東海科学機器協会の会報

No.368 2018 秋号

第24回最新科学機器展レセプション挨拶

東海科学機器協会理事長 高木 裕明

 只今、ご紹介いただきました東海科学機器協会の高木でございます。主催者を代表しまして一言ご挨拶を申し上げます。本日はお忙しいところ、第24回最新科学機器展、第12回計量計測総合展、および最新技術セミナーにお越しいただきまして誠に有難うございます。

 いよいよ本日から金曜日まで展示会が開催されます。展示会開催に当たりましてご尽力いただきました関係各位に感謝申し上げます。
 又、本レセプションには中部経済産業局局長富吉賢一様、愛知県知事大村秀章様、名古屋市長河村たかし様、そして特別協力をいただいております(一社)日本科学機器協会矢澤会長様にお越し頂いております。皆様お忙しいところ誠に有難うございます。後程ご祝辞をいただけると言うことです。宜しくお願い致します。

 さて、当協会は昭和28年に会員企業20社で発足し、本年65周年を迎えました。現在は会員数100社を超える団体となりました。

 又、本展示会につきましては、昭和40年に旧愛知県中小企業センター(現ウインク愛知)にて第一回最新科学機器展を開催したのが始まりでございます。以来当初は隔年で実施し、途中から3年に一度の開催となり、今回が第24回となります。

 会場は愛知県中小企業センターから名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)に移り、長く吹上ホールを使わせていただいてきましたが、前回3年前よりここ名古屋国際会議場に変更をいたしております。

 最近の展示会では機器の展示以上に、お客様の研究開発における課題解決の一助となる技術セミナーに関心が集まっており、そうしたセミナールームが確保できると言うことで、こちらの会場になったと言う経緯がございます。

 現に今回も最新技術セミナーは30テーマ以上が予定されており、それらの事前申し込みもほぼ埋まっていると聞いております。

 記念講演としましては基調講演に中部経済産業局富吉局長様から「中部経済の現状と展望」との演題でご講演いただくとともに、東海地区で好調な産業であります自動車、航空機、ロボット、医食品、化学工業の各分野を代表する企業、研究機関より技術責任者の方々にご講演いただく予定でございます。是非今回の最新科学機器展を通じてお客様のお役に立てる情報が提供できますことを願っております。

 当地区は皆様ご存じの通り名古屋大学を始めとした数多くの国公立研究機関や特色ある私立大学などで基礎研究が成果を上げております。ノーベル賞受賞者も多く輩出し、産官学連携が進んでいる地区でもあります。又、産業界においては自動車・セラミックス・航空宇宙産業などを中心に愛知県の長年に亘る製造品出荷高全国第一位と言う実績が示す通り、モノづくりの集積地として発展して参りました。そしてそれらの研究現場、
開発現場を支えているのが私たち科学機器業界であり、計量業界であります。ぜひとも本日からの3日間、多くのお客様にご来場いただけますよう、お越しいただいたお客様にご満足いただけますよう皆様のお力添えをお願いしまして、主催者からのご挨拶とさせていただきます。有難うございました。