東海科学機器協会の会報

No.365 2018 新年号

新年のごあいさつ

東海科学機器協会理事長 高木 裕明

 新年明けましておめでとうございます。
 会員の皆様におかれましては、ご家族お揃いで楽しいお正月を迎えられたこととお慶び申し上げます。

 さて、昨年も各地で自然災害が発生しました。特に7月の九州北部豪雨災害では多くの方がお亡くなりになり、大きな被害が発生しました。先ずもってお悔やみを申し上げるとともに被災地の一日も早い復興をお祈りしたいと思います。

 政府はこれからの第4次産業革命、そしてソサエティー5.0の時代に備え、日本社会の対応力強化のため、人材育成を大きな柱に掲げています。ビッグデータ、IoT、それらを活かす人工知能AI、これらを使いこなす人の育成が急がれます。そして人材育成と共に重要なのが科学技術の振興です。その一翼を担っているのが私たちの扱っている科学機器であります。

 本年は6月27日から29日の三日間に亘り名古屋国際会議場において「第24回最新科学機器展・第12回計量計測総合展および最新技術セミナー」の開催を計画しております。中部経済産業局長による基調講演に始まり、自動車、航空機、ロボット、医食品、化学の各分野からの特別講演会も計画し、そして会員企業などによる最新技術セミナーも数多く開催する予定であります。会員企業の皆様には奮ってご出展頂くとともにお客様への周知徹底をお願いし、多くの方にご来場いただけるよう期待しております。

 さて、今年は戌年でございます。一説には今年は「守りの年」だとか、「勤勉に努力」する年だとか言われておりますが、申、酉、戌と鬼退治のお供が揃う年になりますので皆様と共に最新科学機器展を成功させ、打って出る年にしたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

 なお、本年当協会は創立65周年を迎えます。昭和28年に20社で設立された協会も本年105社の組織となりました。5月8日(火)に名古屋観光ホテルにおいて記念式典、記念祝賀会を予定しております。会員の皆様とともに賑やかにお祝いをしたいと思います。

 本年一年が皆様にとって素晴らしい年となりますよう、そして記憶に残る年となりますようご祈念申し上げて新年のご挨拶とさせて頂きます。