東海科学機器協会の会報

No.344 2013 新年号

新年号 2013年

TKK新春懇談会TKK新春懇談会

TKK新春懇談会TKK新春懇談会が平成25年1月8日(火)名古屋ガーデンパレスにて開催されました。

No.344 2013 新年号

年度所感

年度所感

No.344 2013 新年号

2013年TKK挨拶

東海科学機器協会 理事長
岡野忠弘
名古屋科学機器株式会社

15
皆様明けましておめでとうございます。明るいお正月をお迎えのことと存じます。
さて、昨年は第二十二回最新科学機器展が皆様のご協力で成功裏に終了いたしました、秋東京の分析・科学機器JASYSも無事終了いたしました。
今年秋10月3日には我が協会の創立60周年の行事を迎えております。目下着々とその準備をさせていただいております。
世の中の景気も政権が代わり明るい経済に進もうとしております。この地での自動車関連企業も全体として上向きであります。自動車の形態がかわってきました。それに伴う、研究開発が盛んであります。航空宇宙産業も国産化が順調に進んでおります。
iPSの山中先生のノーベル賞の受賞は我々業界にとっても大きな話題でありました。研究開発支援産業の大切さが理解されたようにおもえます。
さあ皆さんの出番であります。明るい年でありますよう、祈念申し上げ新年の挨拶に代えさせていただきます。

No.344 2013 新年号

TKK創立60周年の年の始めに

東海科学機器協会 副理事長
八神 基
株式会社ヤガミ

16
新年をお迎えになられ、あけましておめでとうございます。
早いもので、平成の世となりこの8日で25年目を迎えます。もう四半世紀が過ぎるのですね。この間、我が国は人口の頭打ちないし減少、GDPで代表される経済の停滞、追い討ちを掛けるように一昨年3月の東日本大震災と、ずっと閉塞感の漂う四半世紀でもありました。私自身を振り返れば25年前は42歳、当時はエンジン全開の“フルパワー”で走っていました。そんな時代を幾年も経て、今ではすっかり“古パワー”。全開して走ると壊れてしまうから、ホドホドにアクセルを踏みつつ、今年も年の始めを迎えることができました。
我がTKKは今年で満60歳の還暦を迎えます。当協会ではこの先の協会執行部メンバーの世代交代を織り込んで、今年度からは一世代若い役員の皆さんが中心となって協会行事の計画・実行を進めてもらっています。
今年の4月から始まる新年度では、TKK創立60周年を記念する行事が目白押しです。会員会社の社員さま向けの行事もあれこれと計画しています。どうかこれらTKKの各行事に社員の皆さま方ともども進んでご参加をいただき、共に我がTKKの60周年を賑々しく寿ぎたいと思っています。
会員の皆さまには、今年も執行部へのご支援をいただきますようお願い申しあげます。

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平成25年の年頭にあたり

東海科学機器協会 副理事長
木下 実
株式会社木下理化

21
東海科学機器協会の会員の皆様、明けましておめでとうございます。
平成25年の初春にあたり、新年のお慶びを申し上げます。
東北の復興が加速されていない現状につけて、原子力発電の脅威、地震の恐怖、外交領土問題に経済問題、少子高齢化、市場の縮小・・・。20~40年後、新興国の経済が伸びる一方、日本は急速に存在感を失うとエコノミストの予測がありました。我々はこれらの諸問題を抱えての変革をしなくてはならない年の始まりではないでしょうか。
東海科学機器協会は今年創立60年であります。協会の歴史を繰りますと色々な親睦事業を行ってきました。「野球大会・観劇会・旅行・麻雀大会・スキー大会・大運動会・ハゼ釣り大会・フィールドアスレチック大会・ボウリング大会・ゴルフ大会・ファミリーイベント名古屋港水族館」今では時代の流れや予算面で引き継がれている事業は少なくなりましたが継承されている事業におきましては大いに親睦が保たれていると思われます。近年に至っては「見学会」も充実した企画がされ、昨年は特に今までにない北澤宏一先生による「講演研修会」を行いました。「親睦と研讃」がかみ合ってきた感がうけられます。当協会も新たな役員構成になりつつある中、更に有意義な事業を企画し展開して行く所存ではありますが協会の皆様にもおかれましてもご意見を頂きより一層充実した事業が展開される事を望みます。
最後に当協会へのご支援およびご協力と事業への参加をお願い申し上げます。
本年が皆様にとりまして実り多い年となります様祈念申し上げます。

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TKK60周年のもつ意味

東海科学機器協会 理事
各務隆弘
朝日テクニグラス株式会社

18
新年を寿ぎ、本年もTKKを何卒よろしくお願いいたします。
混沌とした政治、経済の長い道のりに幾分食傷気味ながら、それでも新たな年を迎えるについて抱負を持って臨みたい。今年は60周年記念事業が10月3日に予定される名古屋観光ホテルでの式典を核に様々な周年事業が計画されています。
当協会は1953年、日本理化学機器商工会・東海支部として20社の参加から発足したところに起点があります。その後1960年に東海科学機器協会設立の経緯を経て現在に至っています。
法人であるTKKも人で言えば数え年61歳の還暦の年となる。還暦は「華甲」とも言い、華を分解すると十が6個とひとつの一となり61を表している。甲は甲子(きのえね)で年の意味があり12支の最初。数え年61年目に生まれ年と同じ干支に還る。
これらの意味から単なる周年行事ではなく、今一度60年の変遷を「温故知新」に倣いながら連綿と続く近未来に思いを馳せ、あらためて100年の計を形成するに重要な機会にも思えます。
間断の無い事業改革委員会の諸施策もさることながら、TKK会員の皆様の積極的な参加と、ご意見がTKK運営の根幹となります。ここに重ねてご支援をお願いする次第です。
今年一年の皆様の更なる活躍を期待申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。

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新たな年を迎えて

東海科学機器協会 理事
水野隆二
株式会社カーク

23
TKK会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、日本経済は長期停滞の様相になってきました。デフレ、人口減と成長の二大阻害要因が根っこにあり、さらに株安・円高・高失業率・所得減とまさに剣が峰に立たされています。
また政治での政策のブレやふらつき、新興国台頭による国際的地位の低下、人心荒廃による異常な殺人や薬物乱用などの社会的事件の増加など文明国家としての大きな曲がり角を迎えている状況を考えますと、今ここで政・官・民が再生への道のりを真剣に取り組まないと企業の業績回復は益々遠のくと思われます。
このような時期にTKKは今年、創立60周年を迎えました。先達のたゆまぬ努力で築かれてきました協会として、これからも会員の皆様と共に円滑なそしてバランスのとれた活動を目ざしてまいります。2013年皆様にとりましていい年になりますように祈念いたしまして挨拶とさせて頂きます。

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2013年  新年ご挨拶

東海科学機器協会 理事
八代 智
株式会社島津製作所

31
新年明けましておめでとうございます。
今年は巳年です。巳年は、「誕生」を意味する年と言われます。また、ある説によると蛇は、「恩を受ければ恩で報いる性格を持つ」とも言われています。
グローバル経済が進行する中、我が国を含む国際社会にて「Give and Take」で互いに恩恵を得る価値あるビジネスが多くできる時代の「誕生」であることを期待します。お客様との関係深化は当然として、ステークホルダーとも互いに価値ある仕事をしたいものです。
東海科学機器協会は、引き続き会員各位に元気を出していただける企画、行事を実施させていただきます。今年もよろしくお願い申し上げます。

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新年挨拶 

東海科学機器協会 理事
高木裕明
伊勢久株式会社

19
新年明けましておめでとうございます。
会員の皆様におかれましては、ご家族お揃いで楽しいお正月を迎えられたこととお慶び申し上げます。
さて昨年は国内においては震災の復興も始まり、民間設備投資や個人消費も上向いてきましたが、海外では欧州債務問題の再燃や米国での財政の崖問題、又領土問題による中国での反日デモそして日本製品の不買運動等、誠に不安な状況の中で年を越しました。
今年も円高、デフレ、株安と言う厳しい状況が暫く続くものと思いますが、本会報誌が発行される時には新しい政府が新たな景気刺激策を打ち出していることと思います。前政権下で疲弊してしまった国力を一日も早く回復してもらいたいものだと思います。
しかし他力本願ではいけません。私達科学機器を扱う業界として我が国の科学技術の振興に貢献し一日も早い景気回復を図っていかないといけないと思います。
昨年は60年に一度の黒龍の年として韓国ではベビーブームの年だったそうです。私事ですが、私も二人続けて孫が出来まして我が家もベビーブームの年となりました。孫たちの時代が素晴らしい世の中になるよう今年も頑張りたいと思います。
本年も皆様にとって素晴らしい一年になりますよう心よりお祈り申し上げます。
本年もよろしくお願い致します。

No.344 2013 新年号

新年を迎えて

東海科学機器協会 理事
古米一博 株式会社日立ハイテクノロジーズ 中部支社

24
新たな年を迎え、今年は飛躍できる年でありますように祈念しております。
初の名古屋経験も2年弱経過いたしましたが、国内外の情勢は相変わらず厳しく、特に近隣国との問題や、TPP参加問題、対アメリカとの関係や国内においては景気の問題、高齢化社会の問題、そして今だ震災で被害を受けられた方々も苦難の状況が続いていることなど、新たな政治の力で現状改善や決断が少しでも進むことを祈念しております。
昨年の明るい話題としてロンドンオリンピックでの日本人選手の活躍が印象に残ります。特にチーム力や選手間の絆には皆さまも感動されたと思います。日本人の良い気質がチーム力や絆として発揮されたことは、同じ日本人として少し誇らしく感じられたのではないでしょうか。
理化学機器の業界も非常に厳しい状況が続いておりますが、もう一度初心に戻り、ユーザーのニーズや望んでいる本質は何かを問い、それに関わる人がチームとして対処していき、メーカー・販社・サービスそしてユーザーとの絆が強まり、日本として他国に負けないものつくりができることを夢見ております。
今年も皆さまのご支援をいただきながら科学機器の発展に微力ながらも寄与していければと思います。なにとぞよろしくお願い申し上げます。

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2013年 新しい年に向けて

東海科学機器協会 理事
小澤惠子
オザワ科学株式会社

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新年あけましておめでとうございます。
会員の皆様方におかれましては、御家族おそろいで清々しく新年を迎えられた事と心からお慶び申し上げます。
昨年4月には、第22回最新科学機器展が開催され18000名を超える来場者を迎えることが出来ました。皆様のご協力ありがとうございました。
そして10月には、航空宇宙の関連企業が世界から集まり国際航空宇宙展が開催されました。今後の中部の支えとなる航空機産業の成長の起爆剤になることを期待されております。
東海科学機器協会は、本年10月に60周年を迎えます。歴史ある協会の中で若輩ではありますが諸先輩の教えをこうむりながら役目を果たしたいと思っております。担当していますファミリーイベントでは、毎年たくさんの方に参加して頂き今年もお会いできることと楽しみにしています。
東日本大震災の復興が、遅々として進まず被災者の方を思うと心が痛みますが、今年こそ明るい年にしたいと心から願っております。本年もよろしくお願い申し上げます。

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2013年 新年にあたり

東海科学機器協会 理事
宮木康光
株式会社栄屋理化

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会員の皆様、新年あけましておめでとう
ございます。
本年は、協会の60周年の年です。色々企画を検討しております。是非ご参加をお願いいたします。
突然ですが、断捨離(だんしゃり)のすすめという講演会を聞きました。
断捨離とは、

ヨガの「断行(だんぎょう)」、「捨行(しゃぎょう)」、「離行(りぎょう)」という考え方を応用して、人生や日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、モノへの執着から解放され、身軽で快適な人生を手に入れようという考え。単なる片づけとは一線を引くという。
断=入ってくる要らない物を断つ
捨=家や会社にずっとある要らない物を捨てる
離=物への執着から離れる

・クラターコンサルタント・やましたひでこ氏が開発
・身の回りの「不要・不適切・不快」なものを断ち・捨て・離れる「引き算のアクション」
・モノ(ヒト・コト)と自分の関係を問いただす
・「必要・適切・快適」なモノだけに囲まれる、ゆとりある生活
・執着からの解放され自由で豊かな人生を再構築

断捨離で起こる10の変化、
・スペースが片づき空間と心にゆとりが生まれた
・掃除をまめにするようになった
・無駄遣いをしなくなった
・モノを探す時間が無くなった
・人間関係が良好になった
・仕事の効率が上がった
・家事をマメにやるようになった
・健康面が改善した
・自分が好きになった
・自分のパターンがわかり問題解決が速くなった

本も沢山出ているようですが、詳細は書ききれませんが非常に明快で利用でき考え方や物の見方を変えることが出来るように思います。機会があれば是非聞いてみるか読んでみてください。
本年もよろしくお願いたします。

No.344 2013 新年号

新年挨拶

東海科学機器協会 理事
米田篤司 株式会社堀場製作所
 名古屋セールスオフィス

111
 TKK会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。旧年中は何かとお世話になりました。本年も何卒宜しくお願い致します。
リーマンショック以降、東北の大震災、タイの洪水となかなか立ち直る機会をつかめない中、家電、半導体業界を中心に不況の荒波が押し寄せた2012年でした。
 一方、東海地方だけを見れば自動車業界を中心に前年より堅調に景気が推移した様に感じられますが皆様方の企業におかれましては如何な年でありましたでしょうか。私事ではありますが二回目の名古屋勤務が1月に始まり、4月の最新科学機器展が終わったと思ったら気が付けば年末といった感じで、アッという間の1年を過ごしました。
 2013年は、TKK設立60周年の年です。
春には記念ゴルフコンペを始めとして例年以上の催しが企画されております。会員企業の皆様におかれましては各種催しへの積極的なご参加を紙面を借りてお願いする次第です。2013年という年が皆様にとりまして素晴らしい年になります様、心より祈念し新年の挨拶とさせて戴きます。

No.344 2013 新年号

巳年を生きる

東海科学機器協会 理事
伊丹勝司
 壽工業株式会社

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 TKK会員の皆様、新年あけましておめでとうございます。各企業様におかれましては、どのような新年を迎えられましたでしょうか。
 昨年は、東日本大震災からの復興が少しずつでも進み、そろそろ回復基調かと思いきや、隣国との関係悪化が日本経済に大きな打撃となり政治の混乱がそれに輪をかけ、まさに激動の一年であったように思います。そんな中でもわが協会においては、第22回最新科学機器展が成功裏に終わるなど、数々の行事が行われる中、各会員企業様の積極的な参加を頂きまして誠に有難うございました。特にここ数年、悪天候に悩まされていた「野球大会」がいずれの日程も好天に恵まれ無事予定通り閉会まで漕ぎ着けられたことが、私野球大会実行委員長の責務として一番の収穫と喜んでおります。
 巳年は、それまでに蒔いた種が芽を出す、すなわち才能が開花する年と言われています。加えて本年は当協会は60周年の節目を迎え、記念事業が目白押しとなります。本年を期に協会にも新しい芽が生えるよう、どうか昨年以上に協会行事へのご参加・ご協力を宜しくお願い致します。新しい政権も発足いたしまして、経済的にも外交的にも昨年迄の閉塞感から脱皮し、日本がもう一度、輝かしい国になる、その足掛かりになる年になるよう祈念いたします。

No.344 2013 新年号

TKK60周年に感謝

東海科学機器協会 監事
中野良昭
 株式会社中野

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 新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 昨年の出来事としては東北震災からの復興への足踏み、エネルギー問題からの原発再稼働の動き、消費税増税案の可決、円高による輸出の減少や電器機器メーカーの衰退、尖閣諸島・竹島領土問題に対する中国・韓国の動きなどがあり、世界は今度どう動くのか新聞メディア等には題材があふれかえっています。
 しかし日本では増収、増益の一部企業ががんばっております。他の方面でも少しは上向へ動いてほしいと期待しています。我々科学機器業界において第一の朗報は昨年「iPS細胞」で京都大学の山中教授がノーベル賞を受賞したことです。これで今年の科学機器業界の勢いは加速すると確信しております。
 そして今年は東海科学機器協会設立60周年記念の年であります。60年もの長きに渡り協会を運営されてこられた方々そして参加していただいた会員の皆様方に厚く御礼申し上げます。本年中には記念式典など記念行事が数多く執り行われます。すべての行事が実行委員、役員、TKKの皆様方の努力により無事成功に終わりますよう期待しております。私も微力ながら少しでもお力になれるよう頑張りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。まずはTKKの会員の方々には出来る限り参加して下さいますようお願い申し上げます。
そして、本年が東海科学機器協会の皆様にとってよい年でありますよう祈念いたします。

No.344 2013 新年号

新年ご挨拶

東海科学機器協会 監事
林 宏樹 ハヤシ化成株式会社

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 東海科学機器協会の会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。
 昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。今年もよろしくお願い申し上げます。
 さて、昨年の新語・流行語大賞のトップテンは以下の通りでした。
 ・ワイルドだろぉ
 ・iPS細胞
 ・維新
 ・LCC
 ・就活
 ・第3極
 ・近いうちに…
 ・手ぶらで帰らせるわけにはいかない
 ・東京ソラマチ
 ・爆弾低気圧
この中で一番気に入った言葉は“手ぶらで帰らせるわけにはいかない”です。
私は個人戦よりも団体戦が好きです。自分の為だけではなく誰かの為、この取り組み方が大好きです。誰かの為になったと思えた時に幸せを感じます。
 今年は、このような幸せを少しでも多く感じる事ができるように心掛けつつ、年間大賞に選ばれた言葉のように今までよりも“ワイルド”に過ごしてみたいと思っています。
 最後になりますが、2013年が皆様にとって最良の年である事を祈念して新年の挨拶とさせて頂きます。

No.344 2013 新年号

新しい時代の始まり

東海科学機器協会 監事
伊藤弘一郎
 株式会社三弘

113
 新年あけましておめでとうございます。
 会員の皆様におかれましては、ご家族と楽しいお正月を迎えられたこととお慶び申し上げます。また、昨年は、当協会の最新科学機器展を初めとする様々な活動にご理解、ご協力を頂きましたことを忠信より御礼申し上げます。
 さて、昨年も景気回復が一番と騒がれていながら、現状の日本経済は、先行き不透明なことばかりで、特に円高の影響で国内企業の多くは製造拠点を海外へと移し、生き残りを掛けて最大限の努力をされております。
しかし、一方で海外進出などにより日本の技術力が海外へ流出されると危惧されているのも現実です。そして、昨年の年末に国民の真意を問う国政選挙も終わり、新しい政治が今年から始まります。
 そんな中、私達の協会も、今年は60周年と言う大きな節目の年を迎えることとなりました。人間でいう還暦の年です。還暦の還は、「かえる」「もどる」という意味で、暦は干支を意味しています。60年で干支が一回りし、「生まれた年の干支に還る」ことから「還暦」と言われるようになったそうです。そう考えると私たちの協会も生まれた年の干支に還るため、巳年(みどし)に還ります。巳年は、新しい誕生を意味する年です。
 そんなことを考えるだけでも楽しくなってきますし、何か期待が持てる新しい時代が始まるような気がします。不景気、不景気と言っていても何も始まりません。皆様と共に科学機器の発展に寄与し、「技術立国、日本を目指して」頑張って参りましょう。

No.344 2013 新年号

新しい年となりました

東海科学機器協会 JET会長
磯輪昇男
 イソワテック株式会社

28
 新年、あけましておめでとうございます。
今年も元日に恒例としている伊勢神宮へ参拝へ出向きました。
 聞いた話によると、今年は伊勢神宮の式年遷宮の年だそうです。神宮の社殿などを造り替えて、東西に隣接する敷地に神座を遷すわけですが、今回は西側(金座・かねざ)に遷されるそうです(現在の東側は米座・こめざ)。
 実は、この金座の20年は激動の時代だと言われているとの事。
 過去の金座の間には、世界恐慌 満州事変 第2次世界大戦 石油ショック バブル崩壊・・・ 
 結局、伊勢神宮の言い伝えによれば、昨年までは平穏な時代で、2013年から本格的な激動の時代が始まるということです。
 元日早々からなんとも重い話が耳に入り、戦々恐々としてしまいました。
 だからこそ、2013年は激動の時代の始まりであり、同時に新しい秩序が創り出されるチャンスの時代とも聞かされました。
 是非ともチャンスの年の始りと捉え邁進していきたいと思います。
 本年も皆様の変わらぬご指導、ご高配賜ります様お願い申し上げます。

No.344 2013 新年号

会員だより サッカー審判員を通じて

株式会社 名古屋医理科商会 犬飼朝久

1私は小学4年生のころからサッカーを始め、プロ選手になりたいという大きな夢を抱いていました。それから中学、高校、大学とサッカーを続けてきました。しかし、高校時代に自分の実力ではプロ選手になるは無理だと挫折しましたが、大学でもサッカーを続けたいという気持ちが強かったこともあり大学へ進学しました。大学に入った時に審判員の資格を取りました。選手として3年生までやり、4年生からはスタッフとして練習の準備、手伝いをしたり、試合に行くための用具の準備をしたりする形でチームに関わるようになると同時に本格的に審判員としての活動を始めました。

img_8834最初は高校生や大学生の練習試合で主審をしたり、大会で副審をやったりしていましたが、周りの方のご協力もあり社会人のリーグ戦で主審をやらせてもらえるようになりました。最初は今まで自分が主審をやっていたような練習試合とは違い、勝敗がかかっている試合でファウルをとることがやっとといった感じでした。それでもその年に昇級試験を受けさせていただき、周りの方と審判委員会の方のご協力があり昇給試験に合格することができました。今では、より本格的に審判員として活動させていただいており、試合の多い季節は平日は仕事、土日は審判というときもあり大変なときもありますが、とても楽しくやらせてもらっています。
実際の試合では、大会の規模などにもよりますが、4人の審判員が1つのチームとなり試合が行われます。試合前から試合中、試合後会場を離れるまで基本的に4人は行動を共にし、試合中はみなさんあまり気付かれていないと思いますが、審判員同士で話をしたり、アイコンタクトやシークレットサインというシグナルで連携をとりあっています。今度サッカーの試合を観る機会があったらぜひ一度審判のことも見てみてください。
今までも、今も、会社の方々、審判委員会の方々など多くの方々のご理解とご協力のもと審判員の活動ができていると感じています。これからもご理解とご協力そして応援してもらえるように仕事も審判も頑張っていきたいと思います。

No.344 2013 新年号

会員だより 初めてのスマホ

名古屋科学機器株式会社 岡野忠弘

初めてスマホを使い出しました。15年以上前、五行歌を始めたとき、歌を書き写さなければなりません。ノートあればいいですが、そのノートを探すことが多くなり、いくらやっても、残らない状態が続きました。手のひらに載せるくらいの、パソコン、ZAURUSを使いだしました。横書きですし、画面は4行しか書けません。5行目は一行目が隠れてしまいます。ピシっと詠うには、いい手段だと思い、使い出しました。5,6代世代が代わりましたが、五行歌だけはずっと引き継いで、ZAURUSにたまっていきました。しかも丁度パソコンへの移行時期、ZAURUSの情報とともにパソコンに移行が可能でした。この小型パソコンはジャンルではPDAといいます。パソコンとの相性が中々うまくいかず、結局、USB接続(今までは光通信でZAURUSとパソコンをつないでいました)が出来るようになり、かなり安定してPDAが使えるようになりました。日報や報告書もPDAで出来るようになり、今なお、便利でPDAを使っております。しかしながら時代とともに、製造した会社が生産を中止しました。次に何を使って今までとこれからを使っていくか、大きな問題が生じています。スマホを使い出したのはそのような理由からです。会社の管理している情報と端末がきちんと情報が一緒にならなければいけないでしょう。そのために、いろんなタブレットや異なったメーカのスマホをまず、使ってみなければ中々人に勧めるわけにはいきません。
最近では無線や通信速度が昔にくらべて大変速くなりました。また場所を選ばなくなりましし、PDAの価格も安くなってきました。是非お使いいただき試していただくことをお勧めいたします。
ちなみに小生は アンドロイド系、WINDOWS系、IOS系 をそれぞれ使っております。この数年でもっともっと便利な、時代がやってきます、それまで待たないでください、是非触ってみてください。

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会員だより 私とゴルフ

(有)名古屋三立製作所 水戸利宏

12 私とゴルフの出会いは、40数年前同業の方からの進めも有りそれから始めたと思います。今でもはっきりと鮮明に覚えております。初めてのゴルフ場は可児富士カントリークラブでした。初めてのティイグランドに立ち胸がドキドキ、頭の中は真っ白のままドライバーショットがゴルフの筆おろしとなりました。
勿論プレイは予想通りでした。私のボールは、大きく左右にぶれ崖下に落ちることが何度も有りました。しかしパートナーの方がボールの所まで駆け足で私より先にボールを探してくれた心づかいが本当に嬉しく、今もって忘れられない私の初めてのゴルフでした。とにかくハーフを回り食事となりましたが緊張の連続のためなのか食事がのどを通りませんでした。結局水分だけの補充で済ませて、とにかく無我夢中でのプレーで何とかホールアウトは出来ました。筆おろしのスコアーは記憶にありません。
ゴルフを始めた訳、正直言ってゴルフは、ある程度以上の地位と余暇とお金のある人たちの遊びと心得て敬遠していましたがゴルフなら年を取ってからでも出来る事が一番良いと思い始めた訳です。今ではスッカリはまっている自分に驚いております。
ゴルフと言うスポーツは、上手でも下手でもその人なりのハンデキャップがあり、対等にお付き合い出来るところに本当のよさが有ることに気付きました。それにゴルフは技を磨くことも大切ですがそれ以上に自分自身を磨くことが、一層大切なのかと思っております。
2 この先も健康で一人でも多くの方と、共に明るく楽しくプレー出来ることを、人生唯一の念願にしております。欲を言えば「ホールインワン万歳」とそのまま成仏出来たら嬉しいなと考えたり、70歳の古希を迎え、これからはボケ防止、ストレス解消の良薬と信じ元気いっぱい白球を追い続けられたら、もっと嬉しいと願っております。

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会員だより 最近はじめた事

株式会社 ニッカトー名古屋営業所 左近江里

13趣味と言える程のものはありませんが、歩いたり、いろいろなところへ出かけたり、スポーツをしたりする事が好きなので、山登りやスノーボード・マラソンをしています。
 そんな中で最近はじめて続けている事があります。それは月に一度、森林浴をすることです。日常のストレスの軽減や免疫力アップの効能があるようで、なんと得られた効能は約1ヶ月間持続するそうです。
 ちょうどテレビで紹介されていたカフェに行きたくて早速でかけてみました。瀬戸市にある定光寺です。軽くお散歩がてら山の上まで行くと景色もよく、近くにある滝が見えるカフェはとても素敵でした。なんだかとても元気になりました。
 続いて寒くなる前にと次なる場所を探していたところ、ラジオでバスツアーがあると聞きつけある場所へ行くことにしました。それは世界遺産としても有名な熊野古道です。
 熊野古道とは熊野三山へと通じる参詣道で、那智の滝で有名な和歌山県側からを紀伊路、三重県側からを伊勢路と呼び、紀伊山地の雨の多い地域の工夫として山道を石畳にしているのが特徴です。数多くの参詣道があるようですが、その中のひとつを歩いてみました。
当日は朝から雨模様、着く頃には雨はあがったものの石畳がすべりやすく少し大変でしたが、とてもよい森林浴ができました。さすが世界遺産に登録されているだけはあってゴミひとつなく、写真のとおり非常に素晴らしい所でした。他にもたくさんの参詣道のコースがあったのでいろいろ行ってみたいです。
 これから冬も深まり私の大好きな季節です。雪山に行くのも大好きなので、自然に癒しを求め散策したいと考え中です。
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No.344 2013 新年号

名古屋のグルメ リレーでご案内

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案内人
㈱島津理化名古屋営業所 江波戸幸博


㈱島津製作所 名古屋支店の原さんから御指名いただきました、㈱島津理化の江波戸です。
私の乏しいレパートリーから2店ご紹介させていただきます。

21まずは名古屋の人はご存知と思います、台湾料理の味仙を紹介させていただきます。
私は名古屋に来るまで「台湾ラーメン」の存在を知らなかったのですが、初めてこの店に行った時は衝撃的でした。料理はどれもおいしいのですが、最後の〆にラーメン頼んだ際の、辛い事辛い事!!一応完食しましたが、翌朝にはお腹の具合が・・・となります。
でも、辛いけど美味しいのです。私の中ではこれが限界の辛さで頻繁には行っては無い、というか元気でないと食べられないのですが、この台湾ラーメンは一度お試しあれ。(もちろん他の料理もお勧めです)確か、辛さを抑えたアメリカンなるバージョンがあったのですが、そのネーミングが笑えました。
今池本店以外に八事や藤が丘など数店有ります

3もう1店はthe green roomという店です、いわゆるBarですね。2次会などで少し落ち着いて飲む分にはいい雰囲気の店で、お客さんと食事した後にも何度か行った事が有ります。3人以上で行くと1時間半5,000円飲み放題というコースがありますが、私のボトルも入っているのでよろしければ飲んでいって下さい(笑)。


お店の場所
味仙(今池本店)
愛知県名古屋市中区錦3-19-24 サンステンドビル4F TEL:052-733-7670
The green room
名古屋市千種区今池1-12-10 TEL:052-972-7122

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東海科学機器協会 2012年度第9回役員会議事録

日 時 2013年1月8日(火)
場 所 名古屋ガーデンパレス 
出席者 岡野理事長、八神副理事長、木下副理事長、各務理事、水野理事、八代理事、小澤理事、宮木理事、
    米田理事、伊丹理事、古米理事、中野監事、伊藤監事、林監事、堀田部長(オザワ科学)
欠席者 高木理事

議 題
(1)12/13(木)第2回技術委員会報告(堀田)
H24−25年度事業について科学機器教室などを中心に積極的に進められていくことが、報告されました。
(詳細は議事録を確認ください)

(2)2013年度 役員会開催予定(岡野)
H25年度事業を進める上で5/14の総会の懇親会を10/3の記念事業に組み込むなど再作成をして各役員に配信しますので次回までに確認ください。

(3)1/8(火)TKK新春懇親会について(米田)
本日役員会終了後、18:00から受付、18:30から開催となっています。61社、71名の出席予定となっております。
新春の賀詞交歓をお願いいたします。

(4)1/11(金)(一社)日本科学機器協会新年会(岡野)
TKKから岡野理事長、八神副理事長が出席することとなっている。一般社団法人として初めての新年会となる。なお、新年会に先立ち役員会も開催される。

(5)1/25(金)−26(土)第65回新春大懇親会(岡野)
社団法人以後、初めての大懇親会となります。TKKからは、岡野理事長が 出席することとなっています。

(6)2/21(木)第22回ボウリング大会について(中野)
12/10案内発送、締切2/14となっていますが、本日まで12社、72名の参加申込となっています。まだ申込をされていない企業様にあっては役員からも働きかけをお願いいたします。

(7)60周年事業準備委員会(宮木)
記念式典は、10/3表彰・講演会・懇親会の3構成で基本的に行なうこととしています。
10/4は、HOKT会ゴルフ、10/5−7は記念旅行を実施。60周年の記念ゴルフは、5/25に実施する予定としています。予算などの問題もありますので全体の枠組みなどを含めた構成を作成したいと思います。

(8)2/5(火)第10回TKK役員会について
ビジネスアイ様の事業パートナーであるドコモ様に「クラウドを利用したモバイルセミナー」を冒頭、30分くらいの時間を頂戴し開催しますので宜しくお願いいたします。

No.344 2013 新年号

東海科学機器協会 2012年度第5回編集委員会議事録

日 時 2013年1月16日(水)
場 所 銀座アスター
出席者 岡野理事長、高木委員長、伊丹副委員長、伊藤委員、齋場委員、吉田事務局

議 題
(1)新年号(1/25発行)について
表紙 1/8開催の新春懇親会の様子を掲載しました。役員の新年挨拶、会員だより4件、名古屋のグルメを掲載。

(2)春号(3/25発行)について
新春懇親会の内容を報告、ボウリング大会の様子、会員だよりなど、いくつか掲載予定。

(3)その他
TKK60周年について、編集委員会として2/15(金)15:30から名古屋BK協会にて委員会開催予定です。

No.344 2013 新年号

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No.344 2013 新年号

編集後記

◎明けましておめでとうございます。今年の干支は「癸巳」(みずのとみ)でございます。昨年芽生えた草木が大きく成長する年回りだと言われています。又巳年の蛇は神様の遣いとしていろいろな神社で祀られています。特に白蛇は「弁財天」の遣いとして崇められており巳年は金運、蓄財の年とされています。世の中にお金がどんどん廻り景気が良くなることを願って已みません。本年が皆様にとって素晴らしい年になりますよう祈念致します。(H.T)

◎本年の正月元旦は、穏やかな好天に恵まれて無事迎えることができましたが、1月も終わりに近づき、予想通りの厳しい寒さが続く年明けとなりました。そんな中、前号でも触れましたが、新政権の経済対策の取り組みもこれまた予想通り、多くの人が期待する内容になりそうな気配をみせています。また市民のおカネの使い方にも大きく影響が出そうな税制改革も取りざたされるなど、話題が豊富ですね。今後の動向が注目されます。(K.I)

◎いよいよ、平成25年が始まりました。今年は、どんな年になるのでしょう?毎年12月12日にその年を象徴する漢字1字を京都清水寺の貫主が揮毫されますが昨年は、「金」でした。さて、今年は、どんな漢字一字で象徴されるのでしょうか?私は、いつか「夢」と成ることを祈って、今年も頑張ります。(K.I)

◎新年明けましておめでとうございます。会員の皆様にとりまして、新たな年が明るい希望に満ちた一年であることを祈念しております。今年は当協会の創立60周年、人間でいえば還暦という記念すべき年です。TKKがますますパワーアップし、会員の皆様が元気になるような、より良い誌面づくりに務めて参ります。皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。(M.S)

◎本年は、巳年ですが、TKK60周年の年です。TKKは、巳年生まれで本年60才の還暦となり、新しいスタートの年です。TKKの軽やかなスタートを祈念いたします。(M.Y)


会報編集委員
委員長  高木 裕明:伊勢久㈱
委  員  伊藤弘一郎:㈱三 弘
事務局  吉田 実:名古屋科学機器㈱
副委員長  伊丹勝司:壽工業㈱
委  員  齋場三高:㈱島津製作所