東海科学機器協会の会報

No.335 2011 春号

〔会員だより〕 花粉症デビューしました


花粉症デビューしました

㈱サカエ  吉川 和彦


18-1

 今年は、スギ花粉の当たり年だそうです。夏が高温多湿だとスギの木に沢山のつぼみが着き、翌年の花粉飛散量は増加すると言われております。昨年の夏は記録的な猛暑だったから、この春は全国的に大量の花粉が舞うと予想されております。
 環境省の発表によると、関東地方で、昨年の5倍、東海地方ではなんと10倍もの飛散量が予想されています。
 私も2年前から目にかゆみが出たり赤くなったりして病院で診察したところ、軽い花粉症と診断され点眼液で何とか症状が抑えられる位なので花粉症予備軍といったところでした。
 しかし今年は予想通り来ています。目のかゆみにとどまらず鼻水、クシャミ止まりません。本格デビューしたようです。お悩みの皆様お察しいたします。その辛さよく解ります。また予備軍の皆様も私のようにデビュー成されませんよう祈ります。しっかり対策いたしましょう。
 原因と対策を私なりに勉強してみましたので、プチ講座します。

◆原因(どうして起こるのか)
 花粉症は、風によって運ばれてきた花粉が目や鼻に入り粘膜について症状を起こすアレルギー疾患。体内に入ってきた花粉(抗原)を異物とみなして排除しようと防御機能が働いて抗体が作られ、再び体内に入ってきた抗原(花粉)と蓄積している抗体が結合して反応を起こして症状が出る。
 発症年齢には個人差があり、それまで無症状だった人でも長年にわたり花粉を取り込み抗体が一杯になれば、誰でも突然発症する可能性がある。このような体質の多くは遺伝による他、大気汚染、食生活の乱れ、ストレスなども影響しているといわれる。

◆対策(日常生活)
 すぐ出来る対策として、一にも二にも、花粉に触れないことが大切。有効なのはメガネとマスク。花粉に触れない、触れたら落とすは基本の対策です。手洗い・うがい・洗顔・洗髪で花粉を洗い流す。ただし塩水での鼻うがいは鼻腔の炎症を強めるだけしない方が良い。

◆効 能
 特に無いが、ゴルフのスコアが悪いときに言い訳アイテム一つ増えるくらい(ここのゴルフ場はスギが多く花粉で集中力が無くなりスコアにならない)