東海科学機器協会の会報

No.376 2020 秋号

かきゃあ あんたも 野球観戦

株式会社三弘 総務部 早川 翔子
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 株式会社三弘 総務部の早川です。今回この会報へのお話を頂き、何を書こうか迷いましたが、
私の大好きなプロ野球についての話をしたいと思います。
 皆様もご存じの通り、新型コロナウイルスの影響で今年のプロ野球は例年通り3月に開幕する
ことができず6月19日の開幕となり、また、異例の無観客での開幕となってしまいました。無観客
試合では、スタンドにお客さんがいないが故に、普段は聞こえないキャッチャーミットにボールが
収まる音が鮮明に聞こえたり、ベンチからの選手同士の掛け声が聞こえたり、今までとは違う野球観戦の楽しみ方も模索されました。
 まだ新型コロナウイルスという言葉も耳にする事も無かった昨年、私は地元「ナゴヤドーム」だ
けでなく、たくさんの球場を訪れました。その中
でも印象的だった場所は、「楽天生命パーク宮城」と「ほっともっとフィールド神戸」です。「楽天生命
パーク宮城」はレフトスタンド後方に観覧車を含めたテーマパークがあり家族みんなが野球以外
でも楽しめる場所、「ほっともっとフィールド神戸」は1軍のメイン本拠地では無いのが勿体ない
くらいに内野の天然芝が綺麗な球場でどちらも初めて訪れましたがとても印象的でした。今年は
昨年行けなかった球場へ行くぞ!と意気込み、沖縄キャンプにも複数球団の練習を見学に訪れて、
プロ野球開幕に胸を躍らせていた私にとって、まさかプロ野球が3月に開幕しないなんて青天の
霹靂でした。
 私の球場へ行く醍醐味は、澄み切った青空のもとで(ドームより屋外球場が好きです)、友達とお
酒を飲みながら、わいわいと野球観戦を楽しむことです。ですので、6月19日にプロ野球が開幕し、
7月10日からは人数を制限しながら徐々にお客さんを入れていく、という形でスタートしていま
すが、席の間隔や飲食、声を出しての応援などは依然制限されており、正直なかなか今までのよう
に野球観戦を楽しむのは難しいのかな、というのが本音です。
 最近では、「リモート応援」という言葉を筆頭に「新しい楽しみ方」というワードもよく耳にします
が、個人的には、「新しい楽しみ方」を取り入れつつ、1日でも早く「今までの楽しみ方」も出来る日
が戻ってくることを願っています。

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