東海科学機器協会の会報

No.324 2009 新年号

[ 年頭所感2009 ] 五行歌

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No.324 2009 新年号

[ 年頭所感2009 ] 新年ご挨拶

東海科学機器協会理事長
岡野忠弘 名古屋科学機器株式会社


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 皆様におかれましては新しい年を元気で明るい年にと願って迎えられたことと存じます。
 急激な世の中の変化は、世界的な規模で我々の身近に降り注いできました。時間がさらに短縮され、あっという間の出来事になりました。
 昨年はTKK創立55周年事業で信州の扉温泉の湯になじみ、見学会では米原で時速300kmを体感しました。
 さて、このような変化の激しい時期に今年は第21回最新科学機器展を開催することになりました。今こそ協会の方々が一致団結し、研究
開発支援産業の評価を高める絶好のチャンスであると考えています。展示会へ是非お客様の誘導をお願いしたいのです。そのために多くの招待状の準備もしております。大阪や東京と違ってお客様の動員は、はるかにこの最新科学機器展が一番と出展者様にも言っていただいております。
 今年も有意義なTKK活動を続けてまいります。皆様におかれましても積極的なご参加を
心より祈念申し上げます。

No.324 2009 新年号

[ 年頭所感2009 ] 年頭に当たって

東海科学機器協会副理事長
八神 基 株式会社ヤガミ


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 あけましておめでとうございます。今年の干支で己丑です。同じ干支は60年前となり、1949年・昭和24年です。私は4歳を迎える年でした。この年にあった出来事で、科学に関したものをチェックしてみました。
 6月に日本工業規格JISを規定する工業標準化法が制定されました。7月には世界初のジェット旅客機のコメット号が試験飛行に成功。8月には旧ソ連が初の核実験に成功。10月には日本人初のノーベル賞を湯川秀樹博士が受賞。科学以外の大きな出来事では10月に中華人民共和国の成立が目につきます。わが国としては戦後のドサクサの中にあって、湯川博士のノーベル物理学賞受賞は当時の日本人にとって、飛び上がるような嬉しい一大ニュースであったと想像できます。
 翻って、昨年には日本人として4名のノーベル賞の受賞がありました。これも世界的金融恐慌の不安にあって明るいニュースではありましたが、その事績がもう30年も前のことで、現在の日本の科学的レベルを代表するものではなかったのが些か残念ではありました。
 さて、TKKは昨年に創立55周年を迎え、記念式典と記念旅行を執り行いました。今年は4月に第21回最新科学機器展の開催を控えています。先ずはこの展示会の成功が今年の最重要課題です。出展社の募集の最終追い込み、また展示会への来場者の動員に会員各社が奮ってご協力いただけますようお願いいたします。
 みなさまにとりまして今年が幸多い一年となりますように!!

No.324 2009 新年号

[ 年頭所感2009 ] ピンチをチャンスに

東海科学機器協会副理事長
竹田政夫 株式会社イリエ


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 新年明けましておめでとうございます。
昨年はTKKも創立55周年を迎え、5月には記念式典、11月には記念旅行と各記念事業も無事終了しました。
 さて、今年は昨年秋の米国金融界の大破綻の影響で100年に一度の危機とも言われております。当地区でもトヨタ自動車を始め、輸出産業企業の落ち込みが特に厳しい中での新年の始まりとなりました。
 その中、今年はTKK行事のメインイベントでもあります第21回最新科学機器展が4月22日〜24日まで吹上ホールで開催されます。この様な厳しい状況の中、会員の皆様には積極的に参加していただき、展示会を成功させて不況というピンチをチャンスに変えられるよう、今年も皆様のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

No.324 2009 新年号

[ 年頭所感2009 ] 2009年を迎えて

東海科学機器協会理事
各務隆弘 朝日テクニグラス株式会社


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 新年おめでとうございます。昨年はTKK役員人事の更改もあり、諸行事も会員の皆様の積極的な参加で大いに盛況となりました事を先ずは御礼申し上げます。
 今年は混沌とした年の幕開けながら、それでも新春はいつものように四季の始まりの春を愛で、心新たに迎えたいものです。昨年来の経済の変貌は未曾有の歴史ともいえ、当然ながらそれが世界に連動する事を再認識した次第です。欧州ではマルクスの著書「資本論」が今や大売れとか聞けば、あらためて資本主義が予期せず辿りつくのは結局社会主義もどきなのかと一瞬の錯誤に見舞われたりもします。
 経済活動は今や人、モノ、金ではなく、グローバルな時間、空間、知識といわれます。そして四季が移ろうように景気は必ず循環する事も歴史が証明しております。化学反応は温度がより高ければその動きを加速する一面があります。一方で近年はより低い温度で安定した精緻な反応による創薬研究が競われています。私はこの一年、低温の中で次の循環に備える様々な貯えと試みに注力するつもりです。
 さてTKK会員の皆様方には、本年どのような抱負をおもちでしょうか。
 今年も会員諸氏の健闘と、引き続きTKKへのご支援ご協力をお願い申し上げます。

No.324 2009 新年号

[ 年頭所感2009 ] 今年は丑年

東海科学機器協会理事
木下 実 合資会社木下理化


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 明けましておめでとうございます。
 本年がTKKの会員の皆様にとりまして良い年でありますことをお祈り申し上げます。
 政治・経済とは裏腹に今年の正月の天候は穏やかでした。
 昨年を表す字は「変」でした。「変」を広辞苑で引きますと、かわること。かえること。非常時の出来事。事故。事件。普通でないこと。異常。奇妙。とあります。昨年はやはりこの通りでしたね。
 100年に1度といわれる世界経済の衰退。今年は丑年です。時刻で言えば午前1時から3時くらいです。まだまだ夜は明けない感じですね。
 1909年に開園しました私の庭のような鶴舞公園(毎朝、天候に関わらず犬をつれて(連れられて)散歩をしています。)は今年100周年を迎えました。4月から11月にかけて「つるまこうえん・100歳・祭り」と称しまして、いろいろ催しが施されます。この頃は多くの花も見ることができます。ぜひお出かけになっては如何でしょうか。

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[ 年頭所感2009 ] 高い志で地域を活性化

東海科学機器協会理事
水野隆二 株式会社カーク


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 明けまして おめでとうございます。
会員の皆様におかれましては、清々しい新年をお迎えになられたことと存じます。昨年はTKKの諸活動に積極的にご参加いただき誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて景気動向ですが、たいへん厳しい状況が続くものと予想され、今しばらく「ガマンと工夫」「守りと攻め」といったバランス感覚が強いられることと存じます。
 私共の業界におきましても顧客満足度をさらに高めた情報の収集であり、提供といったことが必要になってまいりました。そしてこの地域においても産業の活性化に向け、産・官・学といった協同、そして連携といった研究開発体制がいよいよ本格化してまいりました。
 TKKにおきましても今後は、さらに皆様との情報の共有化をはかり、結束力を固め、地域の活性化に向けた高い志のもとに、新しい年を切り開いていこうではありませんか。
 2009年、皆様にとりまして素晴らしい年になりますように心より祈念しまして新年のあいさつとさせていただきます。

No.324 2009 新年号

[ 年頭所感2009 ] モー!もー!言ってないで、もう一歩を踏み出す1年に

東海科学機器協会理事
小田正城 オザワ科学株式会社


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 東海科学機器協会の皆様、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。会員の皆様には益々ご健勝で清々しい新年をお迎えの事とお慶び申し上げます。
 一昨年の11月より伝統ある東海科学機器協会の理事を拝命して早くも一年。あっという間に過ぎてしまいました。昨年の協会活動では先輩役員の皆様方に教えて頂きながら、ファミリーイベントで名古屋港水族館見学を計画して80名強の皆様方にご参加頂き、誠に有難うございました。今年も多くの皆様方に喜んで頂ける素晴らしいファミリーイベントを計画して参りますので夏休み前の協会案内を見過ごさない様にして頂き、多くのご参加をお待ち致しております。
 そして今年は3年に1度の東海地区の大イベント“最新科学機器展”が開催されます。私も実行委員の一員として微力ではございますが一人でも多くのお客様にご来場頂けます様、努めたいと思います。
 モー!もー!言って愚痴ってないで、もう一歩を踏み出しましょう。
 東海科学機器協会会員の皆様の幸せと健康第一で過ごせますよう祈念いたしまして新年のご挨拶とさせて頂きます。

No.324 2009 新年号

[ 年頭所感2009 ] 本業を大切に、基本を大切に

東海科学機器協会理事
八代 智 株式会社島津製作所


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 平成20年後半から生じた米国金融バブル崩壊に端を発する不況は、悪化速度と規模において、前代未聞の状況です。悲観的な一部の経済アナリストからは、回復する期間は、7年とも10年とも言われています。
 実体経済も傷つき始めたと言われています。特に中部地方では、自動車の売れ行きが良くないことから、心理的にも冷え始めた様子です。
 しかし、多くの企業や個人は、かつての国内バブル崩壊の経験から手元資金の確保には慎重になってきました。つまり、必要な物は購入できる経済力のあるお客様が多くおられることを意味します。このようなお客様の心理面を、提案活動でケアすることが当面の営業活動になり、また、提案できる商品の研究・開発・製造がものづくりの課題となります。つまり、企業が本業に専念し、基本に戻ってきちんと仕事をする。これが行えるか否かで必ず来る景気回復市場で、主役となるか、そうでないかが決まります。
 本業を大切に、基本を大切にして、今年もがんばりましょう!

No.324 2009 新年号

[ 年頭所感2009 ] 最新科学機器展を盛り上げていきましょう

東海科学機器協会理事
高木裕明 伊勢久株式会社


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 新年明けましておめでとうございます。
 会員の皆様におかれましては、ご家族お揃いで楽しいお正月を迎えられたこととお慶び申し上げます。
 昨年は前半までは徐々に景気回復基調で推移しておりましたが、後半には百年に一度と言われる米国発の金融危機に見舞われ世界同時不況に突入して年を越しました。当地域の景気につきましても牽引役でありましたトヨタ自動車が大幅な減産を発表するなど大変厳しい状況が今年一杯続くものと思います。しかしこんな時こそ技術立国を目指す我が国は将来を見据えた地道な研究開発が必要だと思います。
 本年は3年に一度の最新科学機器展が開催されます。皆様と共に機器展を盛り上げ、少しでもそんなお手伝いが出来るよう頑張りたいと思います。
 又昨年は弊社にとりましては記念すべき創業250周年の年でございました。大過なく迎えられましたこと本当に嬉しく思っております。これもお取引きいただいております多くの方々のお陰と感謝しております。今後は300周年を目指して社員全員で力を合わせ頑張っていきたいと思っております。どうぞ宜しくお願い致します。
 2009年が東海科学機器協会そして会員の皆様にとって素晴らしい年になりますようお祈り致します。

No.324 2009 新年号

[ 年頭所感2009 ] 経済は、我なり

東海科学機器協会理事
宮田充康 株式会社日立ハイテクノロジーズ


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 皆様、新年明けましておめでとうございます。日立ハイテクノロジーズの宮田です。昨年は大変お世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。
 さて、今年は、右を見ても左を見ても不景気のお話が多いです。しかしながら、経済に関して言えば、昨年のガソリン価格を見てもわかるように大体、大方の予想は当たらない事の方が多いようです。特に景気は、気持ちの問題です。従いまして、今年は、GW明けに経済が急反転して、今年の年末には今の不景気が嘘のように……と私一人だけは、考えています。
 ご存知のとおり、経済は経世済民の略です。つまり経済は、我なりです。我々自身が経済です。従いまして、我々自身が経済を良くする努力をしないと良くなりません。今の経営者のように、経費削減、固定費の削減…ばかりやっていて経済は良くなるわけがありません。逆です。少なくとも、東海科学機器協会では、今年は、必ず経済が反転して良くなることを目指して行こうではありませんか!!!

No.324 2009 新年号

[ 年頭所感2009 ] 2009年新年にあたり

東海科学機器協会監事
宮木康光 株式会社栄屋理化


 
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 会員の皆様、新年あけましておめでとうございます。年明け早々から大変厳しい一年のスタートとなりました。
 2008年9月アメリカ発の金融危機の影響で我々の経営・事業承継を取り巻く環境が厳しくなってきている現実をひしひしと感じています。
 2008年を表す漢字「変」はよくも悪くも変化の多かった一年を象徴しています。わが国の度重なる首相交代による政治不安定、忘れ去られた食の安全、株価暴落、異常な円高ドル安の不安定経済、世界的規模の気象異変が引き起こす地球温暖化など深刻な問題ばかりです。
 世相を表した漢字は、1995年の「震」から食、倒、毒、末、金、戦、帰、虎、災、愛、命、偽、変、と並んでいます。最近では、すでに派遣切り下方修正と下向きの話題ばかりが先行しておりますが、なんとか少しでもよい方向に向かえばと願っております。
 本年の干支である丑は、食や労働と社会に密接に関わっています。粘り強さや誠実であるとも言われています。
 2009年からは、もう一度基本にたち今まで以上に企業倫理を守り誠実な経営を心がけなければならないと改めて思います。
 本年4月には、最新科学機器展が開催されます。少しでも業界の活性化のため皆様と共に力を注いで参る所存でおりますので、本年もよろしくお願い申し上げます。

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[ 年頭所感2009 ] より良い年になる事を祈念

東海科学機器協会監事
米田篤司 株式会社堀場製作所


 
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 新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になり有難うございました。本年も何卒宜しくお願い致します。
 昨年度は晩春以降徐々に顕在化した米国発の不況の波がじわじわと日本へ押し寄せ、特に晩秋以降襲った余りにも急激な経済情勢の変化に翻弄された会員の皆様も多かったのではないかと推察致します。巷では100年に一度の不況と言われておりますが、100年に一度の不況の後には100年に一度の好景気が来ると硬く信じて協会活動を行って行く所存です。
 TKK会員の皆様にとって2009年がより良い年になる事を心より祈念して新年のご挨拶と
させて戴きます。

No.324 2009 新年号

[ 年頭所感2009 ] さあ新年、気持ちを新たに

東海科学機器協会監事
伊丹勝司 壽工業株式会社


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 TKK会員の皆様、新年あけましておめでとうございます。
 米国発金融危機が勃発した2008年が終わり、大変厳しい経済状況になると思われる2009年の始まりです。景気低迷の兆候はすでに昨年末から、株価や設備投資額などの各指数に表れておりますが、何よりも消費マインド、日本国民の閉塞感というものに、一番顕著にみられるのではないでしょうか。
 幸いにして年が変わる、干支が変わるこの新年には、気持ちを新たにするという大変便利な習慣が我が国にはございます。この際その力を最大限に発揮し、明るい前向きな気持ちでこの難局に立ち向かいたいものです。
 特に会員企業の各経営者様におかれましては、協会主催の事業や発信する情報を有効にご活用頂きまして、社業の発展・社員間のコミュニケーション、またムード作りなどにもご利用頂ければと思います。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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[ 年頭所感2009 ] 新年のご挨拶

東海科学機器協会二世会会長
林 宏樹 ハヤシ化成株式会社


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  会員の皆様ならびにJET会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。
 日頃はJET会に対して格別なご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 本会は現在、12名の会員で研究会、懇親会、他地区二世会との交流会(YES交流会)などの活動をしています。昨年は7月にJET創立30周年記念式典という一大イベントがありました。東京科学機器協会二世会(SJC)の40周年記念、大阪科学機器協会二世会(ORKⅡ会)の20周年記念とは違う、東海地区らしいイベントにしようという意気込みで頑張ってまいりました。結果、会員&参与の皆様に協力して頂けたおかげで無事に終える事ができました。この場をお借りし、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
 さて、2009年、今年はどのような年になるのでしょうか?どのような年であろうとも、二世会のメンバーと色々な勉強をしていく事に変わりは無いと思っておりますので、皆様、今年もご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

No.324 2009 新年号

[ かきゃああんたも ] 下一桁9の年の中国は・・・

フジサンケイ ビジネスアイ常務取締役 小澤 昇


 

 名古屋に30年来の友人がいる。かつては取材する方、される方の関係だったが、いまは年3~4回の互いの出張時に連絡を取り、杯を傾け、その時々の時事問題や読書感想などを語り合うお付き合いをいただいている。人柄の良さはもちろん、博識、識見ともに教えられることが極めて多い。
 そんな彼と昨年盛り上がった話題のひとつに、09年の中国がある。1949年の中華人民共和国の成立宣言から60周年を迎える中国が世界的な金融不安と景気後退の中でどのような存在感を示すのか。08年は北京五輪、四川大地震と明暗ふたつの話題に集約された中国だが、09年はどうか。実は中国でも、私が2年間特派員として過ごした台湾でも「下一桁が9の年は中国に大波乱が起きる」と言い伝えられている。中国に関係の深い人ならご存知の方も多いと思う。

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北京五輪
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四川大地震

 私の初めての中国取材は1986年。財界担当として経団連ミッションに2年連続して随行し、89年は天安門事件直後の中国を4週間に渡って取材した。その時に「下一桁9の年」のジンクスについて知った。確かに当時から10年前の79年は「改革開放元年」だし、69年は毛沢東が林彪を後継者に指名したが林彪は亡命途中に飛行機事故で死亡。この時に政治局員に抜擢された江青は文化大革命で大混乱を起こし、中ソ国境紛争もこの年だった。直近の99年は中国のWTO〔世界保健機構〕加盟をめぐって米中が激しく対立、米空軍機によるユーゴスラビア中国大使館の誤爆事故が火に油を注いだ。
 決して中国の混乱を望んでいるわけではないが、09年の中国でジンクスは生きているのかどうか。いまの国際社会は何が起こっても不思議ではない大激動期にある。全治1年とも3年とも言われる世界同時不況、中国に限らず気合を引き締めて冷静に対処していくことが何より肝要ではないだろうか。

No.324 2009 新年号

[ かきゃああんたも ] はじめまして

㈱イワケン名古屋支店 加藤哲夫


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 このたび株式会社イワケン名古屋支店支店長に就任いたしました加藤哲夫と申します。
 私は入社以来18年間、オリンパス医療用内視鏡の販売に携わってきました。昨今、内視鏡による低侵襲治療が進歩し、早期の胃がん、大腸がんなどは開腹手術せずに内視鏡で処置できてしまうようになりました。その目覚しい発展の中で仕事でき、微力ながら社会貢献できたことを大変嬉しく思っております。
 東海科学機器協会の会員の皆様とは私が医療関係の担当の為、今までご挨拶をさせていただく機会がありませんでした。今後は皆様のご指導をいただき、東海科学機器協会の発展の為にお役に立てれば幸いです。
 若輩者ではありますが、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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[ 会員だより ] 私の趣味、「読書」

㈱ニッカトー 片嶋一郎


 

95 ㈱ニッカトーの片嶋です。今回は私の趣味の紹介ということで、筆を取らせて頂きます。
 私の趣味は「読書」です。いわゆる乱読というやつで何でも読みますが、今回はTKK会報誌でのご紹介ということで、SF(サイエンスフィクション)に関して書かせていただきます。(ちょっと無理のあるこじつけですが。)
 宇宙船、ロボット、光線銃、異星人。そう、あのSFです。まともな読み物とは思えないと良識ある人たちの冷たい視線を浴びた時代もありましたが、最近は映画やアニメのおかげで、少しは大きな声で、「SFが好きです」といえるようになりました。「2001年宇宙の旅」「猿の惑星」「スターウォーズ」等々。アニメでは「ガンダム」も、ミノフスキー粒子なんぞという妖しげなニセ科学を使った立派なSFですね。
 SFのはじまりは、19世紀後半、イギリスのウェルズの「宇宙戦争」(あのタコ型の火星人がロンドンを襲うというあれです)、フランスのヴェルヌの「月旅行」「海底2万マイル」あたりからです。
これらは、文学全集などにも入っていて、皆さんも名前ぐらいはご存知かと思います。
 1912年には、アメリカでバローズの「火星シリーズ」が発表されます。南北戦争が終わった時、南軍騎兵隊大尉のジョン・カーターが、なぜか火星に呼び寄せられ、そこで出逢った絶世の
美女とのロマンスあり、敵対する火星種族との戦争、火星の奇怪な生物相手の冒険有りという、ハラハラドキドキの小説です。
 1930年代に入れば、ハミルトンの「キャプテンフューチャー」。若き天才科学者カーティス・ニュートンが、月の地下の秘密基地から宇宙船コメットを操り、怪力ロボット・グラッグ、なんにでも変身できる合成アンドロイド・オットー、脳だけを特殊ケースに収めた、生きている脳・サイモンライトの3人の仲間たちと、宇宙せましと悪人たちを退治していくというお話。地底世界ペルシダー、レンズマンシリーズ等々、実に楽しい話がいっぱいです。
 現実の科学の進歩で、火星にも探査機が降りる時代。いま火星人の登場するSFを書く人はいませんが最近のSFは、無理やりに超高速航法を創り出し、もっと変わった環境、異星人を登場させています。中性子でできた高重力の星にすむナメクジのような異星人なんてすごいと思いませんか。常に現実の少し先を想像しながらワクワク、どきどきするSF。決して、高邁な人格を育てたり、教養を深める役にはたちませんが、この驚きを味わうために、本屋さんに行って見ませんか。文庫本のコーナーで、「ハヤカワ文庫」「創元社文庫」を見ていただければ、この手の本がたくさん並んでいますよ。

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[ 会員だより ] 山の話

日陶科学㈱ 佐宗康浩


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 なぜ山に登るのか?との問いかけに対し、高名な登山家ジョージ・マロニーが答えた「そこに山があるからだ」という言葉は、あまりに有名で、陳腐にさえ聞こえますが、もし、私が同じ質問を受けたとしたら、「太陽と雲と山々が織り成す絶景を眺めるために登るのだ」と答えるでしょう。3000m級の高山の頂上は別世界と言っても過言ではありません。特に朝日が昇り始める早朝の景色は得もいわれぬ美しさで観る者の眼前に迫ってきます。この時ばかりは、下界のすべての悩みも苦しみも悲しみも嫌なことすべてを忘れ、まるで天界にいるかのような厳かな気持ちにさせてくれるのです。私は、北アルプス、南アルプス、富士山、御岳、八ヶ岳などにはよく登ります。特に南アルプスから眺めた雲海に浮かぶ富士山は筆舌に尽くしがたいほどの絶景です。最近はなかなか日程と天気が噛みあわず、年に1回程度しか登る機会がありませんが、自分の足で山頂を極め、たった数時間しか味わえない至福の時を過ごすことを楽しみに日々仕事に励んでおります。

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[ 会員だより ] 白黒写真

日本計量器工業㈱ 宇野喜彦


114 先日応接室のロッカーを整理していたところ大変懐かしいものが出てきました。昭和39年頃の当社名古屋支店(現在と同じ名古屋市昭和区円上町)を写した白黒写真です。この建物の裏には、寒暖計を製造する名古屋工場も併設され常時20名程の人が働いていました。車や、舗装されていない道路が当時をしのばせています。 私が入社した30年前も事務所はまだこの建物でしたが、2年後に現在の鉄筋コンクリートに建て替えられ、工場も千葉県に移設されたのが懐かしく思い出されます。
 ただ、この建物には大変な思い出もあります。それは、この付近は昔から高辻という地名とは逆に東西南北から見て一番土地が低いところにあり、大雨が降ると必ずと言っていいほど浸水し、その対応に苦慮したことです。
 ひどいときには、高辻の交差点では胸まで浸かったことがあるそうで、当社の事務所でも床は道路よりも50cm以上高く作られていましたが、何度か床上まで浸かりました。当時は激しい雨が降り始めると外の様子を見にゆき、短時間で止みそうにない時はまず車を駐車場から高い場所まで移動させておき、次に地面や床に置いてあるものを、これもまた高い所に移さなければならず全員総出で行いました。しかし徒労に終わることもしばしばで皆で苦笑いをしたものです。 現在は1987年に高辻の東南角の地下に造られた雨水滞水池(貯留量3万立方メートル)のおかげで21年間一度も事務所は水に浸かることなくすみ、あの東海豪雨の時でさえ道路は川のようになっていたにもかかわらず、建物の中には全く水は入ってきませんでした。現代の治水技術の高さを思い知ったわけですが、もしこの写真の頃に東海豪雨が襲ってきていたらと思うと・・・。

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[ TOPICS ] JET30周年記念旅行 タイ海外研修の報告

東海科学機器協会二世会 中村 望


 

 JET30周年の企業視察は、11月20日(木)~24日(月)の日程でタイのバンコクへ行ってまいりました。参加者は9名でした。政情不安の報道もありビクビクしておりましたが、いざ入国すると特に変わった様子もなく、現地の人もデモなどは見た事ないと云っている位でした。(さすがにこれはタイのジョークなんだと帰ってきてわかった事です。)
 11月20日(木)セントレア発24時30分の便にて、タイに出発しました。夜便という事もあり、空港は伽藍としているのに飛行機待ちの所はラッシュ状態でこれはすごい旅になるぞと予感しました。現地時間の午前五時に無事バンコクに到着しました。スワンナプーム空港は、セントレアとは比較にならない位大きな空港で、降りてから延々、動く歩道をひたすら歩き「もういいだろうお茶でもしようよ」という矢先にやっと出口に着きました。きっとこれも修行なんだなとタイに来た事を実感しました。やはり暑い、現地ではすぐ半袖になりました。
 現地案内役兼ドライバーのマノーさんと会い、世界遺産であるアユタヤ遺跡の見学に向かいました。アユタヤ遺跡は、王の墓跡です。近隣に石がないそうで、墓はレンガと米粉を練った漆喰でできているそうです。昔は表面が金箔で覆われていたとの事ですが、現在はすべて剥げ落ち、当時の壮麗な姿は想像する他ありませんでした。タイの人は基本的に墓を持たないそうでマノーさんは「死んだらまかれて終わりね~」と明るく言ってました。
 昼ご飯に山盛りの海老とトムヤンクンを食べました。トムヤンとは甘すっぱ辛いという意味で、とても辛くいきなり先制パンチをくらいました。一口で汗がだらだら止まらなくなり、水を何本も飲んでしまいました。水には気をつけろと言われていたのに、もうそんな事は言ってられない状態。一応辛さは抑えてありますとの事ですが、充分ムエタイを見る前にノックダウンしました。
123  視察先はDAIWA KASEI(THAILAND)CO;LTD.です。岡崎にある会社の現地法人で自動車部品を組立、加工、出荷している工場を見学させてもらいました。甲村マネージングデレクターにタイで会社を運営するにあたり、コミュニケーションのとり方や苦労した点などを話して頂きました。現地の人は、知らない事は恥と思っているので何でも知っていると言い、それを信じて任せてしまうと間違ってしまう、悪いことは悪いと言うのはいけないらしく、仲間はずれにされたと言い出すとか…。地球温暖化により5年で40cm地盤沈下してしまう話にも驚きました。
意見の交換もでき、有意義な視察となりました。
 大抵の土産物や観光地の周辺にはしつこい物売りが多く、貧富の差も大きい事を感じさせられました。タイの物価は安いのですが日本と同じ感覚で生活していると同じ位のお金がかかります。バンコクの中心地はモノレールBTSと地下鉄が走っていて急ぐ場合はこれを使わないと、とんでもない事になります。車の量が大変多く、車がぎゅうぎゅう詰めになって信号で30分待つ事は普通で、4時位には着くはずが5時になったり。まだそれも良い方らしい。
 タイと謂えば古式マッサージが有名でワットポー寺院にはマッサージ専門学校があり、ほとんどのマッサージ師はここ出身で勉強した技術を使っています。…がしかし、最終的な先生となると何百年も前の壁画で、建物いっぱいに秘術やら格好やら化け物のようなものまで書かれていました。
 ワットポーはアユタヤと対照的でどこまで金色なんだと謂わんばかりに金箔が敷詰められ目がチカチカする程でした。所々でヨーガをしてる人や祈っている人がいて、ほとんどの人、犬猫までも急いではなく、スピードは出すが止まっても怒る事無く、陽気で本当に心が洗われる、いい旅でした。
 大きなトラブルもなく無事に旅を終えることができました事を、出会った皆様にサワディーカップ。

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YES交流会の報告

東海科学機器協会二世会会長 林 宏樹


日時:平成20年11月27日(木)18:30~
場所:東京 砂漠の薔薇
 
 本年は東京にて全日本科学機器展が11月26日(水)~28日(金)に開催されました。
 その2日目、SJCの主催により東京銀座の“砂漠の薔薇”というお店にて、YES交流会が開催されました。参加人数は総勢55名で、JETからは会長の林、青山副会長、磯輪監事、岡野理事、伊丹さん、中村さん、以上の6名が参加しました。各地区のメンバーと仕事の話などで盛り上がっていました。
 私は特に大阪二世会の方々と、記念旅行(大阪は20周年、JETは30周年)のタイに
関する話で盛り上がっていたら、あっという間にお開きとなってしまいました。
 そして翌々日の土曜日、千葉の木更津の“きみさらずゴルフリンクス”にて第3回YES親睦ゴルフコンペが開催されました。こちらにはJETから会長の林、青山副会長、磯輪監事、浅井理事、以上の4名が参加しました。私は第2回の優勝者として連覇を試みましたが、まったくダメでした。優勝はSJCの株式会社カサイの河西様でした。次回は来年4月、東海地区にて開催予定です。

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[ 名古屋のグルメ ] 野菜の旨味たっぷり!絶品!特製ベトコンラーメン 中華飯店 喜楽

gurume中華飯店 喜楽
案内人 オザワ科学㈱岐阜営業所 安田晶一


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特製ベトコンラーメン↑

 「名古屋のグルメ」情報と執筆依頼を頂いたのですが、私、生まれも育ちも岐阜ですので日頃、食べに行ったり出前を取ったりしている各務原市の「中華飯店 喜楽」を紹介させて頂きます。  家族経営で店構えは小さいのですが料理は絶品です!看板メニューは「特製ベトコンラーメン」で、辛さの苦手な私でも美味しく食べられます。おそらく野菜がたっぷり入っているので、その甘みがスープに出ているからだと思います。
ラーメンの他にも「炒飯」「中華飯」もおススメでやみつきになること間違いなしです。
 岐阜に来られた時は一度、立ち寄ってみてください。


中華飯店喜楽
[住所]:各務原市那加土山町2-152-1
[TEL]:058-383-3750
[営業時間]:11:30〜14:00/17:00〜21:00
[定休日]:毎週 月


次回は、㈱堀場製作所 名古屋セールスオフィスの北村さんがご案内します。

No.324 2009 新年号

[ サイエンスコーナー ] 塩素消毒における消毒副生成物

壽化工機㈱ 佐野教信


 

 昨年10月に、A社の地下水からシアン化合物が検出されたことが発覚し、このことに関して
いろいろな報道がありました。弊社でも、数年前よりこの問題に取り組んでいますので、以下に消毒副生成物およびシアン化合物の生成過程や分析方法の問題点について解説いたします。

1 消毒副生成物の種類
 塩素消毒における消毒副生成物は、その生 成過程により3種類に分けることが出来ます。
①滅菌用の次亜塩素酸ソーダの中に既に不純 物として含まれているもの
 臭素酸、塩素酸。臭素酸は製造原料に由来する不純物で、塩素酸は保存による劣化時の生成物。
 臭素酸については低臭素酸の製品を使用することで解決し、塩素酸については次亜塩素 酸の劣化が原因であることから、保存方法に注意すれば問題ないとされています。
②次亜塩素酸ソーダと地下水に含まれる有機 物の反応生成物
 クロロホルムなどのトリハロメタン類や、クロロ酢酸など酢酸と塩素の化合物など。これらは地下水に含まれるフミン質*)と塩素の反応によって生成することが明らかになっています。
③次亜塩素酸ソーダと地下水に含まれる有機 物およびアンモニアの反応生成物シアン化合物イオンおよび塩化シアン。(以下、シアンおよび塩化シアンと略)
 フミン質とアンモニアが存在すると生成するもので、これが今回のA社における騒動です。
 *)フミン質:フミン酸やフルボ酸の総称。植物の最終分解残留物で色度の原因。

2シアンと塩化シアン
(1)生成機構
フミン質と、アンモニア・塩素が反応しCN(シアン)を生成し、更に塩素が反応してCNCl(塩化シアン)が生成します。更に塩素が存在するとCO2とN2に分解します。

 このことより、塩素が十分に添加されていればCO2、N2まで分解されるのですが、不足した場合にはCN、CNClが残ることになります。劣化した次亜塩素酸液を使用すると塩素添加量が不足するので、シアンおよび塩化シアンが分解されないままになることがあります。
(2)分析方法の問題点
シアンの分析方法は、平成15年にそれまでの吸光光度法からイオンクロマト・ポストカラム法に改正されました。この方法は、サンプル水にシアンが存在しなくても前処理操作でシアンが生成するとの指摘*)があり、さらに平成17年に再改正がなされました。ところがこの方法においてもアンモニアが存在すると分析の過程でシアンが生成する疑いがあるため現在、公の機関で検証中とのことです。A社において一時、塩素処理をしていないにも拘わらずシアンが検出したとの情報がありましたが、このことはおそらく分析方法に問題があると推測されています。 
*)吉川循江ほか 分析化学Vol.56,P.593(2007)

No.324 2009 新年号

東海科学機器協会 2008年度第8回役員会議事録

日 時 2008年12月9日(火)
場 所 ラグラックスビル錦本館8F ヴィンテージ1970 
出席者 TKK役員/岡野理事長、八神副理事長、竹田副理事長、各務理事、木下理事、水野理事、小田理事、八代理事、高木理事、宮田理事、宮木監事、米田監事、伊丹監事
    展示会委員/渕田実行委員、梶原実行委員、岩田実行委員
    ビジネスアイ/小澤取締役、原部長、荒井担当委員


議 題
(1)11/26-28 全日本科学機器展in東京 終了報告(竹田)
初日の開会式に岡野理事長、八神副理事長、竹田副理事長が出席し、ASICの懇親会にも出席しました。
また、午後には各務理事も参加して、展示小間を挨拶回りしてTKKの最新科学機器展などへの協力の要請も行いました。

(2)12/9 H20年 反省会開催について(高木・岡野)
本日は、本年最後の役員会となりますので役員会終了後、本年のTKK行事を振返り意見交換などを行い、
来年以降の行事推進の工夫などの討論をお願いいたします。

(3)会報冬・新年号について(高木)
会報冬号は校正も完了し、印刷段階です。12/25までには会員へ発送することとなります。
新年号については、新年挨拶などが主な記事となりますが、ほぼ予定通りです。また、会員だより、サイエンスコーナーなども掲載できそうなので引続き内容の充実したものとなる予定です。

(4)1/13 TKK新春懇親会について(宮田)
本日までに42社56名の出席予定となっています。昨年は、出席74名の実績があるので未回答の会員などに順次連絡をとり、出席をお願いすることとしています。

(5)1/23-24 第61回新春大懇親会について(岡野)
TKKとしては、岡野理事長、竹田副理事長の出席予定です。また、例年のように景品として松阪牛3本を進呈することとしています。

(6)2/13(金)第18回ボウリング大会について(宮木)
第18回ボウリング大会は、ブランズウィックスポルトにて2/13(金)開催予定。本日、開催案内を提示し了承されましたので近々、会員へ案内を出すこととしました。開催人員は、40レーン160名を予定していますので実行委員を中心に会員へ参加を呼びかけていくこととしました。

(7)4/22-24 最新科学機器展進捗について(竹田)
前回実績130社、211小間に対し、現在見込みは85社、138小間です。前回比では45社、73小間の獲得が、目標となります。これらのターゲットも本日配布資料に記載してありますので当面これらの獲得活動をお願いいたします。

No.324 2009 新年号

東海科学機器協会 2008年度第9回役員会議事録

日 時 2009年1月13日(火)
場 所 名古屋ガーデンパレスホテル  
出席者 岡野理事長、八神副理事長、竹田副理事長、各務理事、木下理事、水野理事、小田理事、八代理事、
    高木理事、米田監事、伊丹監事


議 題
(1)1/13 TKK新春懇親会について(宮田)
本日までに59社78名(来賓6名含む)の出席予定の連絡をいただいています。アトラクションに曲駒芸を行い懇親会の雰囲気を盛上げることにしています。計量連合会から大竹副会長が来られ、本年の最新科学機器展を祈念することになっています。

(2)1/23-24 第61回新春大懇親会について(岡野)
TKKから岡野理事長、竹田副理事長が出席予定。またTKKからクジの景品で松阪牛を提供することになっています。

(3)1/23 (社)愛知県計量連合会新年賀詞交歓会(岡野)
平成9年以来本年の最新科学機器展での共催は、5回目となりますが展示会の成功を祈念し今回は、展示会実行副委員長の八代理事が出席することになりました。

(4)2/13(金)第18回ボウリング大会について(宮木)
本日までの参加申込みは、10社58名となっています。100名位までの規模になるように会員へ協力をお願いすることにしています。

(5)4/3(金)-4(土)北陸科学機器協会25周年事業について(岡野)
事業内容は、初日式典・2日目ゴルフコンペの企画とのこと。詳細は後日連絡がありますので再度その内容を見てから検討することとしました。

(6)4/22-24 最新科学機器展進捗について(竹田)
平成18年の第20回では、130社211小間であったところ、中間集計では前回の70%くらいの見込みとなっています。今回初めての試みである知的情報の小間については20小間位の見込みとしています。

(7)平成21年度役員会日程案について(岡野)
平成21年度役員会日程案について提示したので検討することとしました。

(8)新年度事業計画および議案事項の検討の開始(岡野)
平成20年度終了も間近なので次年度計画についての検討をする必要がありますので提示しました。
2-3月にでも引き続き検討する予定です。HOKT会については、10/1-2の日程を検討することとしました。

(9)その他(岡野)
オザワ科学小田専務様が、近々社内で役員定年となられ、TKK役員の交代が必要となるとのことなので事情に応じて対応を検討することとしました。2月役員会は、2/17に変更になりました。

No.324 2009 新年号

東海科学機器協会 2008年度第8回会報編集委員会議事録

日 時 2009年1月13日(火)15:00~
場 所 名古屋ガーデンパレスホテル   
出席者 高木編集委員長、小島編集委員、松本編集委員、吉田事務局


議 題
(1)新年号(1/25発行)の発行準備・校正
表紙写真については、会員だよりでご投稿いただいた日陶科学 佐宗康浩様の南アルプスを採用。
新年号は、TKK役員の新年の挨拶を中心として掲載していますが、今回は「かきゃああんたも」2件、「会員だより」3件といっそう会員の立場に立った会報とすることができそうです。
また、本年4月の最新科学機器展開催のインフォメーションも掲載し、展示会開催をフォローしました。

(2)春号(3/25発行)の発行準備
春号は、TKK行事として1/13の新春懇親会・2/13のボウリング大会などが計画されていますので掲載予定です。会員だよりもこれまでのように5社くらいに掲載をお願いすることとしています。

koukoku

No.324 2009 新年号

各社広告

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No.324 2009 新年号

編集後記

◎新年明けましておめでとうございます。昨年を象徴する一字は『変』でした。経済は百年に一度と言われた激変の年でしたし、誰でも良いから殺したかったと言う何だか変な世の中になった一年でした。まだまだトヨタショックの後遺症が癒えない状況ではありますが、科学技術分野は数少ない成長産業のひとつと言われています。今年は科学技術の振興を通して景気回復に貢献したいものです。4月の最新科学機器展をどうぞ宜しくお願いします。(H・T)


◎2009年が始まりました。景気の一段の冷え込みが囁かれるのとは裏腹に、穏やかな気候で新年を迎えました。明けない夜はない、冬の後には必ず春がやってくる、そんなことを期待しながらのガマン我慢の一年になりそうです。本年も充実した誌面作りに取り組んでまいります。どうぞ宜しくお願い致します。(K.I)


◎新年明けましておめでとうございます。昨年は米国のサブプライム問題から世界景気が一気に後退し、脱却は来年までかかるとの報道がされています。日本も好調企業の代表であったトヨタが赤字見通しとなるなど、今後の影響が懸念されます。景気回復には製造業の回復が必須と思われます。技術躍進の一翼を担う業界の機関誌として、出来るだけ明るいニュースを発信したいと思います。皆様の多くの投稿をお願いいたします。今年もよろしくお願いいたします。(S・K)


◎新年明けましておめでとうございます。昨年は各方面でいろいろな変化のあった年ということで、世相を表す漢字は『変』と発表されました。特に世界的な金融情勢の変動、株価暴落や円高ドル安などの大幅変動には不安を覚えますが、今年は世の中が明るい未来に向かってより良い方向に『変』わって行く年になればと思います。会員の皆様、本年もご協力の程よろしくお願い申し上げます。(M・M)


◎あけましておめでとうございます。牛年のスタートです。牛は歩みがゆっくりですが着実に進みます。しっかり着実に進んだ結果なのだと思います。本年は、TKK第21回最新科学機器展の年ですが、じっくり着実に科学技術の振興をめざして、実りのある展示会ができると良いと思います。(M・Y)


会報編集委員

委員長 高木裕明:伊勢久(株)   副委員長 伊丹勝司:壽工業(株)
委 員 小島司郎:(株)ヤガミ    事務局  吉田実:名古屋科学機器(株)
委 員 松本幹雄:(株)島津制作所