東海科学機器協会の会報

No.298 2003 冬号

50周年記念海外研修旅行 2日目(蘇洲)

アズワン(株) 眞藤 正


7-111 東海科学機器協会海外研修2日目(11月8日)、上海より東洋のベニスと呼ばれる蘇洲へ。気温14度で肌寒い曇り空、総勢19名にて出発。昨日も上海に到着してかなりの変貌に驚いた。自転車での団体から車社会に、高速道路も整備され3車線快適走行、だが道路沿線の古い街並は取り壊され新たに道路の拡張。しかし大半は人力作戦であった。蘇洲も新旧の建物が混在しているがまだまだ道路整備はこれからで、車は泥だらけ。観光コースは斜塔で有名な虎丘、秋祭りの最中さながら雑技団の踊りに満足し寒山寺を散策。そして胡弓の音色・歌声を聞きながらすっぽん料理・スズキの甘露煮等等の豪華田舎料理で堪能して、シルク工場での買い物と中国庭園の拙攻園(水の中の庭園)。どこでも絵なる借景の庭園で古を偲び、蘇洲だけのシルクの両面刺繍で目の保養をして一路上海に。渋滞で上海カニが待つ夕食に遅れたが、発展途上の上海地区を垣間見た1日だった。
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