No.307 2005 秋号
[ 名古屋のグルメ ] タイガーカフェ
タイガーカフェ(Tiger Cafe)
Just like a French cafe or real!!!
案内人 朝日テクニグラス(株) 各務 隆弘
ライブハウス、イタリアン、そしてインド料理に凝りながらも、その中で比較的よく行くお店をご案内します。
さながらシャンゼリゼのカフェの如く。フレンチ食、ランチ、バー、喫茶に、概ね時間帯にかかわらず費用対効果も含め、あらゆる要求を満たしてくれるお気に入りの店が、栄NHK名古屋放送局北向かいにある。その店構え、洗練されたギャルソンのサービス、美味豊富なメニュー、溢れるメディア情報から客足が絶えない。更に立地は何十年も前に通学した富士中学の界隈とあって、自身にとっても青春初期からの変遷を知る地に思い入れがある。
春・・・店舗向かって右側の吹き抜け天井エリアは、柔らかい日中の陽光がなんとも穏やか
な空間を演出する。
夏・・・汗する季節に冷たいワールドワイドなビールメニューは、一夜にして擬似世界旅行。
十分にその日の仕事の仕上げとなる。
秋・・・特に晩秋の頃、枯葉の舞うプロムナードからドアノブに手を掛ける。店内も何故か
しっとりとした風情で迎えてくれる。適温のワインがお似合い。バッカスが住んでいる。
冬・・・店舗前の扉は全開。惜しげもなく大型石油ストーブが暖かさを提供すると同時にチ
ロチロと輝く明かりを放つ。この時期はむしろテラス・テーブルがパリの情景を彷彿とさせ、
外人客は当然この席を好む。
長い営業時間のために、モーニング、ランチも充実。特にランチが結構お洒落な献立となっている。支払いは欧米のレストラン並みにテーブル・キャッシング。夕刻の早い時間までなら美味しい自家製パンがカウンター脇に並ぶ。深夜は錦で飲んだ帰路に立ち寄り、ガラッパにカンパリ・オレンジが美味しい。大晦日にはエンタメ、コンテストなどのプログラムで華やかなカウントダウン・パーティもあるが、昨年はグラス片手にスタンディングで楽しんだ。
若い客層が主流ながら、安藤部長には若者に紛れて親父の客も容認してもらっている。但し時間帯によっては幾分の騒がしさが気になる。静かな夕食時間を持ちたい時は名古屋観光ホテル北にある伏見店の落ち着いた2階席に浸りに行く。若い方は勿論、熟年の方も時にはご夫婦でcafe を体験されては如何でしょうか。
■お店の場所:タイガーカフェ |
住_所: |
名古屋市東区東桜1-9-12 |
電_話: |
052-971-1031 |
営_業: |
月~金7:00~27:00 土10:00~27:00
日・祝10:00~24:00 |
定休日: |
無休 |
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