東海科学機器協会の会報

No.325 2009 春号

[ 会員だより ] いちご狩り

日本フリーザー㈱ 堤和弥


kaiin_tutumi1 先日、私は家族でいちご狩りに出かけました。私たち家族にとっては、初体験でした。
 清潔感のあるハウスに水耕栽培で育てられたいちごは、とても甘くて大きかったです。
2歳になる娘は、自分の手よりも大きくて真っ赤ないちごを見て、大興奮!大人の私が負けるくらいの数を食べていました。私たち家族にとって、とても貴重な一日でした。特に、娘には大きな意味を持つことでしょう。
 私が読んでいる子育てに関する本にこんなことが書いてありました。「世の中の父親に、当たり前のことを当たり前にできる大人でいてほしいと考えている。規則正しい生活、健康維持のための食生活や適度な運動、そして家族との対話の充実や子どもをさまざまな場所へと連れて行く体験の重視。
どれも子どもに「見える学」をつける即効性はないかもしれないが、こうした父親のいい習慣が、長い年月にわたって、子どもの心と体を安定させ、それが思考力や表現力、集中力や想像力といった「見えない学力」に結びついていくのである。」私は、この文章を読んで考えさせられました。いつも時間がない、忙しいなどと、ぼやきながら時間に追われ、目の前の仕事をこなしている自分がいました。
とても時間の使い方に気を配っていませんでした。父親として、当たり前のことが出来ていませんでした。
 今私は、時間の使い方に気を配るようにしています。たとえば、朝方生活に変えることにしました。早朝出勤し、出来るだけ残業をせず帰宅し、家族との対話の時間をとることにしています。私自身、メリハリを効かせた生活を送るよう気を配る事で、時間を上手に使えるようになり、仕事によりいっそうのプラスアルファをもたらしてくれているように思えます。もちろん、休日に家族で出かけるようにしています。いろいろな場所に出かけるという事は、子どもにとってもよいことかもしれませんが、私自身の心にゆとりができ、仕事の能率も向上しているように思われます。itigo