東海科学機器協会の会報

No.377 2021 新年号

かきゃあ あんたも ドッジボールに魅せられて

三弘計測サービス株式会社 新實 秀人

 三弘計測サービス㈱技術部の新實です。皆さん!ドッジボールと言えば小学生の頃にほとんどの方がやったことがあると思います。ボールを相手に当てればヒーロー!キャッチしてもヒーロー!になれる遊びです。ドッジが上手い男子はモテル!上手い女子は引かれる?(笑)でも今回、私が紹介したいのは遊びではなく競技(スポーツ)として
のドッジボールです。全国共通のルールもあり全国大会も開催されています。自分が競技としてのドッジボールに出会ったのは今から15年ほど前になります。私の住む愛知県みよし市では、子供会の行事として小学生の行政区対抗ドッジボール大会が毎年6月に開催されています。我が家の長男が4年生の時に選手として参加することになり、私も最初はボール拾いのお手伝いで練習に参加をするようになりました。キャッチボールをしたり試合をしたりするうちに、元々スポーツ好きの私は子供と一緒にできるドッジボールの魅力に次第にのめり込んでいくようになりました。
 3年の月日が経ち長男が小学校を卒業するときがきました。小学校を卒業する=子供会も卒業です。ドッジボールも終わりかなと思っていたら、ある父兄の方から6月の大会が終わってもドッジボールを続けさせてやりたいとの相談を受けま
した。クラブチームの存在は知っていましたが公式のクラブチームというと、なかなか敷居が高
く・・・、とりあえず同好会という形で10名の子供を集め、週1での練習を始めました。送迎で付き
添う父兄の方も巻き込んで大人のチームも作り、子供たちの相手をしながらも、年1回名古屋ドー
ムで開催される大会にも参戦するようになり、部門別ではありますが3位という成績も取ることができるようになりました。同好会チーム創設から10年。子供たちの人数も徐々に増えローカルな
大会ばかりですが積極的に大会にも参戦し徐々に成績も残せるようになってきました。
 そんなある日、公式のクラブチームの方から「RAIJIN(自チーム名称)さんは、もう公式のクラブチームとして連盟に加入して活動したほうが良いですよ!公式になってメジャーな大会に
参戦すれば、もっと違うドッジに出会えます!」違うドッジ!違うドッジ?違うドッジ? 、その
言葉が頭から離れなくなり、違うドッジに会いたくて2017年4月から公式のクラブチームと
しての再スタートをきり3年が経ちました。
 他のクラブチームの練習を見学して練習方法を学びながら、技術だけ教えれば良いのではな
いということも学びました。挨拶、マナー、健康管理・・・、習い事としてメジャーな野球やサッカーな
どに負けないように公式ドッジボールの地位向上、魅力を広めることもクラブチームの大切な役
割だとわかりました。現在は23名の子供が在籍しています。一人ひとりの個性を伸ばし、全国大会
出場を目指して日々頑張っています。
ところで違うドッジに会えたかって?     
答えは、またの機会に・・・。

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