東海科学機器協会の会報

No.330 2010 春号

〔TOPICS〕JET2月度研究会

13-22

日時 2010年2月24日(金)18:30~
場 所 ホテルアソシア名古屋ターミナル
担当幹事:伊丹、間宮


13-3

 2月24日にホテルアソシア名古屋ターミナル19Fの「すいせん」にて同ホテル支配人の柴田秋雄様を講師に迎え『果てしなき挑戦』をテーマに講演していただきました。
 今回は今までのJET会員・参与の皆様だけの参加枠を取り外し、各々様のゲストの皆様にも是非ご参加をと募りまして、総勢24名もの満員御礼でJET2月度研究会を開く事が出来ました。
改めてこの場をお借りしてご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
 さて『果てしなき挑戦』をテーマに始まった講演は、講師の柴田氏の実体験からの内容でしたので、とても判り易く、時には冗談もあり、大変楽しくお話を聞くことができました。ちょうどトヨタのリコール対応問題の時期も重なり、このテーマになったと思われますが、いくら大きな会社だろうが、歴史ある会社だろうが変化に対して厳粛に受け止め、次なる行動に移すことがリーダーとして大切であることを開口一番におっしゃっておりました。講師の柴田氏は同ホテルを例に挙げ、以前同ホテルも周りの変化に対応できずに、従業員の士気も下がり赤字に転落してから現在のV字回復(客室稼働率80%、名古屋でも1・2番)に至るまでのお話をしていただきました。
 その中で私自身活力をもらったのが、先ずは『すべての活力の源泉は人である』ことを念頭に、「日本一幸せな従業員になろう」といった目標を掲げ、「従業員からその家族まで将来に渡る幸せ…」とした内容の経営理念をみんなで作ることから始めた、従業員の立場にたった物事の手法(コミュニケーションや経営の透明化など)、自発的に仕事ができる職場環境の整備に力を注ぐことが大事であることについて大きなヒントをいただきました。
 やはりリーダーは社員・部下の活力を引き出すための強いリーダーシップが必要であることや企業の大小関わらず舵取りする人間次第で、会社の雰囲気が変わってくるし、また悪いところばかり指摘するのではなく、良いところを探す観察力が必要と改めて感じることができました。知っていても当たり前の事がなかなか出来ていない自分に考えさせられましたが、考え込むより明日から素直に行動することの大切さを痛感しました。また折角講演していただいた柴田支配人様にも顔向けできるように行動していこうと思いました。
 講演会終了後、同階の『すいせん』で懇親会を開き、講演会の余韻に浸りながらおいしい食事をいただきました。