東海科学機器協会の会報

No.278 1999 10-12月号

平成11年度TKK ゴルフ大会レポート

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 恒例の「TKKゴルフ大会」は晴天に恵まれました10月30日(土)に小萱チェリークリークカントリークラブに29社33名が参加して開催されました。今年は暑い夏を避けトップシーズンの秋に日程を変更し、たくさんの会員の方の参加を期待しましたが、微増にとどまり残念な結果となりました。しかし、参加いただきました各位のゴルフ愛好家による日頃の成果を拝見するにあたり、たいへん楽しい1日を終えることができました。
 競技方法がダブルペリア方式ですので、みなさんパーティー会場での成績の発表を楽しみにされておられましたが、今回は(株)サカエの吉川和彦さんが優勝の栄冠を手にされました。おめでとうございます。成績発表と同時に表彰式が行われ、TKKを代表して津坂理事長よりあいさつ、続いて優勝・準優勝・BB者のスピーチがあり、最後に八神理事の一本締めにて終了いたしました。
 参加していただいた会員の方のご協力により限られた時間の中で会員相互の親睦を深めた有意義なゴルフ大会となりましたことに本当に感謝しお礼申し上げます。ありがとうございました。成績表は、次の通りです。

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苦節25年で……。

<優勝>株式会社サカエ 吉川和彦


 春夏秋冬問わず、ゴルフは一年を通じ十分に楽しめますが、10月30日秋真っ盛り気候といい芝の状態といい最適のこの時期にTKKゴルフコンペに参加するだけでもう充分と楽しみにしておりました。さて当日は、快晴、無風、温暖、まさにベストコンディション。9:36分アウト4組目、同伴して下さったメンバーは三洋電機メディカシステム(株)大坪氏、(株)テクノ西村千葉氏、アドバンテック東洋(株)浜名氏。三達人と心臓ドキドキでスタート(永いゴルフ経験でもこの不安とときめきの交錯いつも同じ、やはりこれもゴルフの良さ、楽しさのひとつではないか。若い頃の恋愛に通ず→私感)。 若干振える手で、おもむろにティーアップ。グリップ良し、スタンスOK、目標はフェアウェイーど真ん中。視界良し、ここまではプロと同じ世界。さあいよいよスイングスタート。ここからは、ままよ後はボールに行き先聞いてくれの世界(アマの領域)。ガシャ。にぶい音を残しプッシュスライスでOB杭の方へ。悲しい、切ない……どんな形容詞になるのか複雑な気持(0.何秒の世界)。しかし今日の幸運を象徴するようなナイスキックでOB杭の内側に我がボール着地。一応安堵する。
 前日入れ込んで練習場へ。仕事はしっかり片付けてから直行したがペチャパチャの連続。そうゴルファーなら聞いただけで震え上がるソケット(別称シャンク)ばかり。右隣の打席の紳士ににらまれる。ドライバーに持ち変えてブンブン丸で帰途へ。
 その不安いきなり第一打で的中。2打目まで歩きながら自問。よし今日はゆっくり振ろうと心に決め、2打目ピンまで115ヤード。ピッチングウェッジ、スパッとヘッドが気持良く抜ける。ピンフラッグに向かっている。4mにオン。よしこれだエクスタシー。2パットでパー。結果は最高。2番ホール8mパット、なんとバーディが来た。アドレナリン最高点。そしてホールを重ねるごとにミラクルが続き、また同伴者の皆様に勇気をいただき、ゴルフ歴苦節25年で37の自己ベストを出すことが出来ました。それになんと優勝の幸運に恵まれました。
 さてコースは端々まで管理が行き届き、また素晴らしく接客の行き届いたキャディさんばかりの素晴らしいコースでブレーが出来ました、また、当日大変お世話をいただきました実行委員の皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
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TKKゴルフ大会に参加して。

<第2位>株式会社中野 中野良昭


 1999年10月30日のTKKゴルフ大会に久し振りに参加させていただきました。当日の天気は快晴で、10月末にも関わらず非常に暖かく風もほとんどなく、最高のコンディションでありました。しかし、ゴルフのスコアの方は最高とまではいきませんでした。林の中に入りアンプレアブルになるは、目の前のクリークに入るなど、2、3ホールは大変苦労いたしました。今まで参加した中では最悪の結果に終わりました。 ゴルフの後にパーティー会場に入ってスコア一覧表を見ると、なんと2位になっておりました。苦労させられたホールがほとんどペリアの隠しホールに入ったようでした。ゴルフの内容とはまったく縁のない幸運に感激でした。自分としては最近の不況の中で、ゴルフばかりやっておれませんのでコースへはほとんど行けませんが、せめて練習だけはと思い、今年から練習場で先生に教わっております。昨年までは練習さえすれば良いスコアが出ると思い込み、本番ではコースの戦略を無視し、ひたすら攻めまくり、コースの罠にはまり込み、益々あせり最悪の結果を生み出しておりました。今回もそのような結果になりかねない様相でしたが、少しは進歩したのか、無理をせず、引く時は引いていたようです。当日は同伴競技者にも恵まれ、大変ご迷惑をお掛けしましたが、何とか楽しくブレーすることができました。本大会でお世話いただきましたTKKの実行委員の方々のご苦労に厚くお礼申し上げます。またご一緒して頂いた皆様方にお礼申し上げます。東海科学機器協会の役員、会員の皆様の今後の益々のご発展をお祈り申し上げます。
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