東海科学機器協会の会報

No.355 2015 夏号

新理事

東海科学機器協会理事 島津  達(㈱島津製作所 名古屋支店)

10_3 この度、八代前理事から引き継ぎ、東海科学機器協会の理事を拝命いたしました、㈱島津製作所名古屋支店 支店長の島津達(とおる)です。また合わせて3年に一度の「最新科学機器展」の副実行委員長の大役も仰せつかり、身の引き締まる思いであります。

 私は京都出身ですが、入社以来ずっと営業畑(分析機器)で、大阪・東京・横浜・つくば・再度東京・京都、そしてこの4月より名古屋勤務ということになりました。前職の京都支店では、京都科学機器協会で6年間理事を務めさせて頂き、研修会や展示会、講師の招聘等に携わってまいりました。

 名古屋は皆様もご存じのとおり、近年、燃料電池自動車「MIRAI」の発表で話題のトヨタグループを中心とした「ものづくり企業」の集積地であり、
また昨年「青色発光ダイオード」でノーベル物理学賞を受賞された天野、赤崎両教授が在籍する名古屋大学(ノーベル賞受賞者を6人輩出しています)、防衛ビジネスの拠点である航空自衛隊第二補給処、国産旅客機MRJへの導入が期待されている複合材料(CFRP)の研究拠点等、今後成長が期待されるキーアカウントを数多く有する国内有数の好景気なエリアです。
 この愛知県を中心とした好景気を追い風に、会員の皆様との連携を密にして、会員各企業様の「ダイバーシティ(多様性)※注」をビジネスチャンスに活かし、東海地区の科学機器業界の発展に貢献していく所存ですので、ご協力、ご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

※注ダイバーシティ:直訳すると、「幅広く性質の異なるものが存在すること」「相違点」。さまざまな違いを尊重して受け入れ、「違い」を積極的に活かすことにより、変化しつづけるビジネス環境や多様化する顧客ニーズに最も効果的に対応し、企業の優位性を創り上げること。