東海科学機器協会の会報

No.296 2003 夏号

[ 第19回最新科学機器展レポート ] 3万人が来場、相乗効果を発揮!

東海科学機器協会 理事 
第19回最新科学機器展 実行委員長 竹田政夫


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 「そして未来へ夢へ」を統一テーマに、「第19回最新科学機器展」、「第7回軽量計測総合展」、「名古屋粉体工業展2003」、「液体清澄化技術展2003」の合同展示会が平成15年4月16日(水)から18日(金)までの3日間、吹上ホール(名古屋市中小企業振興会館)において開催されました。
 4月16日(水)9時30分より経済産業省中部経済産業局様を始め多数のご来賓をお迎えし開会式が行われ、10時より展示会を効果的に盛り上げるために、ご協力いただきました名古屋市消防音楽隊のファンファーレによりテープカットをして開幕の運びとなりました。今回から粉体工業分野に近い、液体清澄化技術展も加わり、4つの展示会を始め、講演会・セミナーなどを加えた相乗効果と、幸いにも3日間とも天候に恵まれ、非常に多くのお客様をお迎えすることができ、出展社の皆様にとっても実りの多い機会になったのではないかと思います。
 今回の展示会も、厳しい経済状況の中での開催となり、実行委員一同、出展会社の募集、来場者の誘致など心配でしたが、156社、309小間、来場者総数29,547名と成功裡のうちに終了しました。3年後、西暦2006年の次回開催の約束と、次回もぜひともご協力くださいますようお願い申し上げ、3日間の合同展示会が4月18日(金)16時に閉幕しました。
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No.296 2003 夏号

[ 第19回最新科学機器展レポート ] 開会のごあいさつ

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東海科学機器協会 理事長 岡野 忠弘


  長い歴史と伝統に支えられた最新科学機器展の主催者として、多くのユーザに情報を提供してまいります。
 中部・東海地区最大の「最新科学機器展」はこれからも継続し、発展させてまいる所存であります。最後になりましたが、出展いただきました各会社様、関係官庁、機関の皆様、日本工業新聞社様、共催いたします愛知県計量連合会様、日本粉体工業技術協会様、日本液体清澄化技術工業会様各位にお礼申し上げます。

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[ 第19回最新科学機器展レポート ] 開会式

東海科学機器協会 副理事長 水野 隆二


  “桜の国 日本列島 南から北へ桜前線北上中”とこんなニュースや情報がマスコミを賑わしている頃、モノづくりを支える産業機器の総合見本市「最新科学機器展・計量計測総合展・名古屋粉体工業展・液体清澄化技術展」の合同展示会が、4月16日(水)、吹上ホールにて開幕いたしました。当日は朝から絶好の晴天に恵まれ、華やいだ雰囲気が会場にあふれ、心地よい緊張の内に開会式がスタート。
 『そして未来へ・夢へ』を統一テーマに、主催者を代表して東海科学機器協会の岡野忠弘理事長が「科学機器の最新情報をより多くの方に提供し日本の科学技術の振興に貢献したい」と挨拶。さらに、お得意な五行歌に託され、科学機器の重要性を『技術革新の 基礎を支える 業界 それは 科学機器』と唱えられ、日本粉体工業技術協会の土井修会長は「互いに密接な関係にある4展が同時開催することでシナジー効果を高めたい」と強調されました。来賓の中部経済産業局の竹中俊昭産業振興部製造産業課長は「この合同展が広く産業界・学会の発展に寄与することを期待する」と祝辞を述べられました。そして、その他にもたくさんの方からお祝いのお言葉をいただき参列者一同、3日間の成功を祈念し開会式を盛大な内に無事終了いたしました。

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[ 第19回最新科学機器展レポート ] 初日

東海科学機器協会 理事 柿坂 嘉則


 名古屋市消防音楽隊の演奏が花を添えた形で、吹上ホールで華やかに開会式が行われました。岡野東海科学機器協会理事長が主催者を代表して、お得意な五行歌を交えて「科学機器の最新情報を提供し、科学技術の振興に貢献したい」と開会の挨拶を行いました。
 本展示会は3年ぶりということもあり、開場前には多くの人が待ち受け盛況な開会式となりました。協賛の3団体の代表者ならびに来賓各位によるテープカットが行われ、音楽隊のマーチングととともに一斉に来場者が各展示ブースに詰め掛けました。
 今回は、新に「液体清澄化技術展」が加わったこともあいまって、総合展示会的要素がさらに高まったように感じられました。午後からの名古屋工業大学・柳田学長、横浜国立大学・大矢名誉教授による記念講演にも多くの人が詰め掛け、熱心に聞き入っておられました.
 初日の感想としては、率直に盛況であったと感じました。

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[ 第19回最新科学機器展レポート ] 2日目

東海科学機器協会 理事 柿坂 嘉則


 科学機器展第1日に用意されていた天気をそのまま2日目にももってこられました。集客を左右し、大きく影響するのがこれでありますので、役員各位が胸をなでおろしておられました。
 第1日目が8,922名との結果であったので、これを4団体の集結への努力、またそれぞれの団体毎に会社のユーザー様への働きかけの賜物として、よい数値で表れていると思われました。先輩諸氏によりますと、2日目はダウンするとのことでしたが、10%近くの増員であったので、来場者総数3万人も夢ではないと心より念じました。
 展示するという第1の目的の他、各会社同士の交流、情報交換ということも大きな産物でありますので、それが場内網羅されている様は、あのざわめきと外気の26℃以上に感じた熱気と抽選のベル音とがそれぞれあいまって、各位が体感されたのではないかと思います。

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[ 第19回最新科学機器展レポート ] 最終日

東海科学機器協会 理事 平野 順一


 東海地区最大の最新科学機器展は、天候にも恵まれ連日大勢の来場者が訪れ、各ブ-スとも活気を見せていました。特に、今回の展示会は最新科学機器、計量計測機器そして粉体、液体に関連する生産機械などが一同に展示された技術研究、そして生産分野の総合展として多くの業界関係者に興味あるイベントとして開催されました。
 展示会最終日は、前日の2日間に比べ開催時間が1時間ほど短いにも関わらず、最高の来場者数を記録いたしました。今回の展示会がお客様にとって、いかに関心が高かったことを伺えます。

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[ 第19回最新科学機器展レポート ] 出品者懇親会も盛大に開催

東海科学機器協会 監事 安達 公一


連日、天候にも恵まれ毎日1万人近くのお客様でにぎわいました名古屋市中小企業振興会館(通称 吹上ホール)より徒歩で5分ほど離れたサッポロビール名古屋ビール園 浩養園にて、中日の4月17日(木)18:00 より盛大に出品者懇親会が開催されました。
 出品会社のほとんどの方々が出席され、会場は300名近い方々で埋りました。展示会の実行委員長である東海科学機器協会 竹田理事のご発声により懇親会がスタートいたしました。天候も良し、客入りも良し、ビールも良し、ワインも良し、ツマミも良しの良し良し尽くしで、疲れも吹き飛び、会話と食がいつになくすすんでいたようです。
 明日の糧になる展示会に会員の皆様が、一致団結して展示を盛り立て、お客様を大勢呼ばれたご苦労は、きっと近い将来、実を結ぶことと思います。ご苦労様でした。

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東海科学機器協会第50回定時総会 東海科学機器協会第50回定時総会を終えて

東海科学機器協会 副理事長 八神 基
東海科学機器協会 理事 後藤 聡


日時 / 名古屋マリオットアソシアホテル/17階コスモスの間
場所 / 平成15年5月13日(火曜日)午後2時から

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 冒頭、司会者より総会の開始に先立ち、過日急逝された元理事長故伊丹寛一氏様を偲び黙祷を奉げ、哀悼の意を表するよう呼びかけがあり、出席会員一同暫し起立し黙祷を奉げました。
 続いて、岡野理事長より総会開始にあたっての挨拶が行われました。
 直ちに理事長が議長となり議事が開始され、議事録署名人の指名、定員数の確認が行われ、審議に入りました。
 当日の議題は5議案でした。
 第1号議案 平成14年度度事業報告の件は、八神副理事長より報告がなされ、異議なく承認されました。
 第2号議案 平成14年度収支決算書報告の件は、水野副理事長より報告がなされ、異議なく承認されました。
 第3号議案 平成15年度事業計画案承認の件は、八神副理事長より説明がなされ、異議なく承認可決されましたた。
 第4号議案 平成15年度収支予算案承認の件は、水野副理事長より説明がなされ、異議なく承認可決されました。4-26
 ここでは、創立50周年記念旅行につき、今年度、上海にて展示会の参観を主として実施計画を組んでいたが、折からの新型肺炎の蔓延により、当初案の9月上旬の開催は中止、
11月の工業展での計画を進めるが、新型肺炎の終息宣言が2~3ヵ月前までに発せられねば来年へ延期する旨説明がなされ、承認されました。また、協会厚生事業の開催に関し、平成15年度の今期より野球を手始めとして、参加者による自主運営へと順次切り替えていく旨説明があり、これも承認可決されました。
 第5号議案 東海科学機器協会規約修正案承認の件は、岡野理事長より説明がなされ、異議なく承認可決されました。事前に修正案が全会員会社宛に送達され、精読理解の上出席されていたので、理事長よりの主旨説明に対し、全員一致で承認可決されました。
 後藤理事から閉会の宣言があり、午後2時35分総会を終了しました。
 続いて二世会JETの活動報告と新入会員の勧誘への協力依頼が宮木会長よりありました。 
50周年の絡みもあったせいか例年になく非常にスムースに議事進行され、担当役員、各理事様も時間的に安心できました。これも参加各会員皆様のご協力の賜物と深く感謝申し上げます。4-3 今日の厳しい経済情勢により当協会の財政も厳しくなっておりますが、皆で知恵を出し合い語り合い悩みながら、会員皆様の年会費をより有効に活用して明日の協会活動の存続と東西協会に負けない、より充実した協会として発展していくことを願ってやみません。50年の履歴の裏にはその時々の問題もあったでしょうが、こうして皆様のご協力の基に続けてこられたのではないでしょうか。

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平成15年度 事業計画

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[ TKK創立50周年記念事業レポート ] 東海科学機器協会創立50周年記念行事を終えて 創立50周年記念式典

東海科学機器協会 副理事長 八神 基


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 限られた予算で50周年記念行事をどう構成するか、50周年事業委員会は平成14年9月の第1回検討会以来、10回にわたり無い金と無い知恵を絞りながら、侃侃諤諤あれこれと悩みながら開催してきました。
 最終の打ち合わせが6日前の5月7日、遅い時間まで委員の皆さんに集合していただき、やっと会場内での進行の要領が完成しました。記念講演会の講師も、ノーベル賞受賞者を対象に当たるもすべてダメ。その他2~3人の候補者も当日都合つかずで、最終的に知人のマスコミ関係者のパイプでトヨタ自動車の渡辺副社長にOKいただいたのが3月末でぎりぎりセーフでした。記念誌に関しては会報編集委員会へ無理なお願いをいたし、何とか当日に間に合わせて発刊いただきました。
 協会内外の多くの方々のお力を借りながら、なんとか大きな落ち度なく記念行事を実施することができ、ただただ感謝の気持ちで一杯です。
 当日は、式典の受け付け、来賓の応接から始まり、理事・監事の皆さま、また理事長会社の吉田さんとお手伝いいただいた2人の女子社員の方々、ありがとうございました。皆さまの分担作業の完遂に対する責任感なくしては、当日あれほどには円滑に運営できなかったと思います。行事進行中にも薄氷を踏む思いをする場面もありましたが、なんとかボロを出さずにやり繰りすることができました。これも会員全員の方々、また当日受賞された会員会社社員の方々の協会への温かいまなざしがあったればこそと、改めて感じ入っています。
 50周年記念事業の計画のなかで、記念旅行が未だこれからの予定としてございます。行く先は上海、時期は当初9月上旬の上海科学機器展の参観を主目的として実施計画いたしておりましたが、SARSの発生によりこれを延期し、11月の別の工業系展示会開催時、もしくは来年への延期をする旨、当日開催された第50回定時総会で承認されています。SARSの終息状況を見ながら、然るべき展示会などの開催時期と併せ計画をしてまいりますので、今しばらくお待ちください。楽しい有意義な記念旅行といたしたく、旅行実行委員会の皆さんは腕まくりしています。乞うご期待!!


東海科学機器協会 理事 木下 実


 午後3時の受付開始にも関わらず、受付場所は既に多数の表彰者の熱気であふれておりました。役員会社から女性2名の応援を得て、スムーズに受付が進み、定刻近くには来賓の方々もご来場になりました。
 今回創立50周年にあたり、表彰者は協会功労表彰4名、永年勤続表彰85名です。ご来賓の方々は愛知県、名古屋市、各地区科学機器協会、JET,日本液体清澄化技術工業会、日本工業新聞社、PRエンタープライズ社を交え総勢約170名にて定刻3時30分、式典は開始され、岡野理事長の式辞に始まり表彰式が執り行われました。
 今回より協会功労表彰及び、永年勤続30年以上につきましては日本科学機器団体連合会会長表彰、永年勤続10~20年・20~30年につきましては東海科学機器協会理事長表彰となりました。
 始めに、協会功労者の日本科学機器団体連合会会長表彰に八神順一氏、間宮收氏、岡野忠弘氏、木下実氏が受賞されました。続いて30年以上永年勤続優良従業員表彰の19名の氏名が読み上げられ、代表として保秀理化の五十嵐久雄氏が表彰状を受賞されました。引き続き東海科学機器協会理事長表彰に移り、永年勤続表彰20~30年勤続の30名の氏名が読み上げられ、代表としてオザワ科学の大口建治氏が受賞されました。さらに永年勤続表彰10~20年勤続の36名の氏名が読み上げられ、代表として柴田科学の足立純子さんが受賞されました。表彰式の最後に表彰者を代表して日陶科学の大藪雅喜氏が前に進み、力強く謝辞を述べられました。
 引き続きご来賓の愛知県知事代理、名古屋市長代理の方々から祝辞をいただきました。続いて日本科学機器団体連合会、入江照四会長よりご挨拶をいただきました。
 最後に関係各位よりの祝電が披露され、司会者より閉式の辞にて創立50周年記念式典が終了しました。
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[ TKK創立50周年記念事業レポート ] ごあいさつ

東海科学機器協会 理事長 岡野 忠弘


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 1953年(昭和28年)5月12日、日本理化学機器商工会東海支部は、会員数20名で発足。設立総会は1960年(昭和35年)5月21日。定期総会にて東海科学機器協会が会員数25名で発足。東海科学機器協会も50年の歴史を経て105社の大人数を抱える協会に成長させていただきました。65年にはTKKニュース1号が発刊されております。と同時に、第1回の最新科学機器展が名駅前の名古屋市中小企業センターで開催されております。
 さて、初代支部長 樋口仙治(島津製作所)氏以来、岡部弥助氏、吉永 正氏、八神順一氏、伊丹寛一氏、津坂武昌氏の歴代の支部長・会長・理事長の諸先輩、そして七代目岡野忠弘の長い歴史の上に、今回五十周年を迎えますこと感慨深いものがあります。2005年の愛・地球博開催、中部国際空港開港など東海地区を取り巻く環境も充実することになり、科学立国を目指す施策にのり、我々の業界の展望は明るく光り輝いております。研究開発支援産業にありまして、今後とも業界の切磋琢磨がますます必要になり、IT化の大波に流されないよう、うまく乗り切る必要があります。会員のすべてがIT武装されますことを願ってもおります。これからの10年は今までの80年に匹敵いたしましょう。そんなかにありまして、会員相互の親睦を図り科学技術の振興に寄与いたす所存であります。 

No.296 2003 夏号

[ TKK創立50周年記念事業レポート ] 祝辞

愛知県知事 神田 真秋(代読 愛知県産業労働部技監 瀧森 鉄生


 このたびは、東海科学機器協会が記念すべき創立五十周年を迎えられましたことを、心からお祝い申し上げます。
 貴協会におかれましては、業界の発展と科学の振興を目的として昭和二十八年五月に創立されて以来、社会経済のめまぐるしい変化の中で、最新科学機器の展示会を始め様々な事業を積極的に実施しておられます。当初、科学機器業界は、海外から輸入された機材の修理から始まり、後には国内での製造へと移行したものと承知しております。特に理化学ガラスは、照明器具であるランプの「ホヤ」から発展してきたものと伺っております。そして、現在では原子の構造分析等、広範囲で技術力を求められる業界へと変貌を遂げられました。日本の製造業が確かな技術力・研究開発力により、メイドインジャパンが世界のブランドとなるまでに発展できたのは、科学機器業界のたゆまぬ努力があってこそ、成し遂げられたものと申せましょう。
 また、本県は、ものづくりの愛知として昭和五十二年以来、二十五連続で製造品出荷額等が全国一位となりましたが、これもこの地域の研究開発を支えてこられた皆様方の御努力り賜であり、深く敬意を表する次第であります。
 さて、最近の経済情勢は厳しい状況が続いており、人々の不安感も増しております。本県といたしましても、「安心」「元気」をキーワードといたしまして、地震防災体制の確率や健康福祉社会づくりなどくらしの安心のための施策にしっかりと取り組んでまいります。また、地域経済の活力、中でも、中小企業の皆様方の元気が出ますよう、各種の産業振興施策を今後とも積極的に推進してまいりますとともに、産学官の緊密な連携により、産業技術水準の向上を図ってまいります。さらに、開催、開港まで二年を切りました「愛」・地球博」「中部国際空港」の二大事業につきましても、本県が世界から注目を集め、評価を得る絶好の機会でありますので、今後とも関連事業をさらに促進するよう全力を注いでまいりたいと考えております。どうか皆様方の一層のお力添えをいただきますようお願い申し上げます。
 最後になりましたが、東海科学機器協会の今後ますますのご発展と本日御参集の皆様方の御健勝を祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。

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[ TKK創立50周年記念事業レポート ] 祝辞

名古屋市長 松原 武久(代読 名古屋市市民経済局 産業経済課課長 安井 孝治


 本日、東海科学機器協会の創立50周年記念式典が、多数の皆様のご出席のもと、盛大に開催されましたことをまずもってお慶び申し上げます。
 皆様方におかれましては、創立50周年という節目を契機とされ、一層ご発展されますことを心よりお祈り申し上げます。
 さて、昭和28年5月に日本理化学機器商工会東海支部として発足されて以来、半世紀にわたり、わが国の科学技術の成長と歩調を合わせて大きく成長してこられた貴協会の歩みは、決して平坦なものではなく、さまざまな出来事があったものと存じますが、研究開発支援産業の最新の成果を一堂に集めて紹介する「最新科学機器展」をはじめとした貴協会の事業活動により、ものづくりの中枢圏域である当地域産業の発展を支えてきていただいていることに対しまして、歴代の役員を始め、ご関係の皆様方のご尽力とご功績に深く敬意を表する次第でございます。
 また、科学技術創造立国をめざすわが国において、サポーティングインダストリーである貴協会の役割はますます高まっていくものと期待されております。
 本市におきましても、自動車機械関連産業などの製造業の厚い集積と、中部国際空港
の開港や「愛・地球博」の開催など大規模プロジェクトを有するという条件を活かして、既存産業の高度化・活性化や新産業の育成を図るため、守山区志段味地区において「なごやサイエンスパーク」事業を推進し、産学官の連携による研究開発や、先端技術の集大成であるロボット技術、また次世代を担う技術であるマイクロメカトロニクス及びナノテクノロジーなどに関する研究会、シンポジウムの開催、そして地域の産学官が一体となって共同研究に取り組み新技術の開発、事業化を図る「地域結集型共同研究事業」、「知的クラスター」の創生事業など、科学技術の産業、本市産業の活性化に努めてまいる所存でございますので、引き続き皆様のご理解とご支援をお願い申し上げる次第でございます。
 最後に、東海科学機器協会の皆様のますますのご発展と、本日ここにお集まりの皆様のご繁栄を祈念いたしまして、私のお祝いのあいさつにかえさせていただきます。

No.296 2003 夏号

[ TKK創立50周年記念事業レポート ] 永年勤続優良従業員被表彰者 代表謝辞

日陶科学(株) 大薮 雅喜


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  『東海科学機器協会 創立50周年』おめでとうございます。
 ご来賓の皆様並びに役員の皆様、本日はお忙しい中、誠にありがとうございます。また、このように盛大に永年勤続表彰の場を設けていただき大変感謝いたしております。「光陰矢のごとし」と申しますように時の経つのは非常に早いもので、私もこの業界ではや20年余を過ごしてまいりました。この20年間に時代は大きく移り変わり、世情も人々も急速な変化を体験してきています。
 その大きな時代の流れの中で私達は多くの苦い経験、そして、それ以上の楽しく嬉しい経験をしてきました。それらが肥やしとなり、科学機器業界という土壌が今日の私たちを育ててくれたと思っております。
 ご当地、中部・東海地区は我が国の「ものつくり」の中心地です。その「ものつくり」を支えてきた一つの柱が、私たちの科学機器業界だと信じております。その業界に永年、携わってきましたことも私は自負いたしております。
 私たちの今後の役割は所属会社の発展の為に努力することは勿論ですが、私たちが諸先輩から継承したものを後輩諸氏に引き継ぎ、当地域の発展に寄与・貢献することも重要な役割と考え、努力を惜しむことなく頑張っていきたい思います。
 最後に、このような高い場所からではございますが、本日、表彰されました皆様のより一層のご活躍並びに所属会社様の益々の発展、そして東海科学機器協会のなおの発展をお祈りいたしまして、簡単ではございますが、永年勤続表彰者を代表いたしましての謝辞とさせていただきます。
 本日は誠にありがとうございました。 

No.296 2003 夏号

[ TKK創立50周年記念事業レポート ] 講演会

東海科学機器協会 理事 各務 隆弘


11-11  創立50周年記念の講演会が、トヨタ自動車(株)取締役副社長の渡辺捷昭様を講師にお迎えして開催されました。テーマは、「ものづくりの原点~人と組織の活性化」。極めて示唆に富んだお話に、聴講者が真剣に聞き入る様子が印象的でした。そこで、講演の要旨をご紹介します。
<基本認識>
 前提としてものづくりへの危機意識を持つ必要があるが、決して悲観的であってはならない。この時代は大きな第三の変革期を迎えている。すなわち第一は明治維新の近代化思想、第二は第二次大戦後の民主主義への変換期であり、現在は第三のすべての構造改革の時代に入った。
 これは現存するシステムを残しながら改革を実行する困難さが潜んでいるが、まさに技術開発を主体とした地球規模の競争になっていることを認識すべきだ。キーワードは、情報・環境・安全。
<日本のものづくり>
 製造業は日本経済・国民生活を支える基幹産業だが、世界に立ち向かうのは技術開発力、コスト競争力、そして「人」である。とりわけ人の知恵、工夫、努力なくして克服は不可能。海外生産は増加傾向にあるが現地の経済発展に寄与することは必須だが、その基地はあくまでも日本でなくてはならない。
 要は「良品、安価、迅速を旨とする、世のため人のための企業」でなくてはならない。結局、世界各国の自動車メーカと対峙していくためには「人の力」しかない。
<組織の活性化>
 自ら元町担当になった時の工場長としての心得は、
〔1〕目標を設定
〔2〕皆のやりたいことの後押し
〔3〕前例のないことをやる
〔4〕会社のルールを破る
〔5〕人と金を集めること
であったが、「自立」、「自律」を備えた社員一人ひとりが主役であった。
 当たり前のことを当たり前に徹底して実行する一人ひとりの意識改革が、組織の活性化の原点に他ならない。

No.296 2003 夏号

[ TKK創立50周年記念事業レポート ] 祝宴会

12-17 入口では、ウェルカムドリンクを配るアテンダントが、TKKの50周年行事の祝宴を祝うかのように笑顔でそれぞれの賓客を出迎えてくれました。また、ピアノとフルートの演奏も豪華さを演出。岡野理事長が、紅潮した笑顔でしかし落着いた表情で式辞を得意な(?)五行歌でまとめ、祝宴の賓客に安堵感を与えました。続いて、日本工業新聞社の山下社長からいつもの力強い語りで、TKKの未来に向かって祝辞をいただきました。乾杯の音頭は、本日TKK協会功労賞の栄誉を受けられた(株)マイセックの間宮社長がされ、祝宴のテイクオフ。また、ホテル側の肉料理にブランデーを振り火をつける演出もムード満点でした。
祝宴中は、本日の式典の受賞者が互いにその労をねぎらったり、講演会を振り返る者がいたり、また全国の理事長の交友があったりでその時間はいくらあっても足りないくらいでした。そしてこの場を盛上げるべく料理も豪華。宴も最高潮に達する頃、八神副理事長の中締めでこの祝宴も終了することになりました。皆様どうもご苦労様でした。

No.296 2003 夏号

「サイエンス&テクノロジー in 九州 2003」

東海科学機器協会 理事長 岡野 忠弘


 九州科学機器協会創立五○周年事業「サイエンス&テクノロジーin九州科学機器展2003」が、5月21日から3日間、博多スターレーンで開催されました。日本科学機器団体連合会 入江照四会長、日本工業新聞社 山下社長、九州科学機器協会山村信吾理事長によるテープカットで展示会がスタート。特別技術セミナーも3日間にわたり開催され、初日は佐賀大学の小川先生、鎌田先生の3時間にわたる「最先端シンクロトロン光利用事業の最新事情」の講演会、2日目と3日目は「九州大学先端科学技術共同センター」による講演が開催され、九州の大きな熱気を感じました。
 初日夕刻には、九州科学機器協会会員、役員様が参集され、博多湾での船上パーティと記念式典が開催されました。船上パーティでの乾杯の音頭のご指名を受け、

太古から倭の国の夜明けは
九州
五十年の
永き科学の歴史を
今 華 咲かせよう

と詠いました。なお、中洲はあいかわらず賑わいを見せていました。

No.296 2003 夏号

名古屋のグルメ 割烹 桃太郎

gourmet214-1
案内人 (株)ヤガミ 八神 基


 ここ桃太郎は先代が今池で始め、現二代目が昭和63年からここで割烹料理を提供している。店主の性分か店の宣伝などしないので、知る人ぞ知るというか知る人しか知らない店だ。味は折り紙つき、店主が食材の仕入れから自ら手を下し、調理まで一切を丁寧に仕上げている。その時期時期の旬の素材を活かした調理、しかも過度な味付けを避け素材の味そのものを引き立てた調理は、食す者をして唸らせるモノがある。
 ここへ初めて訪れたのはまだ最近のことだ。知人に連れられて暖簾をくぐった。店主は人見知りをする性質らしく、一見さんで風体の良からぬ来店者は“予約でいっぱい”と追い返されてしまう由。私も二回目の折は事前にしっかりと先回同道した知人の名前を伝えて予約を入れた。もしも一度桃太郎の料理を味わってみたいと思われる方は、店主に「TKKの会員です」と一言
伝えてください。14-2 ただしこの店、見かけはそこいらのいっぱい飲み屋の風情ですが、値段の方は一人一万円前後で、残念ながらそうそう気楽に行けはしない。でもちょっと馴染みになると、酒を主とした集まりなら酒代+一人前3千円の割子風弁当という奥の手もあるようだ。
 店内はカウンターが8席、追い込み式座敷が2~20名の店内を二人だけで切り盛りしている。“美酒佳肴”を掲げているだけあって、味一本で勝負の隠れた名店。先ずは一万円を工面して予約の電話を入れてみましょう、後悔はしませんよ。


名古屋市中区栄二丁目5-1 宝第一ビル地下一階
電話<052>211-6557
★広小路本町南、岡谷ビル南信号南西角のビルです

No.296 2003 夏号

[ かきゃ~あんたも ] 会報編集委員退任ご挨拶

(株)ヤガミ 大伴 義孝


15-14 このたび当誌編集委員を退任することとなり、委員最後の特権を利用して、ひとことご挨拶させていただきます。思い起こせば新卒入社早々に会報編集委員を拝命し、約7年間「TKK会報」の編集に携わらせていただきました。最初は自分の会社のことも理解しきれていない状態であったため、協会のことなどチンプンカンプン。ましてや社内では社長・役員クラスの方々の中で、学生に毛の生えたような当時の私にとって、委員会への参加は正直苦痛なものでした。初めての名刺交換で、慣れぬ手つきでいただいた名刺に“代表取締役”・“専務取締役”といった肩書きが並んでいるのを見て、ビビリあがったのを今でもはっきりと覚えています。
 しかし、そんな私に対しても当時の岡野委員長はじめ委員の方々は非常に親切で、一委員として対等の立場で接してくれました。いろいろな話を聴かせていただく機会も多く、編集委員としてはもちろんのこと、協会役員として、一経営者として、父親として、はたまたクラッシック・五行歌・ビートルズといった趣味人として、広く深い話題は大変刺激的でした。またその一方で、協会を裏で支える事務局の方々の並々ならぬご苦労・ご尽力を目の当たりにし、今日のTKKが多くの方々の流した汗によって築かれていることを学びました。そうした中で月1回の委員会への参加は、いつしか苦痛から楽しみへと変わっていきました。
 そんな委員会を去ることは、いささか寂しい気もしますが、今後は一会員としてTKKの発展にささやかながらも貢献できればと思っております。他の会員の皆様におかれましても、今後ともこの歴史ある「TKK会報」へのご理解とご協力、そして何よりもご投稿を心よりお願い申し上げます。

No.296 2003 夏号

[ かきゃ~あんたも ] 編集委員に任命されて

(株)ヤガミ 小島 司郎


 このほど社内の人事異動に伴い、大伴義孝の後任として会報編集のお手伝いをさせていただくこととなりました。年齢は前担当が委員会の中では若手である20歳代後半(30歳?)でありましたが、交代により編集委員の平均年齢を押し上げる50歳代です。
 体力・瞬発力では前任者にかないませんが、年相応の経験で会報の作成にお役に立てればと思っております。よろしくお願い申し上げます。

No.296 2003 夏号

東海科学機器協会 2003年度第1回役員会議事録

日 時 2003年4月15日(火) PM1:00~1:30
場 所 名古屋市中小企業振興会館4階 第1会議室
出席者 岡野理事長、八神副理事長、水野副理事長、各務理事、伊丹理事、竹田理事、柿坂理事、後藤理事、木下理事、平野理事、西村理事、安達監事、小澤理事、伊藤議事、山岸監事監事
議事
(1)4/16-18 最新科学機器展終了報告について(竹田)
展示会当日のTKK役員の役割確認については、実行委員長が中心となって行うこととしました。
実行委員は、初日AM8:30に集合して、竹田実行委員長を中心に朝礼を行い当日の行動を確認。その他の役員は、随時伝達を行うので実行委員長の指示に従って行動を行うこととしました。
(2)5/13 第50回定時総会について(八神)
今回、総会資料はすでに全会員に送付してあります。総会の進行について、各発表者は内容を確認しておいてください。また、50周年事業に関連して周年行事の旅行は、香港で発生したSARSの影響を考え、行先について慎重に検討しなければなりません。
(3)5/13 創立50周年記念式典について(八神)
50周年実行委員にて4/8名古屋マリオットアソシアホテルへ下見に行きました。当日は、山岸社長紹介の児島さんも同行して、行事の進行に合わせてフロアを移動して確認しました。
最終打合せとして、5/7(火)PM4:30に岡野、八神、小澤、木下、各務、山岸、児島、吉田以上8名にて名古屋マリオットアソシアホテルにて打合せをすることとしました。
(4)平成15年度事業計画案の策定の件(岡野)
6/10の第3回役員会において、本年度の厚生事業等の日程の発表ができるように各行事担当者は予定をたてておいてください。
(5)会報編集委員会(小澤)
最新科学機器展および50周年記念事業について、会報誌原稿作成担当を次のように決定しました。よろしくお願いいたします。
最新科学機器展/総括:竹田、開会式:水野、1日目:柿坂、2日目:西村、3日目:平野、懇親会:安達、写真:伊藤、事務局
50周年記念事業 総括:八神、総会:後藤、式典:木下、講演会:各務、祝宴会:伊丹、写真:山岸、事務局
(6)その他
TKK新規入会希望のセントラル科学について、入会が承認されました。

No.296 2003 夏号

東海科学機器協会 2003年度第2回役員会議事録

日 時 2003年5月13日(火) PM1:00~1:30
場 所 名古屋マリオットアシシアホテル17階 楠の間
出席者 岡野理事長、八神副理事長、水野副理事長、各務理事、伊丹理事、竹田理事、柿坂理事、後藤理事、木下理事、平野理事、西村理事、安達監事、小澤理事、伊藤議事、山岸監事監事
議事
(1)4/16-18 最新科学機器展終了報告について(竹田)
第19回最新科学機器展は、4月16日から18日まで好天にも恵まれ、3日間で延べ29,547人を集客する過去最大の好結果でした。
展示会自体の内容についても、同時開催の他3団体様からもたいへん好評であるとのことを聞いております。日本工業新聞社からの報告も近々にされますので、その際にこの報告もさせていただきます。
(2)5/13 第50回定時総会について(八神)
今回は、4月の初めに総会資料を会員へ送付させていただいておりますので、会員は本日の総会の議事内容については熟読されていると思います。役員についても、すでにそれぞれ内容を把握されていると思いますのでよろしくお願いいたします。
(3)5/13 創立50周年記念式典について(八神)
すでに何回もレジュメを読み合わせてお互いの担当を確認させてりただいておりますが、再確認の意味で会場受付担当から順番に担当を確認しました。それでも不測の事態発生については、八神実行委員長の指示のもとに行動することで一致しました。
特に、各地区協会の責任者の方が、多数ご来名されますので失礼のないよう対応することが確認されました。

No.296 2003 夏号

東海科学機器協会 2003年度第3回役員会議事録

日 時 2003年6月10日(火) PM4:00~5:00
場 所 中村区名駅「神谷」
出席者 岡野理事長、八神副理事長、水野副理事長、各務理事、伊丹理事、竹田理事、後藤理事、木下理事、平野理事、西村理事、安達監事、小澤理事、伊藤監事、山岸監事
議事
(1)5/13 第50回定時総会について(八神)
当初の予定通りH15.5.13名古屋マリオットアソシアホテル17Fコスモスの間にてPM2から開催されました。冒頭本年1月に急逝された元理事長伊丹寛一氏を偲び黙祷を捧げてから総会が開始されました。議事については、特に創立50周年事業についての予算報告等が行われました。第5号議案では、規約修正の承認の議もあったが事前に議事内容を配布しており会員の了解もすぐに得られスムーズ゙に議事が終了しました。
(2)5/13 創立50周年記念式典について(八神)
限られた予算の中での50周年記念行事ということでしたが、当初の予定通り記念式典・記念講演会・祝宴会の行事を全国から各理事長様はじめ多くの来賓のご出席を賜り、総勢約170名にて実施しました。また記念講演会は、 トヨタ自動車渡辺副社長を招くことができ「トヨタのモノづくり人づくり」という興味ある講演を行っていただきました。
(3)5/21 九州科学機器協会50周年/展示会報告(岡野)
TKKからは、岡野理事長が出席。各地からは、大阪・エスペック小山会長、東京・入江会長、工業新聞・山下社長等が出席され盛大に開催された。佐賀大学のシンクロトロンの話など興味深いものも多くありました。
(4)6/20 日本科学機器団体連合会 第58回総会の件(岡野)
TKKからは、岡野理事長、八神副理事長が出席予定。
(5)厚生事業年間計画実施計画報告(水野)
釣り大会 9/13(土)、ゴルフ大会11/8(土)、野球大会10月開催予定、ボウリング大会3/12(金)なお野球大会については、実施方法について昨年度優勝、準優勝チームとの打合せを近々に行う予定です。
(6)会報編集委員会から(小澤)
夏号については、原稿提出についてご協力をいただきましたので予定通り6/末に発行できる予定です。
平成15年度についての会報誌年間計画を立てましたので参考にしてください。また、会報誌表紙写真について秋号から「自慢の一品」ということで募集いたしますので宜しくお願いいたします。
また、会報誌広告について今回より中央理化、アドバンテック東洋、八神理化器様の3件が追加されました。
(7)請求書送付の件(岡野)
H15年度TKK会費、会報誌広告代、前期経営研究会会費について5/15送付させていただきました。現在、 半分くらいの会員様からご入金いただいております。
6/9に会員の研修ということで昨年に引続きISOの無料講習会の案内をメールにて会員へ配信しております。

■役員会終了後、日本工業新聞社を招き第19回最新科学機器展終了報告を兼ねて懇親会を開催しました。

No.296 2003 夏号

東海科学機器協会 2003年度第1回TKK会報編集委員会議事録

日 時 平成14年4月17日(木) 16:00~18:00
場 所 オザワ科学 4F会議室
出席者 小澤嚴、大判義孝、吉田実
議事
(1)TKK50周年のあゆみについて
表紙のデザインについては、シンプルなものが採用されました。
校正については、原稿作成も行うが同時に対応する必要があります。
TKK役員の紹介については、わかりやすい表示が必要です。
(2)その他
ヤガミ・大伴さんが担当を交代されるとのことなので次回、引継ぎを行うこととしました。
(3)5/13 創立50周年記念式典について(八神)
すでに何回もレジュメを読み合わせてお互いの担当を確認させてりただいておりますが、再確認の意味で会場受付担当から順番に担当を確認しました。それでも不測の事態発生については、八神実行委員長の指示のもとに行動することで一致しました。
特に、各地区協会の責任者の方が、多数ご来名されますので失礼のないよう対応することが確認されました。

No.296 2003 夏号

東海科学機器協会 2003年度第2回TKK会報編集委員会議事録

日 時 平成15年5月28日(水) 16:00~17:00
場 所 オザワ科学 4F会議室
出席者 小澤嚴、大伴義孝、吉田実、小島 司郎、岡野忠弘
PM4-5まで編集会議、その後別場所にて延長会を開催。
議事
(1)大伴氏編集委員退任、新委員紹介
新委員 小島 司郎氏が紹介され着任しました。 病気療養中の大藤委員の対応について検討しました。
(2)6/30発行予定、夏号(4~6月)の確認
第19回最新科学機器展、定時総会、50周年記念式典、講演会、祝宴会など掲載予定の原稿の到着状況などを確認しました。
(3)本年の会報誌の方針等
表紙シリーズの決定、発行スケジュールの確認、会報誌広告掲載などについて検討しました。

No.296 2003 夏号

東海科学機器協会 2003年度第3回TKK会報編集委員会議事録

日 時 平成15年6月19日(木) 16:00~18:00
場 所 コンパル会議室
出席者 小澤嚴、小島司郎、吉田実
議事
(1)6/30発行予定夏号の校正
執筆者の肩書きは、協会行事関連は協会役職名で、その他は会社名で表記。
(2)平成15年度スケジュールの確認
野球大会の自主運営に伴い、会報誌への展開について確認。
名古屋のグルメシリーズは、次回も八神氏へ依頼。
チノー田中氏へ、名古屋着任の挨拶文を依頼することにしました。
(3)表紙写真のテーマを「私の自慢の一品」に決定
会報誌にて募集。しばらく応募を待つことにしました。

No.296 2003 夏号

2003年度JET定時総会

日 時 2003年5月9日(火)
定時総会:18:00-19:00
懇親会:19:00-20:30
場 所 メルパルクナゴヤ
去る5月9日(金)、メルパルクナゴヤにおいて定時総会を実施いたしました。
 最初に高木会長より、今回の総会で役員の改選になりますので会員の皆様に2年間の協力と、ご本人が今回卒業されるということでお礼の挨拶がありました。新参与への記念品贈呈の後、早速議事に入りました。2002年の活動報告、会計報告、2003年の事業計画、予算案が各担当役員より説明され、それぞれ承認され議事は終了しました。
 本年は、役員改選の時期にあたりますので、新役員の承認が行われ、会長に宮木康光(栄屋理化)、副会長に林宏樹(ハヤシ化成)、会計に伊丹勝司(壽化工機)、理事に浅井幹雄(中央ハリキ)、青山英資(サンメック)、監事に中野良昭(中野)の各氏が決定いたしました。また、本総会より新たに新会員として、間宮康博(マイセック)、西村幸洋(テクノ西村)、中村望(保秀理化硝子製作所)の各氏が入会いただき、15名の会員となりました。
 本年も、昨年に引き続きJETのOBである参与の方々との懇親をより深めようとの思いから、7月に合同懇親旅行を考えておりますのでぜひともご参加よろしくお願いいたします。
 その後、設楽参与にご出席いただき宴会を行ないました。最初に宮木新会長より抱負等のご挨拶をいただき、乾杯ののち懇親会に入りました。今年でJET発足25年目を迎えますが、周年事業は30周年で行う予定にしておりますが、周年記念研修旅行等の話題で大変盛り上がり和気あいあいの内に宴も進み、新会員が入会されましたのでそれぞれ自己紹介をしていただきました。そろそろ時間となり、最後に設楽参与に一本締めで締めていただきお開きとなりました。今年も研究会を中心に中身の濃い勉強会を計画し研鑚を積んでまいりますので、今後ともJETの活動にご理解を賜りますとともに、二世の方(または準ずる方)のご入会を心よりお待ちいたしております。

No.296 2003 夏号

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No.296 2003 夏号

編集後記

◆フゥー、大イベントがやっと終了しました。4月の第19回最新科学機器展、5月の定時総会・50周年記念式典。理事長・副理事長以下、役員全員が知恵と汗を絞り出した2ヵ月間でした。お疲れ様。そんなことで夏号は記事が豊富にあります。企業広告も増えました。ぜひ会報誌を沢山の方に読んでいただきたいと思っています。何か気付かれること・ご意見がありましたら事務局へお願いいたします。(I.O)


◆先日、ある企業様の紹介ですばらしい庭園・建物を拝見させていただく機会に恵まれました。庭園にあっては、幻想……料理にあっては、美味……お茶にあっては、妖艶……。自分知る限りの(意味までは、疑問ですが……)言葉があてはまるような印象を受けました。普段の時間に追われる仕事の中で、一服の清涼感を感じた時間でした。(M.Y)


◆今号は50周年・最新展と、盛りだくさんの内容でお届けしました。いずれの行事も無事終わり、ひとヤマ超えた感がありますね。しかしこれからもハゼ釣り・野球・ゴルフと、TKKでは楽しい行事が目白押しです。会報誌も次号からは気分一新、表紙もリニューアルの予定です。乞うご期待!(Y.O)


会報編集委員

委 員 長  小澤 嚴:オザワ科学
副委員長  八神 基:ヤガミ
委  員  大藤 晋:島津製作所
委  員  大伴義孝:ヤガミ
事 務 局  吉田 実:名古屋科学機器