東海科学機器協会の会報

No.329 2010 新年号

〔年頭所感2010〕 2010年は上昇機運へ

東海科学機器協会二世会会長
青山英資 株式会社サンメック


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 TKK会員の皆様並びにJET会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。
 日頃よりJETの運営に対しまして多大なるご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
 現在JETは11名で活動を行なっています。
二世という枠の中ではなかなか新規入会者が現れなかったのですが来る次年度の4月は1名の入会予定者がおられますのでこれまで以上に有意義な会へとパワーアップして頑張っていく所存です。
 また、ここ数年で他地区二世会との交流もまだまだ有志の域でございますが増えてまいりました。豊かな時代に生まれたがために、助け合い、また、協力し合うことが下手な二世の私達が確実に手を取り合って進んでいく基本姿勢を昨今の経済情勢によってあらためて教えられたような気がします。経験の少ない私達にどうか今後も厳しいご指導ご鞭撻を宜しくお願い致します。
 さて、2010年は更なるデフレへ向かっていくと言われています。ジーンズなど衣類に始まり、ワインや食品の異常なまでの価格競争を各業界のリーディングカンパニーが圧倒的な調達力を武器に率先して価格を引き下げていくこの様子に、危惧されている2番底は世界経済からではなく内的要因からと思わざる得ません。今後も不均等な買い手市場によってますますデフレが助長されると考えられますが新政権の運営安定を願い、また、会員皆様並びに顧客そして業界全体が正常な進化をして素晴らしい1年となりますよう祈念して新年の挨拶とさせていただきます。