東海科学機器協会の会報

No.344 2013 新年号

巳年を生きる

東海科学機器協会 理事
伊丹勝司
 壽工業株式会社

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 TKK会員の皆様、新年あけましておめでとうございます。各企業様におかれましては、どのような新年を迎えられましたでしょうか。
 昨年は、東日本大震災からの復興が少しずつでも進み、そろそろ回復基調かと思いきや、隣国との関係悪化が日本経済に大きな打撃となり政治の混乱がそれに輪をかけ、まさに激動の一年であったように思います。そんな中でもわが協会においては、第22回最新科学機器展が成功裏に終わるなど、数々の行事が行われる中、各会員企業様の積極的な参加を頂きまして誠に有難うございました。特にここ数年、悪天候に悩まされていた「野球大会」がいずれの日程も好天に恵まれ無事予定通り閉会まで漕ぎ着けられたことが、私野球大会実行委員長の責務として一番の収穫と喜んでおります。
 巳年は、それまでに蒔いた種が芽を出す、すなわち才能が開花する年と言われています。加えて本年は当協会は60周年の節目を迎え、記念事業が目白押しとなります。本年を期に協会にも新しい芽が生えるよう、どうか昨年以上に協会行事へのご参加・ご協力を宜しくお願い致します。新しい政権も発足いたしまして、経済的にも外交的にも昨年迄の閉塞感から脱皮し、日本がもう一度、輝かしい国になる、その足掛かりになる年になるよう祈念いたします。