東海科学機器協会の会報

No.294 2003 新年号

2003年の年賀

東海科学機器協会 理事 各務隆弘(朝日テクニグラス株式会社)


9-16 あけましておめでとうございます。
TKK会員の皆様には、清々しい新年をお迎えになられた事と存じます。
新春に因み、事業改革を担当する者として新年度が5月から始るTKKのご案内を申し上げます。丁度1年前、皆様にTKKに対する意識調査をアンケートにてお寄せいただきました。「会員の生の声を拝聴」する事を起点として企画の見直しを進めていく事となりました。これらの貴重なご意見を事業改革委員会では9 回にわたり会議を開き慎重に検討・分析をしてまいりましたが、今までに役員会に答申されているのは以下の如くです。
1)規約の改正案・・・創立以来何度かの改正はありましたが、今回時代背景の大きな変化に伴い総合的な見なおし、各条文の整合性を計りました。
2)役員会組織の変更 ・・・各行事を部会活動として「福利厚生委員会」に位置付け、その運営に幅を持たせることとします。
具体的には役員のみではなく会員諸氏に企画段階から参加頂き同時に運営を推進すると言う事です。即ち事業の部会化を視野に入れました。更に懇親の枠を超え「講演研修委員会」を新たに設置して会員にとって有益な事業の期待に応えます。
3)会員にとって有益な情報提供・・・TKK事務局とも共同して、一般教養、経営情報などの様々な情報を提供します。これはメール配信をベースとして FAXも併用する予定です。  これ以外に新規事業の創設可能性についても引き続き事業改革委員会は継続して研究・探索を行う事となります。
 いずれにしても、これら案件は予算的な裏付けをもって実施されなければなりませんが、役員会の早期採択と、総会での皆様方の前向きな審判をも必須とします。
どうか新年にあたり、当委員会の施策が、各社の地盤固めと相俟って、業界の地盤固めの起点となります年になりますよう願ってやみません。