東海科学機器協会の会報

No.301 2004 夏号

TKK役員退任のご挨拶とお礼にことよせて

東海科学機器協会 特別顧問
後藤 聡<(株)中央理化器製作所>


6 先日の役員会及び総会におきまして、役員を退任させていただきました。永い間ありがとうございました。
 思えば、若干30歳代の後半から父のあとを引継ぎTKKの役員会に出させていただき、当時故八神理事長のもとで5、6年くらい監事をさせていただきました。そして昭和52年頃に二世会を作ってはと提案があり、約1年間の準備期間を経て5名の方と昭和54年に二世会がスタートしました。そして昭和64年(平成元年)、二世会10周年の頃よりTKKの財務委員をおおせつかり故伊丹理事、津坂理事、岡野理事のもとでいろんな事業の実行委員を体験させていただき、悲喜こもごも思い出として残っています。
 20周年(昭和48年)行事の長島温泉グランドでの大運動会、30周年(昭和58年)の九州旅行、35周年(昭和63年)記念時の明日香 都ショウ、そして40周年、45周年、50周年と毎年の協会行事の進め方、周年行事のプラン、最新科学機器展の進行などたくさんの経験をさせていただき、気がついてみると自分が役員として一番古く、30年近く経ってしまいました。
 もっと勉強になることを行事にしてはとか、同業者組合なんだから呑み食いの会をもっと取入れたらとか、とにかく100社のいろんな意見がありまして、最大公約的に時の予算とにらめっこしながら、役員皆さんと笑ったり泣いたりしている間に63歳になってしまいました。
 グローバリゼーションの中、協会も行革の波が必要となってきました。私のようなアナログ人間でなく、デジタル思考のできる役員さんに今後の運営をしていただいたほうが良いだろうと思い、前から50周年を私の節目にいたしたく退任させていただきました。
 今後も釣り大会やらゴルフ大会には顔を出していきたいと思っています。息子は3、4年くらいはまだ二世会のお手伝いがあるやに聞いておりますので、昔の思い出に浸りながら健康に留意し、60の手習いをしていきたいと思っています。
 最後に、協会の繁栄と会員皆様のご隆昌をお祈り申し上げます。

平成16年5月28日