東海科学機器協会の会報

No.336 2011 夏号

第58回 定時総会開催報告

1-1


東海科学機器協会副理事長 八神 基


午後4時45分から受付を開始し、司会より定刻が告げられ総会に入りました。
 冒頭に、東日本大震災により当協会会員会社および東北科学機器協会会員が被災され、未だ回復途上にあることから、総会後の恒例の懇親会はこれを取り止め、相応の金額を日本科学機器団体連合会を通し被災地への義捐金とした旨を述べ、さらに犠牲となられた方々に対して出席会員一同で黙祷を捧げました。その後、岡野理事長から震災に絡んだ丁寧なご挨拶があり、元気を貰う五行歌で締められました。
 TKK規約に従い、理事長が議長を務める旨宣告の後、議事録署名人としてサイエンス商会の中村さま・昭和理化の山岸さまが指名されました。各務理事よりの定足数の報告では、会員総数105名中、出席者49名、委任状による出席40名、合計89名で定足数を満たしている旨報告され、直ちに議事に入りました。
 第1号議案は総会資料に添って順次説明がありました。報告中で実施済みの研修事業につき資料上での欠落部分に触れ、この研修事業はTKK会報(2010年冬号に記載)で案内済みですが、議場でさらに説明を加えました。平成22年度に行なった全事業につき賛同を戴きました。
 続いて第2号議案につき竹田財務担当理事からの詳細な説明を受けた後、監事を代表して伊丹監事より監査結果報告があり、議場に諮ったところ異議なく承認可決されました。 第3号議案では平成23年度の事業計画として11項目揚げられ、それぞれ説明を加えた上発議され、全て承認可決されました。就中、来年度の2012年4月18~20日に開催する最新科学機器展の実行委員会活動が当期の重点です。
 続いて第4号議案では、当期より財務担当を務める木下副理事長から第3号議案の事業活動に沿った収支予算案の説明を受け、議長より採決が提議され満場一致で承認可決を受けました。
 午後5時45分、総会の閉会宣言が各務理事からなされ、恙無く定時総会は終了しました。
 総会マターではありませんが、会員会社の経営後継者で組織するJETの磯和会長より活動報告および今期の計画につきお話をいただき、午後5時52分、散会となりました。
 なお、当日お運びいただいたご出席の方へ、懇親会の取り止めに替えて“がんばれ東日本”の熨斗を付け、東北は仙台の銘菓をお持ち帰りいただきました。