東海科学機器協会の会報

No.297 2003 秋号

[ TKK釣り大会レポート ] ハゼの部 優勝 たった6匹の釣果で、まさかの優勝にビックリ!

(資)昭和理化 大山鎬俊


2-113 開会のセレモニーが始まる頃にはすっかり天気も回復。何箇所かポイントを探しながら結局、落ち着いたのは昨年の大会終了後、天ぷらにする為のハゼをたくさん上げたポイントです。
 前にたくさん釣れたからといって今回もそうだ、とは言えないのがハゼ釣りの奥の深さなのかもしれません。先に来ている釣り人達に聞いても。皆同様に今日は釣れないと答えるばかり。一抹の不安を覚えながら竿を出してみますが、やはりアタリがありません。今年はハゼが少ないのか、それともハゼ達も学習して釣り針のついた餌には喰いつかなくなったのでしょうか。
 釣れない釣りほど退屈なものはありません。昨年たくさん釣れた足下のポイントをあきらめて、仕掛けを川の真ん中にキャストしてゆっくり引いてみると、ようやく竿先にハゼ独特の「グッ、グッ」というアタリが。はやる心を抑えてゆっくり上げてみると、小さいながらも待望の1匹目を何とかゲット。その後も悪戦苦闘しながら終了時間までに何とか5匹のハゼをバケツに収めることができました。
 たった6匹の釣果ではとても入賞はムリと思っていましたが、計量してみると54gでまさかの優勝!自分自身が一番ビックリしながら賞品の釣竿を受け取りました。来年はこの竿を使ってさらに良い釣果を上げることが出来ればと思います。皆さんお疲れ様でした。