東海科学機器協会の会報

No.310 2006 春号

[ 会員だより ] 海釣り

アドバンテック東洋(株) 片岡 修


12_017大阪から名古屋に転勤になり、はや2年半になりますが、名古屋の地理がまだわからず、趣味の釣りに行くにも一人では行けない状況です。会社の同僚を誘い、昨年は数回行きましたが、満足な釣果がありませんでした。
 そもそも釣りを始めたのは、入社後すぐに広島転勤になり、先輩に連れて行かれたのがきっかけで、趣味にまでなってしまいました。広島で8年、その後大阪で20年、名古屋で2年半、約30年間釣りを続けております。釣りのフィールドは海・川・湖などがありますが、私はもっぱら海(波止)で、しかもチヌ(クロダイ)釣りが専門です。大阪在住時代は、神戸・大阪・和歌山一帯をフィールドとして、季節を問わず月2回は釣りを重ね、自慢話になりますが、数年前には大阪湾の沖一文字波止で、年無しチヌ(年数がはっきりしない程大きなチヌ)、自己最高寸の51cmを釣り上げ、釣り雑誌の「釣りサンデー」にも掲載されたことがあります。
 専門的になりますが、チヌ釣りは季節・地域・場所により釣法(ウキフカセ・カゴ・ダンゴ・落とし込み・カカリ釣りなど)が違い、餌も様々です。昨年、知多半島の豊浜港波止に行きましたが、我々のウキフカセ釣法(餌オキアミ)に対し、この辺り一帯は、ダンゴ釣りが主流らしく、隣で釣っている地元の人は、餌にボケ(シャコ)を使い、中型チヌを頻繁に釣り上げていたことを横で羨ましく眺めていたことを覚えています。
 本誌が発行される頃には、春本番となり、乗っ込み(産卵)チヌの季節到来であります。今年こそ、知多半島で小型のチヌでも釣り上げてみたいと願っています。
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