東海科学機器協会の会報

No.371 2019 夏号

会員だより Scienceで社会課題の解決を!

株式会社島津製作所 名古屋支店 シニアマネージャー 藤岡 秀治

 本年4月から理事を務めさせて頂くことになりました。昨年から展示会実行委員や会報編集委員として活動してきましたが、立場が変わり、身の引き締る思いでございます。何卒、ご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。
 少し自己紹介させて頂きます。入社後の赴任先が名古屋で、11年の間に自動車関連のお客様を担当しました。その後、3回の転勤を重ね、2001年に2回目の名古屋、マイホームも購入しました。更にその後、12年間の単身赴任(4回の転勤)を経て、一昨年3回目の名古屋勤務となった次第です。多分、最後の勤務地になると思いますが、少しでも協会のお役に立てればと思っています。
 さて、本業の話しになりますが、当社は、社是「科学技術で社会に貢献する」のもと、顧客課題
の解決に加え、多様な社会課題の解決に積極的に取り組み、その結果として持続的な価値創造を実現すると共に、顧客・社会から更に必要とされる存在になることを目指しています。では、「多様な社会課題」とは何か? いろいろな見方があると思いますが、2015年に国連で採択されたSDGs(Sustainable Development Goals:2030年に向けた持続可能な開発目標)が正に世界全体を見渡した社会課題だと考えます。17の目標と169のターゲットから構成されており、当社は事業でそれらの課題解決(=SGDsへの貢献)を図り、同時に持続可能な成長を目指そうと考えています。当協会も同じ方向性になるかと思います。それらの実現に向けて挑戦していきましょう!