東海科学機器協会の会報

No.281 2000 4-6月号

かきゃあ~あんたも

アヘマ2000工業展へ行ってまいりました。
平松 良三
(オザワ科学株式会社)


15-2

 5月21日からの1週間、ドイツ・フランクフルトで開催のアヘマ2000工業展研修視察団の一員として参加してまいりました。今回、日本科学機器団体連合会からは総勢46名、TKKからは朝日テクニグラス㈱の各務社長、㈱中央理化の山田社長と私の3名の参加でいささか寂しさを感じましたが、東京・大阪科学機器協会の参加者に旧知の方々がみえ、空港やフランクフルトのホテルで合流してからは、地球の裏側でしばしの再会を楽しみ、寂しさもどこかに吹き飛んでしまいました。
 過去に参加した同僚からは規模の大きさ、入場者の多さは話に聞いていましたが、実際会場に1歩ふみいれると、想像以上のスケールで初日は目的のホールにだとりつくまでに四苦八苦。それも2日目以降はホールの構成が分かり、スイスイ目的地までたどりつき、事無きを得ました。
 今回目的としていたテーマのホールには2日ほど通い、頼りない英語でいろいろ聞いてきましたが、国内には未入荷の機器、世界の最先端をいく機器もあり大変勉強になりました。
 ここで新聞に載っていたアヘマ2000工業展の規模を正確にお伝えします。

開催期間: 5月22日~27日
展示内容: 実験研究機器、分析計、メカ&サーマルプロセス機器、ポンプ、コンプレーサー、
環境機器、バイオ関連機器、材料、試験機、オートメ機器、包装機器、輸送機器等々
展示面積: 145,500m2 net
前年比3.4%増
出展者数: 4,136社(ドイツの企業62%)
前年比11.8%増
入場者数: 今年は不明
(前回は25万人とのこと)
入 場 料: 1日券/DM45(¥2,400ぐらい)
5日通し券/DM240

 次回アヘマ2003工業展に参加される方へいいお話を1つ。
 出展メーカから無料招待券を国内で出かける前に入手すれば入場料はいりません。何人かの方は初日に持ってみえました。かならず手に入るはずです。幸運にも私は2日目にあるブースで入手し、3日目は無料でした。私の土産話は唯一これだけです。ご参考になればなによりです。それでは。

15-1