東海科学機器協会の会報

No.283 2000 10-12月号

[ TKKハゼ釣り大会 ] 今年はキスの部を新設!

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太公望にとって待ちに待ったハゼ釣り大会が9月3日(日)、知多半島の美浜町内海港を拠点に行われました。風がやや強かったものの天候にも恵まれ、参加者は思い思いのポイントでめざす魚を狙って腕を奮いました。
 毎年、私も家族を連れて参加させていただいておりましたが、今年は少々状況が違います。新役員に推挙されての初仕事、準備の要領を実行委員の先輩よりお聞きして当日に備えました。子供と一緒に寸暇を惜しみ、竿を投げてみましたところ可愛いキスが立て続けにかかりました。こうなりますと、欲が出てくるのが人情。めざすはなにです。役職も忘れ踏ん張って遠くへ投げたところ、グーンと大きな引き!18センチのキスが釣れました。しかし世の中、それ程うまくはいきません。あたりもピタリと止んで、参加の方の状況を見つつ彷徨の旅です。
 当日は風がやや強く、皆さんも苦心されていたようですが、検量の時が来るや、やはり上には上があるものです。時期的に少々早いハゼの部も、じっくり腰を据えて釣っておられた方へ栄えある座が待っていました。今回は釣り場所を考慮して特別にキスの部を設けましたが大好評で、協会委員、実行委員ともども安堵いたしました。また釣り場の設定には実行委員の社員の方の勧めで、楽しく安心して釣ることが出来るところを教えていただき、無事に終えましたことを感謝いたします。釣果は、別項の通りです。
 追伸として私事で大変恐縮ですか、大会解散後、足らぬ欲望を解消とばかり再度、釣りをいたしましたが、あの返しの強いキス針が内足に刺さり抜けなくなってしまいました。そのまま名古屋へ帰り、日赤病院で釣り針とは違う針を受けるとは思ってもいませんでした。油断をして午後は短パンをはいたのが間違いでした。皆様もアウトドアは万全の服装で安全第一を心がけてください。つまらぬ落ちをつけて申し訳ありません。
(記 新米実行委員長)

No.283 2000 10-12月号

[ TKKハゼ釣り大会 ] ご隠居ハゼ様、ありがとう。

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ご隠居ハゼ様、ありがとう。
(株)中央理化器製作所 後藤暁子


今年もいつもよりガンバッテ早起きして、内海の海岸にかけつけました。息子に仕掛けをセットしてもらい、悪戦苦闘してゴカイのエサをつけ、片手にサオを片方で朝食用のパンをぱくつきながら、こまめに場所を移動しつつ釣りを続けました。当日は風が強く仕掛けがよくからまり、ほどくのに大変でした。
 そうこうして場所を変わっているうちに、ある釣り舟のカゲにちょいと落としてみますと、いきなりグイグイとあたりがきて、あわててあわせてみると、なんと大きなハゼではありませんか。昨年の居残りご隠居ハゼか、思わず嬉しさに微笑みました。これが計量でトップとの事。運が良かったです。あまり数は釣れませんでしたが、たまには息子娘と一緒におにぎりをほうばりながら、小さなレクリエーションも良いものだなと思いました。
 毎年TKK釣り大会に参加させていただいていますが、1位は初めてです。お世話をしていただきます方々、本当にありがとうございました。時には底に引っかかり、服に引っかかり、手に引っかかり、エサつけに格闘しながら、今年も楽しい思い出のアルバムが1ページ増えました。
“ハゼ釣りに 楽しむ家族 いとおしむ”

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No.283 2000 10-12月号

[ TKKハゼ釣り大会 ] キスねらい えさ取り名人 カワハギあらわる

(株)テクノ西村 嵐 順一


今回この釣り大会に参加させていただくにあたって、役員の方より「今までずっと豊浜で開催してきたが最近釣果が低いので、どこか駐車場があってトイレが近くにあり、家族連れでも安全に釣れる場所がないか」と相談を受けました。それならということで、ここ2、3年夏のキス釣りを中心にまずまずの釣果の実績がある内海を紹介させていただきました。その後、内海で開催するとの連絡があり喜んで参加させていただきました。3-13
 当日の天候は、曇り時々晴れとまずまずの天候でしたが、北西の風が強く釣り場を決めるにあたって、追い風になる内海川左岸堤防に釣り座を構え、釣り始めました。投げ竿で風に乗せて投げると強風のせいもあって、いつもより遠くへ飛ばすことができました。さびいてくると突然ゴンというはっきりしたあたりがあり、巻き上げてみると20センチほどのキスでした。このサイズはここではよいサイズであり、すぐに餌をつけなおしてさぐりましたが、後が続きません。餌取りのゼンメダイまじりで小型のキスが数匹しか釣れず、そのうち餌ばかり取られてなにも釣れなくなってしまいました。針だけ残してきれいに取っていくやり方から考えると季節柄、秋になると釣れはじめるカワハギのせいではないかと思い、投げ込んた後、時々、空合わせをしてみると手ごたえがあり、上げてみるとやはり手のひらサイズのカワハギでした。その後ももう一匹、同サイズが釣れ、カワハギねらいにしようかと思ったのですが、後が続かず時間もあまりなくなってきました。あたりもあまりなくなってきて、そろそろ止めようかと思っていたところ、二匹目の20センチ弱が釣れ、その後17センチを追加して納竿しました。
 キスは今までここで釣りをしていたなかでも大きい方だったので、一位が取れるかもしれないと思っていたのですが、他魚の部に出したカワハギは、決して大きいサイズではなく、キス以外に出すものがなく出したものでした。
 最後に、内海のポイント図を示しておきますので、今後の参考にして下さい。

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No.283 2000 10-12月号

熱戦激闘が展開された 第39回TKK野球大会

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 昨年度実行委員長でありました伊丹理事から、「私がやっていると雨ばっかりで流れてしまう雨男なので、ぜひ替わってほしい」という事で、今年度小生に白羽の矢が突きささりましたが、やはり初日予定の9月23日は雨で順延となりました。誰が実行委員長をやっても所詮、台風シーズン9月に予定する事自体が無理ではないかな。
 ところで、幸いにも10月7日、10月14日と2日間とも好天に恵まれ12チームの参加のもとに熱戦激闘が展開され、ケガもなく優勝、準優勝へと勝利をめざして好ゲームが行われました。チームプレーとして、やはりまとまりのあるメンバーが強いなと感じました。ちょっと残念でしたのは、昨年と比べてホームラン数(昨年20本、今年4本)が少なかった事。それだけピッチャーが良かったのかな?いずれにしても、2000年度の協会行事の一コマが無事終了して、準備等で忙しかった少し前を思い出しています。初めての実行委員長として不手際もあったと思いますが、お許し下さい。ありがとうございました。

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 3連覇から4年ぶりの優勝。
 以前は、優勝したくて必死でしたが、今回は、当社でも優勝できたの?と思うほど何かツキ以上のものを感じさせられました。それは、日程も含めて感じ取れました。当社においてもそうですが、この時期各所で行事が開催され参加せざるをえないことが多々重なり、参加メンバーが集まらず苦労されたのではと思います。
 案の定、初戦の対名古屋医理科では昨年(決勝で大敗)とは、メンバーが大きく変わっていた気がし、また、主審が非常に厳しく弱輩チームの当社に味方してくれました。準決勝、決勝では、グランドが狭くてバックネットが近くパスボールが少なかったり、ここぞのタイミングでタイムリーエラーをしてもらった事など、すべて良い方向に進んだ気がします。何より10年参加させていただいて初めて社長が見に来られた事が、士気をも高めたのではと思っています。来年も当然参加させていただきたいが、せめて10人(3戦とも9人)以上を集め、私は、ベンチで応援に回りたいと思っています。

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 すばらしい天気のもと第39回TKK野球大会が開催されました。
 私達、理科研(株)野球部も、ここ数年若手社員の野球離れもあり低迷しておりました。 今大会も社員に参加を呼び掛け、ようやく参加にこぎつけた次第です。今回は、日々の仕事から解放され団体スポーツの楽しみを少しでも感じてもらえればありがたいと思い参加いたしましたが、思いもよらず数年ぶりの準優勝をさせていただきました。
 特に好ゲームが続いた事もあり一投一打に一喜一憂し、また、他社さんの野球に対する取り組み姿勢も拝見でき、若手社員には良い刺激になったようで“来年こそは……”との声が上がっていました。これからも仕事と遊びの切換えと、めり張りをつける事の大切さを教えながら野球部を続けていき、今後の大会にも参加させていただきたいと考えております。
 最後に、今大会の運営に御尽力いただきました実行委員の皆様には、心より御礼申し上げます。

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No.283 2000 10-12月号

[ 第22回TKKゴルフ大会 ] レポート

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第22回TKKゴルフ大会レポート
ゴルフ大会実行委員長 寿工業(株) 伊丹惣三


恒例の「TKKゴルフ大会」は好天に恵まれ、10月21日(土)春日井カントリークラブ西コースにおいて開催されました。昨年よりも1名多く32名の参加があり、その内の女性が1名多く3名でした。開会に先立ち、協会を代表して水野副理事長の挨拶があり、実行委員のルール説明の後早速スタートしました。
 コースコンディションは素晴らしく、ローカルルール通りノータッチでプレーしましたが、コースレートが高いにも拘らず、毎度のことながら上手な人はやはり好スコアで上がられました。また、No17ホールでは赤マーク(156ヤード)からクリーク(5番ウッド)で打ったボールがあわやホールインワンかと思われましたが、わずか20センチオーバーで楽々のバーディは特筆物でした。どなたか、ですって?最近メキメキ腕を上げられて、ご主人((株)イリエの竹田政夫社長)をおびやかす程になった竹田ひとみさんでした。
 プレー終了後のパーティでゴルフ大会実行委員長から「一般的に1ラウンドでは18ホールあります。その内パー3のホールは4ヶ所、パー5のホールも4ヶ所に対してパー4のホールは10ヶ所もあります。ダブルペリア方式では隠しホールが12ヶ所ありますが、パー3、パー5のホールとも各々2ヶ所、50%に対してパー4のホールは8ヶ所、すなわち80%もあります。したがってパー4のホールで少々たくさん叩いてもショートホールやロングホールではパーかボギーで納まればハンディが多くもらえるので上位入賞の確率が高い」という解説がありました。「そんなことならスタート前に聞かせてほしかったのに」と残念がる声が聞こえました。
 成績はダブルペリア方式により下記の通りで、優勝は堀場製作所の多聞講一さんでした。競技規則では、同ネットの場合は年長者を上位とすることになっておりますが、水野副理事長がご遠慮されて、優勝を多聞さんにお譲りくださいました。お心遣いありがとうございます。
 豪華な賞品の授与と団らんのうちに一本締めでお開きとなりました。

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No.283 2000 10-12月号

[ 第22回TKKゴルフ大会 ] 歴史あるゴルフ大会の 優勝に喜んでいます

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この度は歴史あるTKKゴルフ大会で優勝させていただき誠にありがとうございます。  水野副理事長の開会挨拶で始まった今大会も、前日の雨模様の天候で心配されておりましたが、会員皆様の日頃の行いでしょうか、朝から好天に恵まれました。恵まれたのはどうやら天候だけでなく、私のゴルフも非常に恵まれたものになったようです。
 会場は次週の「日本シニアオープン」を控えた由緒ある春日井カントリークラブ。メンバーの方々(水野さん、中根さん、中野さん)には眼に見えないオーラをいただき~時には褒められ、時には励まされながら~のんびりとゆっくりとプレーしたのが勝因だったのでしょうか。今思いますと「あのパットが」「あんなショットを」と数々のミスも思い出されますが、素直に優勝を喜び、今後の大会の益々のご繁栄をお祈りしたいと思います。

No.283 2000 10-12月号

[ 第22回TKKゴルフ大会 ] 運も実力のうち?! 楽しいラウンドできました

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 素晴らしい晴天の中、平成12年度のTKKゴルフ大会がスタートいたしました。今回は、昭和39年に開場しました名門、春日井カントリークラブでの開催となり、35年を経過したコースロケーションとまだまだ未熟なゴルフプレーを十分楽しませていただきました。
 プレー内容は、コースが全体に広く珍しくO・Bもなく、O・Bだと思ったら隣のコースのフェアウエーをキープといった具合でツキもあり、スコアメークに苦しんだホールでのペリアの隠しホールとなり、幸運にも2位に入賞することができました。
 今回同伴していただきました(株)中野・中野氏、(株)東京理科器械・中根氏、(株)堀場製作所・多聞氏とたいへん楽しくラウンドできましたことにお礼を申し上げ、本大会をお世話いただきましたTKKの実行委員会の方々には何かとお骨折りいただき、本当にご苦労様でございました。東海科学機器協会の会員皆様のご健康と今後の益々のご発展を心からお祈り申し上げます。

No.283 2000 10-12月号

TKK秋の懇親旅行会 レポート

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日時:2000年11月18日(土)~19日(日)
宿泊:山田温泉・藤井荘 鳳山亭
参加:34社38名

 雲ひとつない快晴のなか、バスは名古屋テレビ塔横駐車場を定刻の8時30分に出発した。今回は34社38名の会員の参加で、昨年より9名多く、「やあ、お久し振り」と交わす挨拶がとても明るく賑やかで、楽しい旅の始まりを感じさせてくれる。
 各務実行委員長より「大勢の皆さんのご参加ありがとうございます。この機会に会員同志の懇親を深めて下さい」との挨拶があり、東急観光の日比野さんから旅程の説明を受けつつ、東片端IC(名古屋高速)に入り、勝川IC(東名阪)を出て19号線経由で春日井IC(中央道)に入った。
 数度の途中休憩を取り、豊科IC(長野自動車道)を出てドライブイン穂高に到着した時は12時を過ぎていた。馬刺の皿もある豪華な料理に舌鼓を打ったが、「馬刺はダメ」という人が他に人に勧めるというシーンが見られた。
 次に訪ねたのが、信州三年味噌の石井味噌店。主に信州産の大豆と国産米、自然塩を原料にして、昔ながらの天然醸造法によりじっくり熟成させ、二寒二土用を越した三年味噌が入っているという大きな木樽の傍らで説明を聴く。隣室に移って、薄味の上品な香りの三年味噌汁のサービスにお袋の味を思い出す。通信販売しかやっていないというので、ここで買求める人、発送依頼をする人などのお陰で、結構な売上げがあった模様である。 
 松本IC(長野自動車道)から北上して上信越自動車道の須坂長野ICを出る。このあたりから両側の山の紅葉は見事に錦絵のムードを醸し出している。
 今日の宿、山田温泉藤井荘に着いたのは16時頃。玄関を入ると吹抜きの向こうで琴の演奏に迎えられ、抹茶を一服いただいて各自、部屋へ入る。さすが由緒ある旅館だけあって、豪華なうえに上品で、従業員のマナーや心遣いがとても行き届いていて、いい気分にさせてくれる。温泉はナトリウム・カルシウム・塩素泉との由で、大きな浴槽で旅の疲れを癒す。
 午後6時に大広間に集合。全員が自己紹介のあと、岡野理事長の挨拶、山田社長(中央理化)の音頭で乾杯し、賑やかな宴会の始まり。5人のコンパニオンや仲居さんのサービスに皆さんホロ酔い気分になり、カラオケが始まると最高に盛り上がる。
 楽しい2時間の宴も八神副理事長の中じめでお開きとなり、各自の部屋に戻って皆さん心地良い眠りについたことでした。

8-21



宴会後の初雪に大感激
(株)三弘 伊藤政弘


 TKK秋の恒例事業懇親旅行会が、久し振りの晴天の中、挙行されました。
 8時前から徐々に会員の方々が集まりはじまりました。参加者も昨年より約10名程多く、今回の旅行会の人気の高さを感じさせられます。名旅館『藤井荘』か、小布施観光かなと、つい考える程の熱気を乗せてTV塔を後にしました。途中昼食をし、石井味噌店で温かい味噌汁をいただき、一刻も早く藤井荘へとの気のはやりか予定より早く到着。バスの疲れをロビーで抹茶の接待を受けながらいやし早速、宴会の前に温泉に直行。身も心も軽くなったところで、宴会場の岡野理事長挨拶もそこそこに、中央理化の山田社長の乾杯で宴会の始まり始まり。渡辺商行の平河内さん、東洋計量器の内藤さんの好リードでカラオケ大会も盛り上がり、あちこちで輪が出来て、大いに懇親を深めていました。ふと外を見ると雪が楽しく降っており、これには皆、大感激の初雪でした。



燃える秋・小布施・藤井荘
(株)イリエ 竹田ひとみ


8-31

 株式会社愛知電子の奥様に“藤井荘はとってもいい所なのよ。一緒に行きましょうよ”と誘っていただき、今回初めてTKK懇親旅行に参加させていただきました。
 藤井荘に着き、宴会が始まるころから、雪が舞っていたので、もしかしたら雪が積もっているのかと少し期待をしながら朝、露天風呂にはいったら、少しだけ粉砂糖をふりかけたような雪景色でした。
 お天気もよくとっても素敵な藤井荘をあとにして、次の目的地は小京都と呼ばれている小布施です。窓の両側に少し白くなった山並みと紅葉を堪能しながら小布施ワイナリーに着きました。お酒のことをいろいろと説明していただき、驚いたことがありました。伊丹さんも帰りのバスの中で話されましたが、焼酎とウイスキーは兄弟だということです。蒸留した焼酎を一年以上樽の中でねかせるとウイスキーになるのだそうです。白色から褐色に変わるのです。
 もうひとつびっくりしたのは、輸入品しかないと思っていたアイスワインを小布施ワイナリーで造っていることです。輸入のアイスワインは自然に凍ったぶどうで造るそうですが、小布施ワイナリーではぶどうを干して造っているそうです。
 次は小京都と呼ばれている小布施の町の散策です。北信濃きっての文化人高井鴻山を生み出し、北斎や一茶が訪れた文化の町。白壁と屋根瓦の美しい町並み、特産の栗を使ったお菓子に舌鼓をうちながら秋晴れのなか散策を楽しんできました。
 お天気に恵まれ、信濃路の燃える秋を堪能し、会員の皆様方によくしていただき、参加させていただいてとってもよかったと思っております。ありがとうございました。

八神副理事長より、2日目の寒い朝に一句いただきました。
 信濃路の 細め初雪 振り浴びて 夜寒に清し 残り紅葉木
岡野理事長も五行歌を作られていました。
 ぬれ縁に 初雪 脚の裏に ひやり もう冬の感触

No.283 2000 10-12月号

京都協会40周年に参加して

東海科学機器協会理事長 岡野忠弘


9-12 京都協会40周年の前夜祭が丸山公園「左阿彌」で、全国の理事役員が集まり協会のお祝いを申し上げた。堀場理事長の挨拶、めでたい宮川町の舞妓、芸者衆が「鶴亀」を舞い、2時間の楽しい懇親会であった。今年の京都は例年に比べて紅葉が遅く、11月末ごろのようである。高台寺は夜間のライトアップもあり、楽しい懇親会であった。9-2 翌日「みやこめっせ」で科学技術庁と協賛で京都協会の皆様がお手伝いされ、「青少年のための科学の祭典」が行われ、1万人の学生や生徒が手作りの科学に親しんだ。堀場理事長も理科離れを食い止めなければこれからの日本は大変なことになる、との危機感を述べられ、本展示会と協賛されることになった。科学機器団体連合会の入江会長も、科学立国日本の将来のため是非この展示会を成功させて欲しいとのご挨拶があった。

No.283 2000 10-12月号

八神順一様出版記念パーティ大盛況

東海科学機器協会理事長 岡野忠弘


10-13

 八神順一氏が「天命に就く」著作を出版され、その記念祝賀パーティが11月11日、名古屋観光ホテルで行われ、発起人の一人として出席させていただいた。
 140有余の方々が出席され、お祝いをした。83歳になられた今でもお元気のご様子。社団法人日本理科教育振興協会会長の長澤様のご挨拶、お孫さんからの花束、楽しいシャンソン……。あっという間のパーティでした。

10-2

No.283 2000 10-12月号

10月より前田氏からバトンタッチ

(株)島津製作所  柿坂嘉則


11-11 就任以来あっという間に一ヶ月半が経過してしまいました。
 伝統あるTKKの役員を前田氏の後任ということで引き継がさせていただきしましたが、どのようにして皆様のお役に立つことができるか白紙の状態です。私自身、会社に入社以来、航空機器事業部一筋で歩んできたため科学機器業界のことはいままで横で話を聞いていた程度の知識で、毎日が勉強の連続。歴史、常識、言葉などから学習していかなければならない状況です。
 科学技術の発展で社会に貢献するというのが弊社の社是ですが、基礎研究からProductionまで、すなわち実験機材から生産機材まで製品を通じてわれわれの業界が社会のお役に立つことが根本的な使命であり、協会としてどのように係わっていくのかじっくり考え、実行提案を行っていきたいと考えております。
 協会としていろいろな行事を企画・実行されておりますが、21世紀にむけた双方向の情報基地としての役割も大事な仕事ではないかと思っています。いま世界は大きく、またダイナミックに動いております。われわれの活動が世界の一員としての役割を担うことができれば、もっともっと有意義な協会活動になるであろうと夢見ている次第です。
 日ごろ皆様が感じておられることなどをどしどしお教えいただきたく存じます。宜しくご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

11-2

No.283 2000 10-12月号

JET懇親ゴルフ会

JET会長(株)中野 中野良昭


日 時 2000年9月30日(土)~10月1日(日)
ゴルフ 鈴鹿カントリークラブ
懇親会 オテル・ド・マロニエ湯の山温泉

12-12

 今回は出席者が6名とJET懇親ゴルフ会が始まって以来、最低の出席率になってしまいました。直前のキャンセルなど、いろいろと最悪の条件が重なったとはいえ、今回の幹事の責任として深く反省をするとともに、次回への糧と考えたいと思います。
 さて、ゴルフコンペの方はあいにくの雨がスタートの時に降り始めてしまい、どうなるかと心配でしたが、何とか午後のハーフは曇りで無事終わることができました。今回のゴルフは5人乗りカートでしかもキャディさん付きという大変贅沢な設定にしました。そのため、雨でもさほど疲労はしませんでしたが、ゴルフの内容では皆さん苦労されたようです。グリーンは雨でやや重たく、しかも芽が強く非常に難しい状態でした。そして当日の距離もやや長めの設定でした。西コースはOBが少なめのコースですが、ミドルホールは距離のあるホールが多いので、少し難しかったと思います。
 さてコンペの後、オテル・ド・マロニエの宴会場にて懇親会を開催し、成績の発表と表彰式を行いました。わずか6名ではありましたが、コンペの優勝のゆくえはというと、本年度よりJETに入会されました名城科学工業(株)の石山浩之様がうわさ通り実力を発揮され、ネット75.2で優勝されました。おめでとうございます。そして仕事のためコンペには参加されませんでしたが、懇親会の途中で1名参加者が増え、何とか7名となり、ますます宴会は盛り上がり成功に終わることができました。
 大変少人数ではありましたが、内容の濃い楽しい例会になりましたことに対し、参加いただいた方々にお礼申し上げます。

(当番幹事:中野、宮木、花田)

No.283 2000 10-12月号

2000年度 第5回役員会議事録

日 時●2000年9月19日(火)14:30~16:30
場 所●名古屋中小企業振興会館(吹上)4F第1会議室
出席者●岡野理事長、八神副理事長、水野副理事長、竹田理事、後藤理事、木下理事、前田理事、各務理事、西村理事、伊丹理事、小澤理事、柿坂理事(前田理事の後任)、山岸監事 事務局:吉田

■議 事
(1)京都科学機器協会設立40周年記念事業の対応の件(岡野)
  11/10ー11ご出席の方は事務局へ連絡ください。
(2)TKKゴルフ大会について(伊丹)
  案内送付済み。参加者が前回より少ないです。
(3)TKK釣り大会について(山岸)
  9/3無事終了、終了報告は承認されました。
(4)TKK野球大会について(後藤)
  9/8抽選会終了、試合ごとの役員の配置担当案がありますのでご確認ください。
(5)秋の旅行について(各務)
  9/7打合終了。募集のハガキは、10/初発送します。
(6)TKK会報記事募集について(小澤)
  次回、および新年号の原稿作成のお願い。協会案内の作成検討必要。
(7)経営研究会について(伊藤)
  発足しました。
(8)その他(岡野)
   島津製作所・前田支店長ご転勤、新支店長 柿坂嘉則氏10月よりご着任。

No.283 2000 10-12月号

2000年度 第6回役員会議事録

日 時●2000年10月17日(火)15:30~17:30
場 所●名古屋中小企業振興会館(吹上) 4F第1会議室
出席者●岡野理事長、八神副理事長、水野副理事長、竹田理事、後藤理事、木下理事、前田理事、各務理事、西村理事、伊丹理事、小澤理事、柿坂理事(前田理事の後任)、 山岸監事 事務局:吉田

■議 事
(1)京都科学機器協会設立40周年記念事業(11/10ー11)の件(岡野)
  岡野理事長、八神副理事長、竹田理事、伊丹相談役、津坂相談役以上5名の出席予定。
(2)11月の全科展について(岡野)
  岡野理事長、八神副理事長、竹田理事以上3名オープニング出席予定。
(3)TKKゴルフ大会について(伊丹)
  10/21春日井C.Cにて実施予定。
(4)TKK野球大会について(後藤)
  10/7、10/14にて終了 優勝:伊勢久 準優勝:理科研
(5)秋の旅行について(各務)
  11/18-19信州方面にて実施予定
(6)TKK会報記事原稿について(小澤) 
  10-11-12月号の記事の原稿、締切確認 11/25。新年号の記事の原稿、締切確認 12/20。協会案内の作成準備。
(7)その他(岡野)
  熱海新年会の予定報告。9/11-12東海地区豪雨の各会員の状況報告。

No.283 2000 10-12月号

2000年度 第7回役員会議事録

日 時●2000年11月21日(火)14:30~16:30
場 所●名古屋中小企業振興会館(吹上) 4F第1会議室
出席者●岡野理事長、八神副理事長、竹田理事、後藤理事、各務理事、西村理事、伊丹理事、小澤理事、柿坂理事、山岸監事、細居理事、安達監事、事務局:吉田

■議事
(1)京都科学機器協会設立40周年記念事業出席報告(岡野)
岡野理事長・八神副理事長・竹田理事出席。
TKKからお祝金を贈呈「青少年のための科学の祭典」も併設され盛大であった。
(2)全科展(11/28-12/1)について(岡野)
岡野理事長・八神副理事長・竹田理事出席、テープカット予定。時間の取れる方は、是非ご覧ください。
(3)TKKゴルフ大会終了報告(伊丹)
10/21(土)春日井ccにて開催。優勝 多聞様(堀場製作所)
(4)秋の旅行終了報告(各務)
11/18-19 信州山田温泉。前回より参加者は10名増、親睦がはかれた。
(5)忘年会の件(岡野)
12/19役員会終了後開催。
(6)2001年新春懇親会の件(後藤)
1/23役員会(5F松の間)終了後開催。場所名古屋ガーデンパレス。
(7)TKK会報編集委員会より(小澤)
10-11-12月号は11/25原稿締切。協会案内を2年毎に作成する。
(8)その他(岡野)
11/6ニプロン神田様葬儀がありました。11/11八神順一氏自叙伝出版披露がありました。
朝日テクニグラス各務社長が名古屋理化学硝子工業協同組合の理事長に就任されました。

No.283 2000 10-12月号

2000年度 第5回TKK会報編集委員会議事録

日 時●2000年9月27日(水)16:00~19:00
場 所●コンパル会議室
出席者●小澤委員長、大藤委員、大伴委員、犬飼委員、事務局:吉田

■議事
(1)7、8、9月号会報誌の校正
  9/11・12の水害お見舞い記事の掲載ができた。校正には、たくさんご協力いただきました。
(2)釣り大会終了しましたので記事依頼をしています。
  すでに一部の方からいただきました。
(3)野球大会、ゴルフ大会等行事がたくさんあります。
(4)その他 
   10、11、12月号、新年号は同時進行で準備を進めていく。
   会報誌の表紙写真のご寄稿者には、薄謝を進呈する。
   協会のパンフレットについて見積りを取る。

No.283 2000 10-12月号

2000年度 第6回TKK会報編集委員会議事録

日 時●2000年10月26日(水)16:00~19:00
場 所●コンパル会議室
出席者●小澤委員長、大藤委員、大伴委員

■議事
(1)10、11、12月号会報について
  釣り大会、野球大会、ゴルフ大会、旅行等掲載記事多数。
  依頼した原稿は一部提出あり。締切りは11/25。
(2)新年号会報について
  TKK各理事の新年抱負等を中心に掲載予定。原稿締切りは12/20。
(3)協会案内作成の件
   現在のものは内容が古いうえ、今後も必要とする機会が多いと思われるため、協会案内については
   作成の方向で検討していきたい。(今年度予算から費用を捻出したい)
   現在事務局にて見積り内容等を検討中。

No.283 2000 10-12月号

2000年度 第7回TKK会報編集委員会議事録

日 時●2000年11月29日(水)16:00~19:00
場 所●コンパル会議室
出席者●小澤委員長、大伴委員、事務局:吉田

■議事
(1)10、11、12月号原稿締切11/25
  会員だよりがたくさんあります。代表者変更島津製作所様、ニプロン様
  お悔やみ/ニプロン様。
  住所変更/チノー様。
  社名変更/東亜ディーケーケー(東亜電波工業)様、カーク(名古屋片山化学)様
  News/朝日テクニグラス様が名古屋理化硝子工業協同組合理事長にご就任。
(2)新年号原稿締切12/20
  締め切りが結構近いので、早めに原稿をお願いする。
(3)協会案内作成の件
  2年ごとに作成とするが、内容変更について小幅・全面改訂のタイミング等基準を検討する必要がある。
(4)東海科学機器協会50年史
  大判氏にて原案作成をお願いします。
(5)その他
  表紙写真・かきゃああんたも・新年度広告掲載のお願いをする。
  会報編集委員会の忘年会は、日程上難しいので新年会を行いたい。

No.283 2000 10-12月号

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No.283 2000 10-12月号

編集後記

◎暖冬。暦は秋も終わり冬だというのに、暖かいぽかぽか陽気が続く毎日です。個人的には凄く爽やかで気持ちの良い春みたいですから、このまま続いて欲しい。日本経済には駄目ですね。冬は寒い方が良い。夏は暑い方が良い。春夏秋冬があって経済が成り立つ。従って、自然を大切にしないと環境破壊につながり、しいては不景気になるのだ。(I.O)


◎TKKの旅行で初雪をみさせていただきました。自然の雄大さ、偉大さをあらためて感じました。ほんのひと時の自然のふれあいもすぐ終わり、今は雑踏の中で毎日の業務に追われる毎日です。そんな中でも振り回されないようにまた、自分のペースを保てるようにできるといいなと思います。( M.Y)


◎アメリカの大統領選、ずいぶん混乱してますね。民主主義の最先進国でこのようなことが起きようとは想像もしませんでした。今世紀のリーダーシップをとってきた国らしからぬ失態です。さて、巨大アメリカは21世紀も世界のリーダーでいられるでしょうか。(S.O)


◎2000年最後となった今回の会報は、釣り大会、野球大会、ゴルフ大会、慰安旅行とレクリエーション記事満載でお届けしました。今年一年、たくさんの記事のご投稿ありがとうございます。来年もこのTKK会報が皆様の『懸け橋』となることを願っております。(Y.O)


会報編集委員

委員長   小澤 :オザワ科学
副委員長  八神 基:ヤガミ
委  員  大藤 晋:島津製作所
委  員  大伴義孝:ヤガミ
事務局   吉田 実:名古屋科学機器