東海科学機器協会の会報

No.343 2012 冬号

編集後記

◎早いものでもう年末を迎えました。皆様にとって2012年はどのような一年でしたでしょうか?私達企業にとっては六重苦とか七重苦とか言われているように大変会社経営には厳しい一年でした。何と言っても日中関係がこれ程まで悪化したことはありません。特に自動車販売が反日、不買運動でここまで落ち込むとは想像もしませんでした。来年も状況は大きく変わらないと思いますが、山中教授のノーベル賞受賞の勢いに乗って科学機器業界が元気になることを願ってやみません。平成25年はTKK創立60周年の記念の年です。皆様と共に記憶に残る素晴らしい年にしたいと思います。(H.T)

◎今年は例年より早い冷え込みで、厳しい寒さの冬になりそうな気配です。とは言うものの、景気まで冷え込んでしまっては困ります。選挙中の一番の争点は景気対策であったようですので、新政権の取り組みが注目されます。また、来年の干支巳年は、前年に蒔いた種が芽を出す年と言われています。良い芽が出て春に花咲く、そんな期待をしながらの年越しです。 (K.I)

◎毎年12月12日は 「いい字一字」が語呂合わせになることにちなみ、その年の世相を象徴する漢字を京都市の清水寺で発表することになっていますが、平成24年は、「金」でした。ロンドン五輪の金メダル、山中教授のノーベル賞受賞などや、金環日食が観測されたりしたことが理由だそうです。今年は、政治も大きく世の中が変わりそうですが、どんな漢字になるのでしょう。でも、世の中を良くするのも悪くするのも、私たち次第ですよね。(K.ITO)

◎いよいよ冬本番。最低気温は一桁に突入し、身を刺すような冷たい木枯らしの吹く日が多くなりました。こんなときは暖かい部屋でおいしい食事と十分な睡眠をとり、風邪に負けないだけの体力を保つのが肝要だと思います。寒い季節ではありますが、クリスマスやお正月など、楽しい家族団欒の機会が増える時期でもあります。忙しさと楽しさ、寒さが入り混じるこの時期ですが、皆様におかれましても健康に留意され、お健やかにお過ごし下さい。(M.S)

◎今年も、気温に翻弄された年でもありました。名古屋市は、最高気温30℃以上の日が、76日あり、全国市町村で38位でした。多治見では、85日あり、17位でした。今は、急に寒くなり、確かそんなことがあったのかな?というこの頃です。来年はTKK60周年の年となります。着実に歴史は刻まれていきます。(M.Y)


会報編集委員
委員長  高木 裕明:伊勢久㈱
委  員  伊藤弘一郎:㈱三 弘
事務局  吉田 実:名古屋科学機器㈱
副委員長  伊丹勝司:壽工業㈱
委  員  齋場三高:㈱島津製作所