東海科学機器協会の会報

No.283 2000 10-12月号

[ TKKハゼ釣り大会 ] 今年はキスの部を新設!

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太公望にとって待ちに待ったハゼ釣り大会が9月3日(日)、知多半島の美浜町内海港を拠点に行われました。風がやや強かったものの天候にも恵まれ、参加者は思い思いのポイントでめざす魚を狙って腕を奮いました。
 毎年、私も家族を連れて参加させていただいておりましたが、今年は少々状況が違います。新役員に推挙されての初仕事、準備の要領を実行委員の先輩よりお聞きして当日に備えました。子供と一緒に寸暇を惜しみ、竿を投げてみましたところ可愛いキスが立て続けにかかりました。こうなりますと、欲が出てくるのが人情。めざすはなにです。役職も忘れ踏ん張って遠くへ投げたところ、グーンと大きな引き!18センチのキスが釣れました。しかし世の中、それ程うまくはいきません。あたりもピタリと止んで、参加の方の状況を見つつ彷徨の旅です。
 当日は風がやや強く、皆さんも苦心されていたようですが、検量の時が来るや、やはり上には上があるものです。時期的に少々早いハゼの部も、じっくり腰を据えて釣っておられた方へ栄えある座が待っていました。今回は釣り場所を考慮して特別にキスの部を設けましたが大好評で、協会委員、実行委員ともども安堵いたしました。また釣り場の設定には実行委員の社員の方の勧めで、楽しく安心して釣ることが出来るところを教えていただき、無事に終えましたことを感謝いたします。釣果は、別項の通りです。
 追伸として私事で大変恐縮ですか、大会解散後、足らぬ欲望を解消とばかり再度、釣りをいたしましたが、あの返しの強いキス針が内足に刺さり抜けなくなってしまいました。そのまま名古屋へ帰り、日赤病院で釣り針とは違う針を受けるとは思ってもいませんでした。油断をして午後は短パンをはいたのが間違いでした。皆様もアウトドアは万全の服装で安全第一を心がけてください。つまらぬ落ちをつけて申し訳ありません。
(記 新米実行委員長)