東海科学機器協会の会報

No.277 1999 7-9月号

第18回最新科学機器展 準備レポート

「第1回名古屋粉体工業展」を同時開催
来年4月12日より14日まで、吹上ホールにて開催されます展示会は、今回も、第6回計量計測総合展との共催で計画を進めてきました。しかし、この地域の特徴を増大するために、(社)日本粉体工業技術協会の協力を得て、さらに「第1回名古屋粉体工業展」を同時開催することになりました。
この目的は、できる限り幅広い顧客の来場者に展示会にきていただき、出展会社のビジネスチャンスを促進するための計画であります。したがって、従来の最新科学機器展と同時開催することにより、さらなる相乗効果を期待するものです。
わが業界では、大阪科学機器展が共催され、大変な成果を挙げられました。東海科学機器協会も良いことは積極的に取り入れて、少しでも業界の発展に寄与できればとの思いで計画いたしました。
展示会を成功させるためには、会員会社の積極的なご参加をお願いいたします。
(展示会実行委員会)


出展ご検討中の企業の皆様へ

科学機器展の地域特性について
東海・中部圏のユーザーを最も多く誘致できるのは、最新科学機器展・計量計測総合展です。
科学機器展は全国八ヶ所(札幌、仙台、信越、東京、名古屋、大阪、広島、福岡)で行われておりますが、そのいずれもが地域密着型であることが統計的にわかります。
来場者分析では、名古屋市内45%、愛知県内34.5%(名古屋市内を除く)、岐阜県5.8%、三重県5.5%、静岡県2.3%、その他は6.9%という結果が出ており、東海・中部圏のユーザーを最も多く誘致できる展示会は最新科学機器展・計量計測総合展に他なりません。

開催周期について
次回開催は3年後の2003年です。
最新科学機器展・計量計測総合展は3年に1度の周期で開催をしております。来月4月のこの機会を逃しますと次回は西暦2003年まで、東海・中部圏でこれほどの規模の科学・計量計測機器の専門展の開催予定はありません。

第1回名古屋粉体工業展の同時開催について
同時開催によるスケールメリットを最大限に活かします。
今回より、粉体工業展(主催:社団法人日本粉体工業技術協会)を同時開催することになりました。
粉体工業展は、これまでに国際粉体工業展(東京・16回)粉体工業展(大阪・2回)の開催実績をもち、第16回科学機器展と’97粉体工業展・大阪をインテックス大阪で同時開催した際には、来場者数はもちろん内容面での充実を図ることができ、多大な成果をあげた実績があります。今回、第18回最新科学機器展・第6回計量計測総合展・第1回名古屋粉体工業展を同時開催することにより、来場者誘致と展示内容の充実において非常に大きな効果が期待されます。
粉体工業展は「製造・プロセス・環境機器」「FA・測定機器・ラボ機器」「材料・エンジニアリング・情報・他」を出展対象とし、「化学・ゴム・プラスチック・紙・パルプ」「薬品・健康食品・化粧品」「食品・飼料、無機材料・セラミックス」「鉄鋼・金属・鉱業・セメント」「機械・電気・電池・エレクトロニクス「エンジニアリング・建設」「環境・エネルギー」「金融・保険・商社」「官公庁・学校・国公立研究機関」を来場対象ユーザーとして開催されています。

精密測定、電気・電子測定コーナー新設について
計量計測総合展に「精密測定」「電気・電子測定」の2つのコーナーを新設し内容の充実を図ります。
※出展料と小間規模などの出展要項については計量計測総合展とすべて共通です。

【精密測定コーナー】
製造工程における精密測定の高度化・システム化は益々重要になっており、これらのニーズを捉えて東海・中部圏の自動車、工作機械、半導体、精密部品関連企業の方々を来場誘致いたします。
出展対象
三次元座標測定機器、真円度測定器、表面粗さ測定器、輪郭形状測定器、歯車測定器、ねじ測定器、測長機、測微器、ゲージブロック、電気マイクロメーター、空気マイクロメータ、デジタルスケール、自動定寸装置、ノギス、各種ゲージ、測定顕微鏡など

【電気・電子計測コーナー】
あらゆる産業における研究・製造・検査に必要不可欠な電気・電子測定器、電子応用計測機器、電気指示計器を一堂に集め、生産分野で検査・品質管理に携わる方々や工場の現場サイドで製造・生産に携わる方々を来場誘致いたします。
出展対象
電圧・電流・電力測定器、オシロスコープ、オーディオ・ビジュアル測定器、各種アナライザ、マイクロプロセッサ開発関連機器、半導体・IC測定器、ボードテスタ、回路素子・材料測定器、伝送特性測定器、電波測定器、光測定器、信号発生器・発信器、記録計、データ処理装置、電子物理量測定器など


No.277 1999 7-9月号

TKKハゼ釣り大会ご報告

日 時:1999年9月12日(日) 8:00~
場 所:知多・豊浜港一帯
参 加:11社 66名

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 恒例の「TKK釣り大会」が晴天に恵まれた9月12日の日曜日、知多半島・豊浜港一帯で開催されました。当日は天候にも恵まれ、11社66名の多数の参加をいただき、朝8時の受付後、参加者の狙いの、または秘密の釣りポイントに早速陣取り、大会は皆さんの大漁を期待して開始されました。会員の中には前日より予行演習を兼ねて現地入りして、ポイントの検索に熱心な太公望もあり、優勝にかける意気込みも感じさせました。

 TKK行事の内では唯一のファミリーイベントだけに、親子での参加も多数。正午からの検量では数グラム単位の差に嘆息しながらも、名古屋科学機器の小野司さんが「ハゼの部」3匹合計92グラムで堂々優勝。一方「他魚の部」ではテクノ西村の原恒男さんがセイゴ328グラムで完勝。釣りフリークの垂涎の的であるダイワ、シマノの賞品が用意された表彰式がにぎやかに執り行われました。


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 恒例になっている各優勝者からTKK会報誌への投稿について、新たに開設された「TKKホームページに今回から優勝の弁が掲載され、WWWで世界に発信されます」との案内にどよめきが出るなど和やかな雰囲気に終始しました。 社員及びそのご家族の多数の参加を得て、まさにTKKのファミリーイベントの色彩が十二分に展開され、「釣り」を魚に平和な家庭劇も展開される中、今回も成功裡に終了することができました。

実行委員長 各務隆弘(朝日テクニグラス)
副委員長 後藤 聡(中央理化器)
副委員長 細居邦造(ダルトン)


大会結果

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【ハゼの部】
1位 小野 司(名古屋科学機器)
2位 山田恭也(イリエ)
3位 各務弘規(朝日テクニグラス)
4位 嵐 順一(テクノ西村)
5位 吉田文彦(中央理化器製作所)
6位 原 恒男(テクノ西村)
7位 各務利和(朝日テクニグラス)
8位 各務時彦(朝日テクニグラス)
9位 前田宗俊(名古屋科学機器)
10位 有野真一(名古屋科学機器)

【他魚の部】
原 恒男(テクノ西村)セイゴ
後藤繁和(中央理化器製作所)メバル
中野良和(中野)黒鯛


初めてのハゼ釣りとカニ

【「ハゼの部」優勝者小野 司(名古屋科学機器)】

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 9月12日、今日は私にとって初めてハゼ釣りです。海で釣りをするのも初めてです。会社の先輩に連れられて豊浜港へ出発。知多半島道路を降りてすぐの釣り具屋で、ゴカイを買いました。「うーん。こいつがゴカイか。気持ち悪い。餌を付けるのが不安だ」。情けない心配をしながら豊浜港に到着。道具は餌付きで会社の上司に借りて、気合いを入れていざスタート。防波堤から足を投げ出し座って、早く釣れないかとワクワク待っているが、ハゼが釣れる気配は無い。「いつのまにか餌だけは食われてるのに。まあこんなものかな」。 足元をサワサワ動いているフナムシやカニを見ながら、ぼーっと海の生物を観察していると、「釣れた」という喜びの声が聞こえてきた。「ちょっと場所変えてみよう。きっと場所が悪い」。ゴカイの活きが悪くなったのを見計らって、声がした方に移動です。

 「この辺でいいかな」。20mほど移動して、いざ再開と思ったが、餌が付いていない。ついにあのゴカイを触る時が来てしまった。先輩のゴカイを一匹もらい、悪戦苦闘。元気がいいので、クネクネとよく動く。頭をつかむと噛もうとするし、臭いし、気持ち悪い。 なんとかゴカイを制し、再スタート。ハゼの釣り方は知らないけど、とりあえず底まで餌を落とし、糸をピンと張るようにして、あたりが来るか見ることにした。しばらくすると、釣竿の先端がピクピク上下に動いている。竿を上げようとすると、たしかに感触がある。「第一号だ!」釣り上げると、けっこう大きい。16cmぐらいか?うーん満足。ニコニコしながらゴカイを付ける。また悪戦苦闘していると、先輩が付けてくれた。

 同じ場所で糸をたらすと、今度はいきなり来た。一匹目よりは小さいが、まあまあ大きい。この後もう一匹釣れたが、その後はさっぱり釣れません。「とりあえず三匹いればいいか」。そんな時、小さなカニが目に止まった。「ちょっとカニでも釣ってみよう」。ゴカイをカニに近づけると、案の定ハサミでゴカイを挟んで食べようとする。ザリガニ釣りの要領で、四匹捕獲する。

 ここでハゼ釣り大会は終了。本日の成果は、ハゼ三匹と、おまけのカニ四匹。計量では、ハゼ三匹合計で92グラムにもなり、なんとハゼの部、優勝してしまいました。

 この日は初めてづくしでしたので、とても楽しく過ごすことが出来ました。


運も実力の?

【「他魚の部」優勝者原 恒男(テクノ西村)】

 会社の釣りクラブで、一年に数回出掛けるが、ハゼ釣りは久々だ。昔は一束、二束といって、百匹単位で釣れ、誰でも釣れる魚として馬鹿にしたものだが、最近は、そうは、いかん。環境の変化が物語っている。

 誘われるままに、今回初参加する。協会の皆様方にお会い出来るのが楽しみで、天気は良いし、磯の香を腹一杯吸い込み、のんびりさせてもらうのが一番の目的だ。日頃厳しい企業戦士の面々も、家族連れで、今日ばかりは、和やかに家庭サービスに努めておられる。 豊浜港の南の舟溜り、8時10分第一投、直ぐ竿先が“ピクピク”。これは調子が良さそうだ………上がって来たのは餌の影に隠れて小さなハゼ、周囲の皆が、どっと笑う。少しずつ場所を変え乍ら誘いをかける、なかなか思うように喰ってこない、二時間程の間で赤鯛の十センチ位が二匹、ハゼ五匹、コチ一匹、計量に値するものなし。

 こんなものかと、缶ビール飲み乍ら、のんびり構える。

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 沖に投げ込んで置いた竿が、急に激しくおじぎする。やっと来た、“えいっ”とばかりにしゃくり上げる。ググッと手ごたえあり“やった”と思いきや次の瞬間、ツーン、急に軽くなる。見事に鉤素が切れておる。何か大物がおるようだ。透かさず方針変更。仕掛を丈夫な物に餌も五、六匹房がけで投げ込む。暫くは音沙汰なし、その間手竿で小ハゼと戯れる。この調子だと餌も余るだろうからと、根気良く生きの良い餌に取り替え、右に左にと投げ込む。“来たっ”穂先がグーンと曲がる“ヨッシャ”今度は大丈夫だ久々の手ごたえ、まあまあのセイゴ二十八センチ……。

 その後再び沈黙が続く。暑さだけが気になり(最高温度三十二度)十一時近く潮も大分下がり、小物も、かかってこなくなった。手竿を持って少し場所を離れたところ、同僚が大声で「引いとる、引いとる」と知らせてくれる。リールの糸止めがしてなかったのか、ジーッとリールの流れる音が、余計あわてさせる。“ えいっ”グッグウ竿から腕に伝わる感触、これぞ釣りの醍醐味だ、今度は大きそうだ、右に左にと思い切り走る。ギャラリーを従え、おもむろに釣り上げるこの心地良さ、三十四センチのセイゴだった。

 腰掛けがわりにしているクーラーボックスの中で、時々“ゴツン・ゴツン”とセイゴの動きをお尻で感じ乍ら、一人にんまり制限時間を待つ、十一時半納竿。全体に低調の中、たまたま私は運が良かった。素敵なリールを賞品に頂き、ありがとうございました。このリールで来年も又挑戦したいと思います。幹事の皆様方には、暑い中でいろいろと御配慮下さいまして本当にありがとうございました。御陰様で楽しい一日を過ごさせて頂きました。


No.277 1999 7-9月号

TKK第38回野球大会順延のお知らせ

※9月3日野球大会抽選会を開催しました(壽化工機・会議室)

出場申込み14チーム代表者による抽選会を行いました。予備抽選に続き本抽選の結果前年度37回優勝の東海八神チームと同2位の名古屋片山化学チームが同じブロックになり平成11年度優勝の行方はわからなくなりました。

※大会1日目
 9/15日残念ながら雨の為中止・予備の9/23(木)変更
 9/23日又々台風接近の為中止(前年と同じ?)
※大会実行委員検討の結果順延
 大会1日目 10月11日(月)に変更各チームに連絡
※次回TKK会報誌には全試合を皆様に報告します。(応援よろしく)

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No.277 1999 7-9月号

東海科学機器協会 1999年度第4回 TKK会報編集委員会議事録

日 時  1999年7月21日(水) 16:00~18:00

場 所 コンパル御器所 3F会議室

出席者 岡野委員長、間宮副委員長、小澤委員、犬飼事務

■議題

ホームページ開設にあたり、TIN・会報委員として準備確認。

(1)協会案内
原稿は(株)キャッツにありHTML化して利用する。
変更箇所を事務局より(株)エイム(HP会社)に連絡。

(2)会報原稿
編集企画センター・ハンズ構成、(株)キャッツにて文章をTEXT化して(株)エイムに渡す。7月内に会報誌発行できるため、(株)キャッツより渡る予定。

(3)会員名簿
協会役員各位にお願いして会員の名簿・住所・TEL・FAX・E-meil・URL等のアドレスNoの確認を願う。事務局より各企業様にE-meilを送り確認いただくよう手配する。

(4)企業広告

統一したスタイルの原稿作り。(株)エイムに依頼。

(5)その他
申請用紙の入手、(株)エイム加藤氏に依頼。理事長・副理事長に捺印をいただき申請書類完成。申請手続き進行中。

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東海科学機器協会 1999年度第5回 TKK会報編集委員会議事録

日 時
1999年9月6日(月) 16:00~18:00

場 所
オザワ科学(株)3F会議室

出席者
岡野委員長、間宮副委員長、小澤委員、大藤委員、大伴委員、TIN委員・各務委員、特別参加・細居理事 事務局・犬飼、佐藤

■議題

(1)TKKホームページ開設について
岡野委員長より開設できたことを喜び、今後の活用を期待したい。
<各委員の意見>
・各ページ利用カウントにより利用の多いページを充実させては。
・トップページに進行中の情報を解りやすく。
・各種団体、メーカーとリンクさせ情報共有化を図っていきたい。
・今後の問題として、いかにPRして会員各位に意識していただけるか啓蒙活動を進めていくかが問題。

(2)ホームページ今後の対応
・TKK会員には事務局より会員企業に。HP開設案内を作成しFAXにてご案内申し上げる。
・次回協会役員会にご案内書配布。
・HPからのリンク先を今後どのように増やしていくか要検討。検索先、リンク先の調査(国家機関、県、市、大学、その他)
・info@……受信したら必ず返信を出す。

(3)ホームページ啓蒙活動
・協会行事の案内等には必ずURLを記入していく。
・役員会議事録にもURLを記入する。
 http://www.sia-tokai.gr.jp E-mail:info@sia-tokai.gr.jp

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東海科学機器協会 1999年度第4回役員会議事録

日 時
1999年7月13日(火) 14:30~16:30

場 所
名古屋中小企業振興会館(吹上)4F第1会議室

出席者
岡野副理事長、浅野理事、竹田理事、木下理事、伊丹理事、後藤理事、間宮理事、西村理事、各務監事、水野監事 事務局:犬飼

■議題

(1)日本科学機器団体連合会総会及び役員会 6/18(金) [岡野]
日本科学機器団体連合会55周年記念事業計画。
2000年に京都協会40周年を迎えられる旨報告。

(2)第18回最新科学機器展について [間宮]
役員各位の展示会職務分担確認。計量連合会側も職務分担をお願いする。
9月の役員会にて発表予定。

(3)TKKホームページ開設について [岡野]
 8月末にはTKKホームページ開設予定。

(4)秋の旅行会について 11/12 (金)、13(土) [浅野]
 旅行会に大阪科学機器展訪問の件、大阪協会事務局に連絡、了承を得る。

(5)TKKゴルフ大会について [水野]
 夏の開催から秋に変更。10/30 (土)に決定。案内状は9月中旬に送付予定。

(6)TKK釣り大会について [各務]
 9/12(日)に開催。案内状は8月初旬に送付予定。

(7)TKK野球大会について [伊丹]
 1日目:9/15(水)、2日目:9/23(木)に開催。
 球場等詳細は7月内に決定。急ぎ案内状送付予定。

(8)新春懇親会 H12/1/25(火) [後藤]
 名古屋ガーデンパレスにて開催。

(9)株式会社ダルトン名古屋支店 麓支店長転勤により、新支店長に細居邦造氏が赴任されました。麓理事転勤のため理事辞退に伴い、後任理事に細居氏を推挙、理事会にて承認。細居氏には前任者麓氏残任期お勤めいただく旨決定。

No.277 1999 7-9月号

東海科学機器協会 1999年度第5回役員会議事録

日 時
1999年9月21日(火) 13:00~15:00

場 所
名古屋中小企業振興会館(吹上)4F第1会議実

出席者
津坂理事長、岡野副理事長、浅野理事、竹田理事、木下理事、伊丹理事、前田理事、間宮理事、浅野(日製)理事、西村理事、八神理事、細居理事、各務監事、水野監事 事務局:犬飼

■議事
(1)新理事就任 細居邦造氏(ダルトン)紹介 [津坂・細居]
津坂理事長より紹介。細居新理事就任あいさつ。理事会全員拍手。

(2)北海道科学機器展概況 [津坂]
7/14より開催。津坂理事長出席。各協会関係者多数出席され、盛大に行われた旨報告。

(3)TKKホームページ開設報告 [岡野]
8月末にはTKKホームページ開設の報告と内容報告。
今後リンク先を検討し、活用領域を広げていく旨説明。

(4)TKK釣り大会報告 9/12(日) [各務]
知多豊浜港一帯にて開催。66名参加。1位:名古屋科学機器 小野 司氏。
他魚の部1位:テクノ西村 原 恒男氏。会計報告があり承認。

(5)TKK野球大会報告 [伊丹]
9/15雨天中止、順延の件報告。次回開催内容を説明、実行委員各位に協力依頼。

(6)TKKゴルフ大会 10/30 (土) [水野]
秋に変更されたゴルフ大会、申込締切り9月末再確認。
多くの会員に出席いただきたい旨説明。

(7)秋の旅行会について 11/12 (金)、13(土) [浅野]
事業所見学:大阪科学機器展。案内状を作成し、早急に会員各位に連絡。同時開催の事業所見学(大阪科学機器展)について大阪協会に日時、参加人数等取りまとめの連絡する旨説明。

(8)1999年ハノイ科学機器展 10/18 (月)~10/20 (水) [岡野]
ハノイ大学キャンパス内で開催。環境をテーマに取り上げているとのこと。

(9)日本科学機器団体連合会 創立55周年 [津坂]
記念誌、式典計画あり。

(10)その他
HOKT会(京都協会当番) 10/14 開催。東海より7名出席。


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JET9月定例研究会

日 時
平成11年9月24日(金) 18:30~21:00

場 所
コンバル御器所 3F会議室

講 師
税理士 岡島正彦先生

議 題
大混迷時代に於ける事前決算経営

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 今、私たちにとって必要な会計は、事後会計でなく事前会計であります。即ち、未来の会計、経営の羅針盤となる不可欠なものなんですと、若々しいはつらつとした声で講演は始まりました。
 ポイントを紹介しましょう。
 皆さんの会社の利益(もうけ)とは何ですか?これは「将来の費用であり、絶対不可欠な事業存続費」となります。現在と将来の目標(計画)との差を埋めるために、事前会計をきっちりと行い、もうけを投資することになります。だから事前会計が大切になってきます。よって事前会計の結論は「***をする」という具体的行動の言葉です。
 会社発展のためには、銀行とのお付き合いも大切です。今まで通りの年1回、または年2回の事後決算及び事前決算、リアルタイム決算等を、進んで報告しましょう。大丈夫です、自信を持ってください。
 最後に、社長が経営は真に自分の責任と捉え、真剣に行えるかどうかです!
 出席者一同、神妙な面持ちで聞いておりました。
    当番幹事 設楽、浅井(康)、磯輪


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電子メール入門 2

海外での電子メール

岡野忠弘


電子メールを仕事に使われておられる方が最近増えてきましたが、海外でも同じように電子メールが出来ればな、と考えておられるかたもありましょう。小生今回海外オーストラリアへ行ってまいりまして、電子メールも出来ました。何か皆様にも参考になればと思いその方法について述べてみます。

パソコンの環境はホテルのビジネスセンターはすべて英語環境のWINDOWS95でした。したがって持参のノートパソコン富士通BIBLOを使いました。 P120メモリ36M HDD 1Gモデム336という少し古いタイプです。電源は200Vですから、ノートパソコンは普通100Vから240Vまで対応していますので、オーストラリアのコンセント(ハの字)のみでOKです。まずジャックにモデムチェッカ(日本でも売っています。6000円位)でモデムに必要以上の電圧が掛からないようにチェックします。このチェックとは電話器に接続されているケーブルにチェッカを繋ぐことです。OK(多くの場合OKです。日本人の観光目的のホテルは大手が多いようですので)であれば早速パソコンと繋ぎます。

マイコンピュータのコントロールパネルのモデムをクリックし、ダイアルのプロパティで所在地を入力します。泊まられるホテルの電話番号を、例えば07とかを入力(名古屋の場合052でしょう)、勿論外線発信番号、トーンかパルスか、トーンがほとんどですが、入力します。この作業をしないとうまくいきません。

次は今国内でお使いの電子メール会社が海外にポイントを持っているかどうかです。これは深刻です。たまたま小生はニフティとマイクロソフトですから、問題は全くありませんが、多くの場合これが海外では致命傷です。ニフティもマイクロソフトも海外ポイントをただ指定するだけですべてOKなのです。但し混んでいる場合どこに振り当てるか、地図を頭に要れておいたほうがよろしいでしょう。以外と落とし穴でした。今回ニフティはROAD2しか対応しておりませんでした。(マイクロソフトは556まで)。実際デジカメ画像に時間がかかりますが、電話代が1回いくらでしたから、問題はありませんでした。

海外での電子メールを今回PITTSCON99に参加しましたので、米国フロリダ州オーランドとNYで行いました。前回はWIN95でしたが、今回は WIN98を持参、やはりWIN98は通信環境が良くなった、といわれておりますが、そのとおりです。数時間も環境設定に時間が掛かっておりました前回、もっとも慣れが大きいとは思いますが、全く日本と同じようにただちになんの苦労もなくつなげることが出来ました。ただしホテル側や、その地域のアクセスポイントの状況によって工夫が必要です。例えばニフティの場合、オーランドではNIFTYMANAGERのアクセスポイントにそのままつなげてOKですが、 NYでは市外番号に『1』を付けないとつながりません。これはマイクロソフトの番号には『1』が付けられていて、うまくいっているのに、ニフティは当初繋がらなかったので、TRYしてみた結果です。又ホテルによってはかなり課金され、1回NYでは75セントでしたが、オーランドでは2ドルかかっています。さすがNYでは専用のジャックがあり、それにパソコンの通信ケーブルをつなげばOKです。もっともオーランドのホテルの電話器にもターミナルがついていてそれに接続すれば簡単に通信可能でした。メール環境が整っていますから、国内と全く同じです。パソコンの時間を現地に合わせることはしなかったため、これは今後の課題です。

 蛇足ですが、今回デジカメ(85万画素)で写真を撮っています。APSも同時に撮っていますが、デジカメの便利さにはかなわないです。その画像はすぐにインターネットを通じて会社に配信できました。リアルに距離感も全くなく現況を伝えられます。今後は動画でしょうね。通信速度が配信側も受信側もととなわなければなりません。通信インフラがこれから益々重要です。 最後に10日間の海外でしたが、通信費用は約2万円掛かっています。なお、ザウルスでの通信は今回も出来なかったことを申し添えます。

●海外の電圧が240Vまでなら(ノートパソコンの場合)、海外先のコンセントを用意する。
●モデムチェッカを購入する。
●コントロールパネルのモデムに所在地、トーンかパルス、外線番号を入力する。
●メールソフトで海外のポイントを入力する。
 国内と全く同じ環境で使えます。


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会員だより

社名変更
■柴田科学器械工業株式会社は、平成11年7月5日、柴田科学株式会社に社名変更されました。

訃  報
■伊藤由紀殿 ご逝去
株式会社伊藤硝子製作所 代表取締役社長伊藤由紀殿におかれましては、かねてより病気療養中のところ7月31日永眠されました。ここに謹んで哀悼の意を表し、心からお悔やみ申し上げます。なお、告別式は8月3日、名古屋平安会館今池斎場においてしめやかに執り行なわれ、業界人関係者多数参列しお焼香して故人の冥福をお祈りしました。

■山岸かず殿 ご逝去
合資会社昭和理化 代表山岸晃殿 ご母堂 山岸かず殿におかれましては、9月23日永眠されました。享年81歳。ここに謹んで哀悼の意を表し、心からお悔やみ申し上げます。なお、告別式は9月24日、名古屋平安会館今池斎場においてしめやかに執り行なわれ、業界人関係者多数参列しお焼香して故人の冥福をお祈りしました。

組織変更
■株式会社ダルトン名古屋支店長麓 祐一郎氏の転勤により、新支店長に細居邦造氏が赴任されました。転勤による当協会の理事辞退に伴い、後任理事に細居氏が就任されました。

No.277 1999 7-9月号

編集後記

ようやく立ち上がったTKKホームページ。中身の充実は皆様方の積極的なご提言です。理事会で委託された、TIN(東海科学機器協会 情報 ネットワーク)と会報編集会議委員で考え、オープンいたしました。各地区の協会がHPを持ち、会員相互の意見交換の場を提供されております。このHPはまず第一歩です。〈T.O〉


ホームページの開設について一言。当協会も時代の流れを肌で感じつついろいろな問題を乗り越えて、8月27日にホームページの開設をしました。ここまでの道のりは、O氏の何が何でも開設するのだという指導力があって、それに引っ張られる形にて、できたものです。このきっかけは、理事長がこれからくる時代を想定し、協会会員の啓蒙策の一環として導入をしたのならば、後には業界のためになるとの熱意もありまして、開設の運びとなりました。ここまでに来るまでの経緯を少しは知っていただくこうと、ここに記しました。〈O.M〉


私達の協会のホームページが完成しました。東海らしく落ち着いたブルーを基調としたトップページから始まり、プロフィール、会員リスト等へと続きます。進めていくと、会報誌も載っているではないか!!!これは、これは、素晴らしい発想ですよね。まだまだ未完の部分もありますが、一応は見ることができるようになりました。会員の皆様のご意見、お待ちしております。〈I.O〉


くどいようですが、ついにTKKのホームページが開設しました!開設にかかわられた皆さんのご熱意にあらためて敬意を表します。これからはTKK会員みんなで意見を出し合って、よいHPに育てていきましょう。〈Y.O〉


TKKホームページ完成バンザイ!!皆様の汗と涙の賜物ですね。早速お気に入りに追加しました。 info@sia-tokai.gr.jpで皆様からのお便りお待ちしております。(J.S)


TKKのホームページ開設おめでとうございます。開設に際し、各方面で労をとられた方々にお礼申し上げます。これからこのホームページのコンテンツを充実させていかねばなりません。皆様の意見、お待ちしております。(S.O)


会報編集委員

 委員長  岡野忠弘:名古屋科学機器
 副委員長 間宮 収:東海八神
 委 員  小澤  :オザワ科学
  同   大藤 晋:島津製作所      
  同   大伴義孝:ヤガミ
 事務局