから自叙伝として今迄の人生をまとめられました。出版は中日出版社でA5判375ページの大作です。ご希望の方には謹呈いたしますので事務局迄ご連絡下さい。
                  (TKK会報編集委員長)



表紙写真大募集!


“会員の皆様の『懸け橋』作りを願って”

 今号より表紙写真として『東海地区の橋』シリーズをスタートさせました。これを機に、会員の皆様から掲載写真のご投稿を広く募集します。皆様の地域にある『橋』をこの会報の表紙に飾ってみてはいかがですか?


投稿先:東海科学機器協会事務局
〒454‐0036
名古屋市中川区ニ女子町7‐52 名古屋科学機器(株)内
TEL:052(353)6621 FAX:052(353)6999
E-mail:info@sia-tokai.gr.jp


※プリント版(ポラロイド・使い捨て可)もしくはデジタル画像でお願いします。
※掲載後、薄謝を進呈します。

会員だより

■社名変更
東海八神(株)は、12.9.21より(株)マイセックに社名変更されました。

■代表者変更
<アドバンテック東洋(株)>
浜名 憲様より、木戸 孝様に交代されました。
<島津理化器械(株)>
出口雅資様より、川岸貴英様に交代されました。

■退  会
(株)池山器械店は、12.8.10 退会されました。
晃栄産業(株)は、12.8.31 退会されました。

No.282 2000 7-9月号

2000年度 第4回 役員会議事録

日 時●2000年7月18日(火)14:30~ 16:30
場 所●名古屋中小企業振興会館(吹上)
出席者●岡野理事長、八神副理事長、水野副理事長、竹田理事、後藤理事、木下理事、前田理事、各務理事、西村理事、伊丹理事、細居理事、小澤理事、安達監事、伊藤監事、山岸監事  事務局:吉田、犬飼

■議 事
(1)津坂前理事長、間宮、浅野前理事への感謝状贈呈の件(岡野)
  6/25(日)贈呈等完了しました。
(2)TKKゴルフ大会について(伊丹)
  10/21(土)春日井C.C実施予定。 
(3)TKK釣り大会について(山岸)
  9/3(日)豊浜にて実施予定。
(4)TKK野球大会について(後藤)
  9/23(土)、10/7(土)各2球場予定、予備日10/9(休日)、10/14(土)各1球場。
(5)秋の旅行について(各務)
  11/18(土)~11/19(日)大王わさび農場・安曇野ワイナリー見学(山田温泉 泊)予定
  今後、実施方法検討。会員が、企画から参加する方が意味があるのではないか。
(6)東海科学機器協会銀行口座について(水野)
  事務都合上、平成13年3月まで口座名義は、変更せず運用しますのでご了承ください。
(7)その他(岡野)
  緊急連絡網のお願い等

慶弔連絡に利用することが多いですが、役員様あての場合は、役員までとし会員様とした場合は、担当役員様は、連絡網に従いすべての会員様までご連絡ください。


No.282 2000 7-9月号

日本科学機器団体連合会 創立55周年式典について

岡野 忠弘(東海科学機器協会理事長)


12-11
戦後復興まもない昭和20年12月(1954)、会員数46社の「日本化学機器協会」創立から55年。日本科学機器団体連合会の創立記念式典が東京「ホテルインターコンチネンタル東京ベイ」で、去る6月16日(金)に行われました。
東海科学機器協会もこの行事に参加するため、八神相談役(代理)、伊丹相談役、津坂相談役、岡野が出席。総勢300名有余の各地区代表者、官庁等、東京科学機器協会会員(有志)がその伝統と今後を改めて確認しました。物故者への黙祷、通産大臣表彰、通産省機械産業局長表彰も行われました。なお、会長感謝状を八神相談役、津坂相談役が受けられました。詳しいレポートは「科学機器」に報告されています。
なお、この記念事業の一環として55周年年史が11月ごろ発行されます。(津坂相談役、岡野はこの年史の編集委員です)
ますます国際化、IT革命が進む中、各地協会活動をまとめる上で、大変重要な式典と位置付けられるでしょう。

No.282 2000 7-9月号

2000年度 第3回TKK会報編集委員会議事録

日 時●2000年7月18日(火)17:00~18:00 (延長会)18:00~19:00
場 所●オザワ科学㈱会議室
出席者●小澤 巖(オザワ科学)、八神 基(ヤガミ)、岡野忠弘(名古屋科学機器)、犬飼信義(オザワ科学)、大伴義孝(ヤガミ)、佐藤順子(オザワ科学)、吉田 実(名古屋科学機器)

■議 事
(1)TKK実行委員変更について
  年5回発行の型もできたが、小澤委員長のもと、一層充実したものにしていきたい。
(2)7・8・9月号について
*表紙の写真
 名古屋の橋シリーズで行う。第1回目は、納屋橋とし八神 基氏にお願いする。
*構成
 役員会議事録、二世会、津坂・間宮氏大任記、広報編集委員長印象記(岡野)、八神順一氏の自叙伝について(大伴)、行事案内、サイエンスコーナー(ゲノム、燃料電池)、かきゃ~あんたも(八神、水野)、新監事挨拶(伊藤、山岸)など。表紙写真について会員へ募集記事を出したい(会員の懸け橋になりたい)。
(3)その他 
  4・5・6月号について完成しました。HPに掲載などの段取りをする。

No.282 2000 7-9月号

2000年度 第4回TKK会報編集委員会議事録

日 時●平成12年8月23日(水)16:00~19:00
場 所●コンパル会議室
出席者●小澤巖(オザワ科学)、岡野忠弘(名古屋科学機器)、大藤晋(島津)、大判義孝(ヤガミ)、犬飼信義(オザワ科学)、吉田実(名古屋科学機器)

■議 事
(1)7、8、9月号会報誌について(別添のように原稿依頼をしています。9/30発行予定)
  野球大会・つり大会は、募集中です。
日本科学団体連合会記事については、岡野理事長にて作成。二世会の記事1Pにて旅行の案内、会員の代表者変更の記事、協会誌を作り変える
(2)HPの変更完了しています

東海科学機器協会 会員各位

9月11日の東海地方の豪雨により、河川の増水等で想像をはるかに越える被害の報告が聞こえてきます。貴社の損害状況は、いかがでごさいましょうか。
ニュース、新聞などの浸水家屋の映像を見て、皆様のご無事と、貴社の被害が軽微であることをお祈り申し上げずにおれません。
まずはとり急ぎ、お見舞いを申し上げます。

平成12年9月18日
東海科学機器協会 理事長 岡野忠弘

No.282 2000 7-9月号

JET7月定例研究会

日 時●2000年7月27日(木) 18:30~20:30
場 所●コンパル御器所店 会議室
講 師●愛知県心身障害者コロニー 平野千晶先生
演 題●職場でのメンタルケアー

15-11
 本年度の定時総会後、最初の研究会を開催しました。
最初に、中野会長より5月26日九若会主催のYES交流会、および6月16日全日本科学機器連合会創立55周年記念式典への出席報告がありました。
また7月22日にはJET会員の青山さんの結婚披露が四日市都ホテルにて業界より多数出席され、盛大に行われました報告もありました。
恒例の9月度例会・親睦旅行は9月30日~10月1日に行いますので、多数出席されますことを依頼されました。
今回は参与の中村さんが出席され、名古屋理化学硝子工業協同組合の現状と将来についての話題を提供していただきました。
種々の連絡事項を終え、7月の定例研究会に入りました。
今回は、精神科医師であります愛知県心身障害者コロニーに勤務されている平野千晶先生をお招きし、「職場でのメンタルケアー」の演題のもと、中高年からのうつ病の危険についての講演をしていただきました。15-21
うつ病は、若年齢層から高年齢層まで現代社会において非常に増えている病気であり、だれしも内面に抱えているものである。
うつ病になりやすい性格(病前性格)として①まじめ②几帳面③責任感が強い④他者配慮性⑤自責傾向⑥新しい環境への適応が不器用⑦抱え込みやすい性格があり、中年・初老期いわゆる中間管理職の年齢で自分のこと以外で苦労することがあげられる。
典型的な経過として、①環境の変化(新しい責任感、今までの努力のパターンでは通用しなくなる)②過剰適応(無理に頑張る)③疲労(空回り)④発症(焦燥感と抑制で判断がつかなくなる)⑤ますます抱え込んで悪循環⑥日内変動で自責的に⑦些細なきっかけで絶望感(家族とのトラブル、仕事の失敗、飲酒問題)⑧ 希死念慮、自殺企図となります。何事も早期治療が必要です。大半の人は内科医の検診に頼ることが多いと思われますが、精神科の門をノックする勇気も必要ではないでしょうか。
(当番監事:伊丹、木下)

No.282 2000 7-9月号

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No.282 2000 7-9月号

編集後記

●異常に暑くて雨の少ない今年の夏。ようやく暑さだけは終わりを告げ、めっきり朝晩涼しくなってきた。しかし雨は降らないですね。こんな時、いつも決まって集中豪雨になる。多発する地震で地層がずれている所に大雨では、何か恐い思いです。人災と言われないように、科学の力で何とかならないだろうか?協会行事の野球大会も大雨で中止になった事もある。係りの人は大変だ。朝早くからグランドの調子を見て決断を下せねばならない。そして連絡。全く憎たらしい雨ですね。だけど今は一雨欲しい。勝手な事だこと。(I.0)


●会員の皆様の“懸け橋”となることをめざし、今回より表紙写真が“橋”シリーズに変わりました。これを機に、表紙写真のご投稿を広く受けたいと思います。フリーコーナー「かきゃ~あんたも」同様、皆様からたくさんのご応募をお待ちしております。(Y.O)


●原稿をいろんな方にお願いしているうちに、締切りとなりました。実際には、前事務局長の犬飼さんのご指示に従っているだけですが、ご苦労がよくわかります。また、各役員様も大変お忙しい中を協会のために時間を割いて、協会行事の成功のために奔走しておられます。こんな地味な活動がいつかは花開くと信じて、私も新米事務局長を勤めさせていただきます。(M.Y)


●海釣りがおもしろくて、時々出かけます。最近は渥美半島の赤羽根あたりをホームグランドにしており、投げ釣りや、さびきや、前打ちなどいろいろ試しています。仲間と行くのもいいと思うのですが、なぜか、一人で行って楽しんでいます。自然の中で、一人で過ごす時間がいいんだな。(S.O)


会報編集委員

委員長   小澤 厳 :オザワ科学
副委員長  八神 基:ヤガミ
委  員  大藤 晋:島津製作所
委  員  大伴義孝:ヤガミ
事務局   吉田 実:名古屋科学機器