東海科学機器協会の会報

No.356 2015 秋号

2015年 ファミリーイベントレポート

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ファミリーイベント実行委員 中野良昭

毎年恒例のファミリーイベントが、今年も8月30日(日)、名古屋市水族館とイベント会場のレストラン レッドロブスターにおいて開催されました。
 大人101人、小中学生38人、4才以上18人、4才未満19人、計176人が参加されました。夏休み最終の日曜日であり、ご家族で参加の皆様にとっては夏休み最後のイベントになったと思います。
 当日の天気予報はくもり時々雨でしたが、幸いにも集合の時間に雨は全く降りませんでした。当日は午前9:00までに水族館前に集合、会社別に受付で会費の集金、参加者リボンやしおり等をお渡ししました。皆様のおかげでほぼ予定通りに受付が終了しました。
 まずは林実行委員長が開会を宣言されました。最初に木下副理事長から挨拶をいただきました。「皆様おはようございます。今回で第8回になりますファミリーイベントに、多数のご参加をいただきましてありがとうございます。毎回200人近い方が参加するファミリーイベントを開催しているのは、全国10ヶ所の科学機器協会の中でも東海科学機器協会だけです。名古屋港水族館はウミガメの研究では世界的に有名な初代館長の内田至先生のもと、ウミガメをメインとして始められました。全国の科学機器協会二世会の集まりの際に、TKKの理事をされていたオザワ科学元社長の小澤巌さんと共に、何の面識もないのに内田先生に講演会をお願いしたことを思い出しました。今では名古屋港水族館は日本でも有数の水族館になっております。ここでTKK会員の皆様と家族の親睦をさらに深めていただければ幸いと思います。」などと述べられました。
 続いて本日のイベントの説明・注意事項等を林実行委員長が説明しました。その後参加者全員の集合写真を撮りました。人数が多いのでみごとな写真になりました。団体券は当日入場前のみの販売の為、購入してから入場券を会社別に封筒に入れお渡しするまで時間がかかり、毎回皆様には長時間お待たせして申し訳ありません。今年名古屋港水族館は人気上昇中で一般の入場者が時間前から大行列をなして
押し寄せて来ました。今までにこれほど混んだのは見たことはありません。入場券を買う列が午後になっても途切れませんでした。
 そして皆様は水族館観覧中の最中ではありますがイベント会場であるレッドロブスターに11時に集合してもらいました。今回も昨年同様に満席で、貸切りにして食事を取りながら、林委員長の司会で恒例のビンゴゲームを行いました。今回もビンゴゲームは水族館にふさわしい魚の種類で行いました。ルールは先にお渡しした用紙の空欄に魚の名前を必ず始まる前に記入してもらって、発表された名前が縦・横・斜めでそろったらOKと言うものです。お子様方は一生懸命に魚の名前の発表を聞いて「ビンゴ!」と嬉しそうに賞品を取りに来てくれました。賞品が数多く用意されており、会場が細長いので賞品をお渡しするまでに時間がかかりましたが予定時間どおり12時ごろ終了となりました。恒例でありますがビンゴゲームで1位と2位の方々にTKK会報誌に今回の感想を投稿していただきます。ビンゴゲームの賞品授与も終わり林委員長が閉会を宣言し、大会は終了となりました。ビンゴにならなかった子供たちには残りの賞品を全部自由に持ち帰ってもらい、みごとに全部なくなりました。
 この後皆様は水族館に再入場され、人気のイルカパフォーマンスショウ、ウミガメ、ペンギンなどを楽しまれたことと思います。最近では水族館のイルカ入手が日本のイルカ追い込み漁に依存している件で世界的に問題になりました。全国水族館存続の為に何とか日本の飼育技術で解決してもらいたいと思います。
 今回もファミリーイベントに多数のご参加を頂き誠にありがとうございました。水族館は混雑していて館内を歩くだけでお疲れになったと思いますが、次回もよろしくお願いいたします。
 最後に林実行委員長、小島事務局長をはじめ実行委員の方々の準備のおかげで大成功に行われたことに感謝いたします。大変御苦労さまでした。