東海科学機器協会の会報

No.284 2001 1月号

感動のスペクタクル「リバーダンス」

東海科学機器協会 理事 木下 実(合資会社木下理化)


 新年明けましておめでとうございます。
 TKK会員の企業並びに皆様のご家族にとって本年が一層良い年でありますことをお祈り申し上げます。
 本年も微力ではありますが、協会運営に携わらせて頂きますので何卒ご指導、ご協力と皆様方の積極的な参画をお願い申し上げます。
 さて、昨年暮れの「リバーダンス」公演は、大変すばらしく感動を覚えました。以下は「リバーダンス」より


その昔、世界はエネルギーに満ちあふれていた。我々の先祖は自然に畏敬の念を抱くと同時に、自然から得られる喜びを享受した。火を発見し、樹木や石、水を用いて家と呼べる場所を作った。人々は世界がパワーの源であることをすでに知っており、自然の力と共存する中で、歌やダンス、物語が生み出されていった。世界と共存しながら、お互いに受け入れ合う人々の姿があった。戦争や、飢餓、侵略により、人と場所とを結び付けていた古代の絆が断たれた。祖国を追われたことでアイルランド民族の歴史は変わった。この歴史の流れで、人々は大切なものを守り、他者と順応し、新しい生き方を覚え、新たな勇気を持つ術を学んだ。

激動の100年が終わり新たな年「2001年」。我々一人ひとりの行動と意識が問われる年の幕開けです。