東海科学機器協会の会報

No.363 2017 夏号

かきゃあ あんたも 毎年恒例の潮干狩り

東京理化器械㈱ 名古屋営業所 中根 忠明

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我が家では毎年5月のゴールデンウイークに蒲郡の竹島へ潮干狩りに出かけています。
 私たちの子供が小さい時に祖母から「年に1回は海風に子供を浴びさせると丈夫に育つ」と言われて、浜辺に行く目的についていろいろ考えましたが、潮干狩りなら手軽に行けて、さらにアサリが取れるとの役得もあり、毎年の恒例行事としていました。
 子供も丈夫に育ち、社会人になってからは行くことは無くなりましたが、数年前に孫が生まれて、丈夫に育つようにとの思いから、再び潮干狩りに行くようになりました。

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 今年は干潮の時間が悪く、朝に潮干狩り会場に着いた時はまだ海の状況でした。時間が早かったので、竹島の水族館の見学をする事にしました。ここでは、深海の生き物が全国一の展示種数を誇っており、タカアシガニ等にも直接触れることが出来ました。孫たちは恐る恐る触っておりました。

 時間になり、潮干狩りを始めましたが、近年では貝の毒素が発生して潮干狩りが出来る砂浜も限られて来ました。竹島はその中でも潮干狩りが出来る浜辺でしたが、今年は例年になく不漁で何時もの1/5ぐらいで、ちょっと残念でした。

 孫たちに年に1回の海風に浴びさせて、丈夫に育つように続けて行きたいと思います。