東海科学機器協会の会報

No.282 2000 7-9月号

2000年5月 津坂理事長退任に贈る歌/印象記

9-11



 会報の編集に携わり早10数年。正直ここまで続けられたのも歴代理事長様、事務局長様、またずっとやってきました編集委員諸氏のお陰であると感謝しております。
 年に5回発行が最近は定着しましたが、年に何回発行も、予算や記事の有無で異なっていました。特に記事の有無は大変な問題でした。過去数年前の小生が書きしたためたものを掲載したこともあります。記事がなければ委員が会報誌を埋めたこともありました。他地区協会、大阪、東京との交流もしました。それが互いに記事となりました。東京から皆様へ「科学機器」という雑誌が送られてきますが、そこへの記事依頼が協会にあります。そこへ掲載するなら会報誌の方へ、とお願いもしました。唯一この会報誌が等しく皆様へ発信する協会情報のため、内容につきましては正確、公平等が要求されます。この趣旨に沿い、内容の充実を図ってはきました。ある年、編集委員自ら記事を取りに行こうと、「研究所めぐり」いう企画を作りましたが、相手が国家機関の場合、その取材をするにも大変な苦労もありました。
 新しい試みとしては、協会のホームページの公開があります。もちろん会報誌をこれに貼り付けることをしているのも当協会だけです。もともと協会のHPの更改は極めて難しく、会報誌を貼り付けることで、年5回は更改できます。これからは、このHPの充実も編集委員の大切な仕事の一つでしょう。
 幸い新委員長は、編集委員をずっとお務めになっておられますオザワ科学の小澤理事、またもう一人の委員に八神副理事(東海八神の間宮社長様が理事退任により)にお願いし快くお引き受けしていただきました。新しく装丁も変えました。今後の会報誌へのご理解とご投稿を切にお願いし、小澤新編集長にバトンタッチいたします。長い間ありがとうございました。