東海科学機器協会の会報

No.341 2012 夏号

第22回最新科学機器展 展示会レポート

■報告1日目・・・・・・・・・

<4月18日(水)>
来場者数 5,377名
実行委員 奥田誠司

報告一日目

第22回最新科学機器展、第10回計量計測総合展、第1回再生可能エネルギー展名古屋合同開催に相応しい晴天となりました。
AM8時半より消防音楽隊による華やかな演奏に始まり、主催者の東海科学機器協会岡野忠弘理事長、フジサンケイビジネスアイ縣良二社長の挨拶、各来賓の方々の御祝辞を賜り、リーマンショック後の経済危機、はたまた未曾有の東日本大震災を真摯に受けとめた上で、この展示会を通じて中部地区の活性化及び日本再生の活力になって行きたいという強い意気込みを感じました。
テープカットが行われ、音楽隊のマーチバンドによる会場パレードに始まり、来場者が多数詰めかけ、華やかに開催されました。
初日の展望ホールでは、再生可能エネルギーフォーラムが110名参加、新製品・新技術説明会が88名参加、科学機器学習教室は35名参加。
各出展者ブースも来場者で賑わい、順調な滑り出しの初日となりました。
報告一日目


■報告2日目・・・・・・・・・

<4月19日(木)>
来場者数 6,287名
実行委員 石橋義雅
報告二日目

初日に続いて好天に恵まれ、2日目が始まりました。午前中、NHKの取材が入り、本展示会への注目度が高いことが窺われます。
午後から、ホール4階で行われた『新製品・新技術説明会』では、2つの会場を使って計7回開催され、のべ284名が参加。活況を呈していました。また、同フロアにて、同時に『科学機器学習教室』が開催され、「環境分析(放射線・水質・大気・室内環境・土壌・廃棄物)編」についての講演がありました。こちらは有料セミナーでしたが50名もの方々が参加され、原発事故に伴う放射線測定などへの関心の高さが感じられます。
展示場内特設会場では、『再生可能エネルギーフォーラム』が開催され、「太陽光発電など再生可能エネルギー大量導入に不可欠な先進的グリッド技術」と題し、138名という、たいへん大勢の方々が参加されました。
さて、気になる総来場者数ですが、初日より900名多い6,287名にのぼり、まずはひと安心。
午後5時15分からは、会場に隣接する「レストラン吹上」にて、恒例の出展者懇親会が開催されました。200名に上る方が参加され、八代理事による乾杯の後、懇親会が始まりました。今日の出来事、明日のこと、その他諸々、参加者全員が異様なほどに盛り上がり、会場内は熱気でムンムンしていました。そして大盛況の中、当展示会の成功を祈願して閉会となりました。


■報告3日目・・・・・・・・・

<4月20日(金)>
来場者数 7,111名
実行委員 中川博一

報告三日目
最終日は生憎の雨にもかかわらず、展示立会い者の方々の熱気に溢れた意気込みの中でのスタートとなりました。
各種セミナーにおいても定員を上回る申し込みを受け、20日実施のRohs規制の最新動向においては110名とほぼ満席の中、余りの熱気で空調が追い付かず、一時的に窓を開けると言うハプニングがあるほどでした。来場者の方々の物作りに対する熱い思いを感じると共に、そのお客様に対し新たなソリューションを提供して行く我々の使命の重大さを再認識する展示会となりました。
最終日の来場者は7,111名で3日間の来場者累計は18,775名と順調に展示会も進み、午後4時には搬出を開始し、第22回の最新科学機器展を無事閉幕することが出来ました。
第一回再生可能エネルギー展の併設など新しい取り組みも有り、各社充分に満足されて3年後の開催を誓い合っての終了となりました。