東海科学機器協会の会報

No.353 2015 新年号

TKK 野球大会準優勝 勝負は最後までわからない

㈱カーク 主将 花沢 亮治

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一昨年は、2回戦敗退。
昨年は、3位入賞。
「今年こそは!!」という思いで望んだ第53回TKK野球大会、決勝戦。

 序盤有利な展開で試合を進め4回を終え、6対0でカークリードという状況となり、私を含めチーム全体に慢心の空気が漂っていたのかもしれません。
5回の表、相手打者の3ランホームランが飛び出し、6対3。その裏のカークの攻撃はあっけなく3者凡退。
すると、続く6回の表、エラーで先頭打者の出塁を許すと、四球やエラーも絡み、6対7と逆転を許してしまい、6回の裏、7回の裏のカークの攻撃も抑えられ、ゲームセット。結果、あと一歩というところで優勝することが出来ませんでした。

 「勝負は最後まで何があるかわからない」という事を再度痛感させられた試合でした。
正直、本当に悔しい気持ちでいっぱいでした。

 というのも、昨年の準決勝でも序盤の大量リードを守れず敗退しており、試合展開も似ていたためです。
昨年の過ちを繰り返してしまった事が何より悔しく、情けない気持ちでいっぱいでした。

 ただ、それが野球というスポーツの魅力的な一面でもあり、醍醐味でもあります。
野球というスポーツは、基本的には、最後の打者がアウトの宣告を受けるまでは、試合終了となる事はありません。
最後の最後まで本当に何が起こるか分からない。
だから、私は野球が好きなのかもしれません。第53回大会は、準優勝に終わりました。
しかし、一歩一歩、着実に優勝に近づいてきています。

 また来年も参加し、優勝を目指して頑張りたいと思います。大会の運営を滞りなく進めて頂きました皆様、誠にありがとうございました。