東海科学機器協会の会報

No.359 2016 夏号

TKK第63回定時総会開催報告

東海科学機器協会新副理事長 伊丹 勝司

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 平成28年5月11日午後5時半より6時半まで、ホテル名古屋ガーデンパレス3階「葵の間」にて開催されました。議事に先立ち八神理事長からご挨拶があり、その後規約に従い理事長が議長となりました。また議事録署名人には㈱栄屋理化の宮木康光様、㈱名古屋医理科商会の服部昌樹様が指名され、次いで定足数の報告により、会員総数105名中、出席者50名、委任状出席33名、合計83名で定足数を満たしている旨が告げられ速やかに議事に入りました。

 まず第1号議案(平成27年度事業報告)は高木副理事長より資料に基づき、実施した事業や関係諸団体との交流事業などの詳細説明があり、異議なく承認されました。

 次に第2号議案(平成27年度収支報告)については財務担当の木下副理事長から収入・支出についての詳細な説明があり、それを受け監事を代表して各務監事の監査報告がなされ、議場に諮ったところ異議なく承認されました。

 さらに第3号議案(東海科学機器協会規約改定)が上程され、木下副理事長より本件については「財務担当の肩書としての会計理事の呼称追加ならびに事務局運営費の明文化」であるとの説明がなされ、特に質問もなく承認されました。

 そして第4号議案(任期満了に伴う役員改選)について高木副理事長より説明がありました。本総会に向け、3月23日までに全会員に提示された新役員候補者の信任投票が4月15日にかけて行われたこと、またその開票作業が4月19日に伊勢久㈱会議室において二人の立会人である日陶科学㈱の山田光彦様、㈱マイセックの間宮収様のもとで実施されたこと、そして役員会が選出した15名以外に新たな推薦は無かったこと、などです。その後、立会人を代表し山田光彦様から「役員信任開票の結果、否とされる候補者はいなかった」旨の報告があり、議場に諮ったところ異議なく承認可決されました。そこで議事を中断し、新たに選出された役員は別室で第一回の役員会を開き、新理事長に高木裕明氏が就任しました。そののち議事が再開され議長は高木新理事長に交代しました。

 再開の冒頭、新役員会の役職が紹介されました。引き続き第5号議案(平成28年度事業計画案)が上程され、伊藤新副理事長から説明があり承認されました。

 最後に第6号議案(平成28年度予算案)が上程され、木下会計理事から詳細の説明がなされました。その中で、収入の部において会費の対象会員数と冒頭報告のあった総会員数との乖離について質問がありましたが、4月1日以降に一社退会があったことに起因する旨の説明により決議に入り、承認可決され全ての議事が終了しました。

 なお総会事項ではありませんが、会員企業の後継者で組織するJET会の間宮康博会長より会の一年間の事業内容について説明を頂き、午後6時半散会となりました。