東海科学機器協会の会報

No.344 2013 新年号

会員だより 私とゴルフ

(有)名古屋三立製作所 水戸利宏

12 私とゴルフの出会いは、40数年前同業の方からの進めも有りそれから始めたと思います。今でもはっきりと鮮明に覚えております。初めてのゴルフ場は可児富士カントリークラブでした。初めてのティイグランドに立ち胸がドキドキ、頭の中は真っ白のままドライバーショットがゴルフの筆おろしとなりました。
勿論プレイは予想通りでした。私のボールは、大きく左右にぶれ崖下に落ちることが何度も有りました。しかしパートナーの方がボールの所まで駆け足で私より先にボールを探してくれた心づかいが本当に嬉しく、今もって忘れられない私の初めてのゴルフでした。とにかくハーフを回り食事となりましたが緊張の連続のためなのか食事がのどを通りませんでした。結局水分だけの補充で済ませて、とにかく無我夢中でのプレーで何とかホールアウトは出来ました。筆おろしのスコアーは記憶にありません。
ゴルフを始めた訳、正直言ってゴルフは、ある程度以上の地位と余暇とお金のある人たちの遊びと心得て敬遠していましたがゴルフなら年を取ってからでも出来る事が一番良いと思い始めた訳です。今ではスッカリはまっている自分に驚いております。
ゴルフと言うスポーツは、上手でも下手でもその人なりのハンデキャップがあり、対等にお付き合い出来るところに本当のよさが有ることに気付きました。それにゴルフは技を磨くことも大切ですがそれ以上に自分自身を磨くことが、一層大切なのかと思っております。
2 この先も健康で一人でも多くの方と、共に明るく楽しくプレー出来ることを、人生唯一の念願にしております。欲を言えば「ホールインワン万歳」とそのまま成仏出来たら嬉しいなと考えたり、70歳の古希を迎え、これからはボケ防止、ストレス解消の良薬と信じ元気いっぱい白球を追い続けられたら、もっと嬉しいと願っております。