東海科学機器協会の会報

No.366 2018 春号

かきゃあ あんたも キャンプ

㈱堀場製作所 三津 慧

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 名古屋に赴任してから、2年経ちました。

 元々、キャンプは年に1度は行ってきましたが、名古屋に来てからは多い月で月2度は行っております。というのも、名古屋は、岐阜、三重、長野などの自然豊かな地域へのアクセスが良く、気軽に素敵なキャンプ場へと行くことができるからです。

 キャンプの醍醐味と感じる点は、人それぞれだと思いますが、私が思うキャンプの醍醐味とは、やはり普段では味わえない非日常を味わえることです。

 みんなで協力して、テントを張り、テーブル、椅子を自分たち好みに設置し、即席の居住空間を作ることから始まり、それらの設置が完了したら、一息ついて太陽の下でビールで乾杯。そこからは、各々が好きなつまみを作りながら、お酒を飲み、わいわいがやがやおしゃべりしながら過ごします。景色のいいキャンプ場なら、その景観と澄んだ空気でどんどんお酒が進みます。

 夕方頃になれば、再びみんなで協力して晩御飯を作って食べ、ひと段落して夜も更けてきたら、星を見て心癒され、たき火を囲みホットワインで夜の部がスタート。たき火を前に話し出すと、夜のテンションも相まって、さらに話も盛り上がります。

 次の日は、テントに差し込む光で目覚めて朝食を食べたら、あとは片づけでキャンプ自体は終了ですが、その後に近くの温泉に入りに行くことも欠かせません。炭や汗まみれになった身体を洗い流して、ゆっくり温泉に浸かる時の心地よさはたまりません。

 以上が私の普段のキャンプの過ごし方です。みんなで協力をしあって何かをしたり、美しい景色の中でご飯を食べたり、1度でこれだけの楽しみを味わえることは普段の日常の中にはなかなか無いのではないでしょうか。

 今年のキャンプシーズンが待ち遠しいです…。