東海科学機器協会の会報

No.333 2010 冬号

編集後記

◎今年も早いもので、もう年の瀬を迎えてしまいました。昨年国民の期待と共に誕生した民主党政権でしたが、外交問題、経済対策ともに国民の期待に応えられず迷走を続けております。特に中国との関係は尖閣諸島問題で毅然とした対応が出来なかったことが悔やまれますし、今後に色んな意味で大きな禍根を残してしまったと思います。日本が世界からまだ注目されているのは科学技術の先端を走っている分野があるからです。これからも色々な分野で世界ナンバーワンの技術開発を進めていかなければこの国は成り立ちません。事業仕分けで科学技術予算を削っているような時ではありません。私達の活躍の出来る分野が広がっていくことを祈ってやみません。新年が皆様にとって素晴らしい年になりますことを祈念致します。(H.T)


◎慌ただしく今年も年末を迎えました。振り返ってみますとなんだかすっきりしない一年であったかのように感じます。昨年の政権交代による熱気はどこへやら、特に目立った政治・経済上の変化はなく、日本の将来不安は相変わらず先送りが続く中、新たな問題・課題が積み増されて行くばかり。このような閉塞感漂う時には、何か一つでも確実に実行に移し結果をだすという姿勢が必要ではないか、と新年に向かい誓う私でした。(K.I)


◎今年も残りわずかとなりました。この1年は、メキシコ湾原油流出、トヨタのリコール問題、円高、尖閣諸島、朝鮮半島情勢、政治の低迷等課題の多い年となりました。来年は、政治・経済を初めとして少しでも明るい話題が多いことを期待したいものです。 今年1年ありがとうございました。(S・K)


◎今年もあとわずかとなりました。年初にカレンダーを見ながら、12月になると「もう年末か。早いな」と言ってるのだろうなと想像してましたがまさにその通りになってしまい、焦りを感じております。今年を振り返ってみると明るい話題は少なかったように思います。最近では北朝鮮軍が韓国・延坪島に対し砲撃を実施するという事件が発生しました。民間人の負傷者も出ており、対岸の火事と見過ごせない状況にあります。現政権は普天間問題以降の外交問題収束に努めて頂きたいものです。それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。(M.M)


◎科学機器の業界では、展示会の開催方法に大きな転換があり、来年以降の業界を占うことになります。社会情勢は、じっと我慢の1年であり来年はどのように動くのか心配が先に立つような感じです。しかしながら先日の核融合研究所の見学会はすばらしく、日本の未来を感じます。がんばれ!日本!(M.Y)


会報編集委員

委員長  髙木裕明:伊勢久(株)
副委員長  伊丹勝司:壽工業(株)
委員  小島司郎:(株)ヤガミ
事務局  吉田実:名古屋科学機器(株)
委員  松本幹雄:(株)島津制作所