東海科学機器協会の会報

No.378 2021 春号

かきゃあ あんたも 海中散歩のススメ

株式会社島津製作所 名古屋支店 中井 泰輔

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 沖縄の慶良間諸島でのダイビングに魅せられて早4年が経とうとしています。当時まだ付き合って半年の妻に勧められたことと、弟が石垣島でインストラクターをしていたことが後押しし、一念発起して始めてみることに。
 学科講習や波打ち際での機材を使った実技講習などを経て、初めて潜った慶良間の海は本当にディズニー映画「ファインディング・ニモ」の実写版でした。機材を背負い、レギュレーター(酸素を吸う口)を口に咥え、ボートのデッキからドボン!抜群の透明度を誇ると聞いていた水面から下を覗くと30m下の水底に自分の影が映り、周りを見渡すと優雅に泳ぐ魚の群れ群れ群れ。練習の通りに潜ってみるとまるで空中を浮いているような浮遊感。水面から射す太陽光のカーテン。あっという間に虜になりました。また人間だけが酸素に縛られて、酸素タンクの残量を見ながら泣く泣く海上へ上がる悔しさは表しようがありません。
 それ以来、全ての予定が海中心で年2回の旅行は沖縄と海外でのダイビング、新婚旅行もモルディブでダイビング、欲しい物もダイビング機材
やダイビング用カメラと海だらけの生活になっています。学生時代はバスケットボール部で日焼けにも縁が無かったのですがここ数年は夏には真っ黒!海の中では1㎜にも満たない小さなエビに魅せられたり、1万匹以上のアジの群れに突入したり、本当に優雅に泳ぐマンタを憧れの目で眺めたり、潜る先々の海で素晴らしさを満喫しています。もちろん、海上がりの生ビールは最高に美味しいです!
 最近はCOVID-19の影響で海には行けていませんが、次の夏にはGotoトラベルをフル活用して世界中の海に潜りたいと思っています。おススメのスポットがあれば是非教えて下さい!
 ストレス社会と言われる昨今ですが、読者の皆様もご自分に合った発散法を見つけて仕事にプライベートにメリハリのある充実した日々を過ごされることを願っています!

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