東海科学機器協会の会報

No.286 2001 4-6月号

[ TKK第48回定時総会レポート ] ご挨拶

ご挨拶
東海科学機器協会理事長 岡野 忠弘


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 日頃はTKKの事業に積極的に参加いただき、厚くお礼申し上げます。
 新しい小泉内閣になり、期待感を持ちつつ新しい年度を迎えることになります。
 特に「IT化」に関しましてもより一層スピードが速くなってまいりました。我々の研究開発支援産業という業界は、時代の進歩にいち早く追従し、誰よりも早くその技術情報を手に入れることができるものと考えております。2005年の愛知万博開催、中部国際空港開港にも、その科学技術の最先端なしにはありえないと自負しております。
 さて、新しい役員体制になり1年が経過しました。諸先輩が培ったこの伝統あるTKKを、今後とも継続発展すべく努力を残されました1年間にさせていただくことを役員一同、望むことをまずお約束申し上げます。2年後にはTKKも創立50周年を迎えます。そのための準備を今年の事業から勘案いたしました。まず、従来恒例行事の内、秋の懇親旅行を今年度は中止させていただきました。一つの要因としては、今までは2年間に一度の最新科学機器展が3年ごとになり、財源の確保が必ずしも容易ではなくなったことであります。そこで2年後の50周年に向け、準備をさせていただくために中止を余儀なくされました。また、今後財政の逼迫化にともない役員会の中に「事業改革委員会」の設置を考えております。もちろん「50周年事業委員会」の設置も考えております。
 緊縮財政の年になりますことをお許しいただきたいと存じます。

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