東海科学機器協会の会報

No.362 2017 春号

かきゃあ あんたも 生涯続けたい 初動負荷ジムトレーニング

東亜ディーケーケー㈱ 名古屋営業所 早瀬 圭助

13 今年で40歳になり、世間では体力の衰えや身体のあちこちから不調が出てくる年齢となりました。私は小学校から大学まで、競技サッカー一筋であったので身体には自信がありました。大学卒業後も休日はサッカーを週1ペースで続け、32歳で静岡に転勤になった際にも、フットサルを週1ペースで続け体力維持につとめていました。結婚後に体重は10kg以上増え、ぽっちゃり体型に変貌したものの体力の衰えを感じることはありませんでした。しかし、35歳頃急に体力の衰えと疲れが抜けない状況に遭遇しショックを受けました。

 そんな中、36歳の時に仕事途中に急なめまいと左足のしびれを感じ、怖くなり妻に連絡し、妻がパートをしていたトレーニングジムが病院の施設内にあったため、先生に相談したところ脳梗塞の可能性があると言われ、すぐに受診しました。MRIを取った結果、幸いにも脳に異常は無く背骨が神経に触っておきた症状だとわかり、先生の施術ですぐに改善され肝を冷やしました。普段の仕事や日常生活を送るうちに身体に負荷がかかり、気付かないところで歪みが生じてしまったようです。その際に先生に紹介されたのが、施設内にある初動負荷トレーニングジムでした。妻のパート先と言うことであまり気乗りはしませんでしたが、怖い思いをしたこともあり入会を決めました。

 初動負荷トレーニングとは近年注目されているメジャーリーガーやプロ野球選手をはじめ様々な分野のトップアスリートも実践しているジムトレーニングです。身体の反射機能の促進、神経筋制御の向上を特徴としており、トレーニングをすることで体の柔軟性と強さ、しなやかな動きとスピード、加速度の向上、機能的純粋パワーを求める人に効果があるといわれています。
 始めた当初は本当に、このトレーニングで身体の不調が無くなるのか半信半疑でしたが、短期間でその効果を実感することができました。というのはフットサルをやっているときに今まで取れなかった相手からの早いパスに自然に足が出るようになり、若い頃と同じような感覚でプレーできるようになりました。トレーニングにより身体の柔軟性が向上し、関節の可動域が広くなったことで自然としなやかな動きができたのだと驚愕しました。

 また、このトレーニングでは疲労の原因となる乳酸物質の生産が少なくなるとも言われており、実際に仕事やフットサルで疲労が溜まっていても今までより回復が早く身体の不調も感じにくいようになりました。1年半前名古屋帰任後も現在の住まいの近くに同系列のトレーニングジムがあり即入会し、仕事終わりに短時間でもジムに通うようにしています。

 最後に、このトレーニングはリラックスした状態で無理なく歳を重ねても続けられるトレーニングで今後も出来る限り長くジムに通い健康な身体作りをして仕事やスポーツに邁進する所存です。