東海科学機器協会の会報

No.300 2004 春号

[ かきゃ~あんたも ] 第55回ピッツバーグ科学機器展研修視察に参加して

kakyah2第55回ピッツバーグ科学機器展
研修視察に参加して

オザワ科学(株)豊川営業所 野原幸一


14-13 総勢16名でアメリカのシカゴ市で開催された「ピッツバーグ科学機器展」に3月7日から3月13日の日程で参加させていただきました。
 展示会場のスケールは日本では味わえないような大きさであり、場内にはトレーラーが持込まれ車内でセミナーの実演をしていました。その中でもサーモ社、バリアン社等が盛大に展示しており、特にLC、GCMASが目立ちました。日本のメーカーの出展で圧倒的に目立ったのは島津製作所であり、LC、GC等数多く展示してありました。競合する日立製作所は走査顕微鏡が中心で、分析装置の展示は少なく寂しく感じました。堀場製作所についてはPHメーター、粒度分布装置等と小間数の半分がジョバンイボンのICP等が中心であり、堀場の販売戦略の姿勢が良く理解できました。
 展示物は分析装置、計測装置、バイオ装置で特にバイオーメーカーの出展が多く、私も知らないメーカーも数多く出展しており大変参考になりました。
 私は英語は全く苦手で、今回の展示会の視察においても英語が会話できれば、もっと詳しく、楽しくできたと思い深く反省しています。