東海科学機器協会の会報

No.288 2001 冬号

JET9月定例研究会

日 時 2001年9月14日(金)
懇親会 コンパル会議室
場 所 (株)ヒューマンバリュー 近藤敏子様

15-12 今回行われました勉強会は、(株)ヒューマンバリューのマナーインストラクター近藤敏子様による「マナーについて」の講演でした。マナーといっても色々ありますが、営業マンがいかに第一印象を良くするかという点に重点が置かれました。
 参加したJET会員より各会社、全社責任者の社内でのマナーに対する悩みなどを一人ずつ発表し、それに対するアドバイスをしていただきました。その中でも社内での電話を取るタイミング。1コールで取るのは電話のマナー。「少々お待ちください」は30秒以内。電話の相手が待たされた!と思う時間は34秒以上からとか。また、社員同士の名前の呼び方、身だしなみなど色々な意見が交わされました。
 次に、尊敬語と謙譲語の使い分けの説明がありました。私達が普段使っていた尊敬語や謙譲語の中には、今まで間違って使用していた言葉づかいが多数あり、改めて日本語の難しさを感じました。15-23
 また、私達がよく使う会話の中に「~と思いますが~」と、語尾に曖昧な表現を使う場合がありますが、これは、相手に責任を押し付けるような言い方にとられがちです。しかし、営業マンはこのような曖昧な表現ではなく、「~です。」とはっきり言い切れる、自信を持った対応が今後必要になってきます。
 最近ではコンピュータ、e-mailなどが主流の会社経営になってきていますが、やはり人と人が言葉を交わし、目と目を合わせ、さまざまな商談が成立するのだと思います。そのためにも良いマナー、良い言葉づかいを身に付け、いかなるTPOにも対応できる会社員になりたいと思います。
 今回の勉強会の参加人数は8人でしたが、和気あいあいとした中、多数の意見交換が行われ、内容の濃いものとなりました。これからも、基本的なマナーを身に付け、会社の繁栄に心がけたいと思います。     
(当番幹事:宮木、林、石山)