東海科学機器協会の会報

No.334 2011新年号

〔年頭所感2011〕 共に科学技術の発展に寄与していきたい

東海科学機器協会理事
高木 裕明 伊勢久株式会社


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 新年明けましておめでとうございます。
会員の皆様におかれましては、ご家族お揃いで楽しいお正月を迎えられたこととお慶び申し上げます。
 さて、一昨年急激に落ち込んだ世界経済も、昨年は何とか各国の経済政策や金融緩和策により持ち直しつつ年を越しました。今年は一気に景気拡大と行きたいところですが円高やデフレ傾向に歯止めがかかっていないこともあり、まだまだ厳しい状況が続きそうです。
 しかし自動車業界に於いてはエコカー補助金が終了し厳しい経営環境とは言うものの、今年から来年にかけて新型車が続々と発表されるようで面白くなりそうです。
 特にEV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド車)など次世代型自動車が世の中にどんどん出て参ります。電気自動車が普及するには電池の飛躍的な技術開発とインフラの充実が図られなければ不可能ですが、将来2011年がEV元年だったと言われるくらい自動車各社には頑張って頂きたいものです。
 今年も皆様と共に科学技術の発展に少しでも寄与出来るよう頑張ります。どうぞ宜しく御願い致します。