東海科学機器協会の会報

No.306 2005 夏号

[ かきゃ~あんたも ] 愛知万博に行ってきました

kakyah18愛知万博に行ってきました
名古屋科学器機(株) 加藤高明


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a.愛知万博

 5月の連休の際、日本館大地の塔とトヨタグループ館を見てきました。 
まず日本館では、今回の万博の環境をテーマにリサイクルできるものを使って建物が作られていました。観覧を待つ時間も竹藪にいる感じで、外は暑いのですが、建物内は涼しく寒いくらいでした。中に入ると目的の球状スクリーンには圧倒されました。ガラス製の潜水艦にいる感覚で中に手すりがあるのですが、そのスクリーンに圧倒されつかまっていないと倒れそうです。そのコーナーを出てからもその球状スクリーンの外側では、滝があらわれます。これもドライアイスを使用しながらの演出で納涼感があります。

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b.テンピオ

 大地の塔は、世界最大の万華鏡と言うことでギネスブックにも認定されています。この中に人が中に入れるのも凄いと思いました。上ばかり見ていて首がつかれてしまったのですが、帰り際足元を見ると床は鏡になっており最初から足元の鏡をみればよかったなーーーと思いました。 
トヨタグループ館では、円形状のステージでロボットの演奏があり会場ではどよめきが起こっていました。その後、中央の円形状ステージの1部が開口してここでも球状スクリーンがあらわれ映像が出てきました。ここではロケットに乗って地上から宇宙へ行く様子を体験できますが、プラネタリウムにいるようでした。ほんの30 分ぐらいの時間ですがあっという間に終わりました。

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c.ロボット受付嬢

 そのほか、外国館ではイスラエル、イギリス、スイス、インドネシアを見てきました。イスラエルでは、話題の「死海の体験」をしようと思いましたが見るだけにしました。塩分濃度が高くほんとうに浮くんですね・・・。時間があれば体験すべきです(オススメ)。イギリス館では、こうもりの超音波を利用し、目の不自由な人用に杖を振動で知らせるものがありました。スイス館では入口に入るとケーブルカーに乗ってる感じを出していました。中で携帯用ライトを各自もらいボタンを押すと、その説明が流れてきてそれぞれのブースで説明を聞けるになっていました。出口に来るとアルプスの頂上に来た感じを出してとても寒くしていました。今回、万博の一番の話題の冷凍マンモスを見ていませんので次回行く予定です。では今日はこれで失礼します。

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d.大地の塔

※写真提供
a.c名古屋科学器機(株)加藤高明さん
b.d東海科学器機協会理事長岡野忠弘さん

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  マンモス展示館で新聞発行してもらいました!
(株)島津製作所 徳美課長さんとそのご家族