東海科学機器協会の会報

No.307 2005 秋号

[ 平成17年度TKK釣り大会 ] 静かな熱気が!

釣り部会委員長(資)昭和理化 山岸 晃


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9月に入り、連日20万人前後の入場者を数える愛・地球博。開門の4時間前には会場へおもむかないと、見たい数々のパビリオンはウン時間の待ち時間と耳にしています。残暑以上に人々のエネルギーが私達へ伝わってきます。ここ豊浜港は穏やかで静かないつもと同じ朝を迎えました。空を舞う鳶の声と港へ行き来する漁船のエンジン音。波の音も心地良く何もしなくても満足な気持ちにさせてくれます。そんな気分も束の間、大会集合時間には受付をすまして足早に釣り場へ向かわれる参加の方々。ここでも静かな熱気がたちこめて来ました。毎年9月に開催される本会は折しも万博最終月。貴重な1日を参加頂けるか、とても気掛かりでした。が9社40数名の参加をみて本当にうれしい限りです。風もさわやか、好天にめぐまれた大会もいよいよ正午の検量です。各務委員の司会で高木委員から順位発表です。3匹の重さで競うハゼの部は、近年最高の130gでテクノ西村の土山様がみごと1位を獲得されました。今回はなんと3位迄が昨年の重量を上回っています。他魚の部は同じ重量の方が2名いて熱きジャンケンとあいなりました。幸運に恵まれたのは、伊勢久の河合様でした。また、特別賞として参加された方の最年少のお子さんへ最年賞を贈りました。昨年度より行事運営の一助を参加会員の方に担って頂いております。今回は昨年度他魚の部で1位になられた名古屋科学機器の佐藤様に、検量のとても重要な役割を手伝って頂きました。公正でとてもスピーディーにこなされ委員の出る幕もありません。釣り大会を始めに野球、ゴルフ、ボーリングと行事は続きますが、皆様の参加があってこそ成り立つものばかりです。参加されて感じたその想いが静かな熱気となって多くの皆様へと伝わるものと信じます。安達委員、事務局吉田様と委員全員で参加して頂いた皆様との再会を願い散会いたしました。