東海科学機器協会の会報

No.373 2020 新年号

第58回野球大会

ハヤシ化成野球部 最終回での大逆転にて貫禄の二連覇達成
TKK野球大会委員長 岡野 裕史

 第58回TKK野球大会は、初日11月16日(土)名城公園野球場にて初戦・二回戦、続いて二日目は11月30日(土)に準決勝・決勝を行いました。両日とも快晴でしたが日陰は肌寒く、防寒をしっかりする必要がありました。怪我も無くスムーズに試合運びとなりました。また、本大会は12チームのエントリーとなりました。名城公園グラウンドは駐車しづらい面もあったかと思いますが、ご協力いただきありがとうございます。
 開会式には高木理事長より挨拶をいただき、前回優勝・ハヤシ化成野球部、準優勝・カーク野球部から優勝・準優勝旗の返還が行われた後、10月8日に行われた抽選会のトーナメント表に従って試合開始となりました。今年はグランドの都合により試合数に制限があり、三位は島津サイエンス西日本野球部と、伊勢久野球部の両チームになりました。いよいよマイセック野球部とハヤシ化成野球部の決勝戦となりました。
初回打線が爆発したマイセック野球部が大量
8点のリード、一気に勝負が決まったかと誰もが思いました。3点差を迎えた最終回、ここでハヤシ化成野球部の打線が炸裂。一挙11点を獲得、大逆転に成功しました。そのままの流れでゲームセット、見事ハヤシ化成野球部が二連覇を達成されました。おめでとうございます。
 TKK野球大会は、来年度も計画して参ります。各会員企業様に於かれましても、野球部活動の一環としての当協会をご活用いただきたくよろしくお願い申し上げます。
 最後に、本大会にエントリーしていただきました野球部の皆様、実行幹事会社として、ハヤシ化成野球部とカーク野球部の皆様、スムーズに試合運営等の配慮いただきありがとうございました。来年の実行幹事会社は、引き続きハヤシ化成野球部と、マイセック野球部の皆様となります。よろしくお願いいたします。

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優勝 第58回TKK野球大会を終えて

ハヤシ化成株式会社 杉山 太一

 この度、第58回TKK野球大会の運営につきまして、役員の皆様、大会実行委員の皆様、参加各チームの皆様に感謝申し上げます。関係者の皆様のご尽力、天候にも恵まれ、私たちは全力でプレーさせていただくことができた結果、優勝することができました。この名誉をとても喜ばしく、光栄に思っております。
 本大会は、昨年優勝させていただいたこともあり、追われる立場としてプレッシャーを感じておりました。また、今年のチームは攻撃力、守備力ともに昨年のチームより劣っており、2連覇は厳しいのではと思っておりました。しかし、今年入部した若手メンバーとベテランメンバーの良さが噛み合い、かつ守備や走塁でミスしたメンバーが打って取り返すというチーム力が大いに発揮できたことが2連覇につながったと思っております。
 今大会は予選、準決勝ともに先制点を確実に取り、相手にプレッシャーを与え、流れを引き付け、打ち勝つ事ができました。投げては、エース矢野がテンポ良いピッチングで試合を作り、打っては下位打線のベテラン勢が口火を切り、5番久次
を中心に打って返す。各自が役割を果たし、とても良いムードで決勝に駒を進めました。しかし、決勝の相手マイセックさんは打線が素晴らしく、エース矢野が初回に四球、味方のエラー、相手のタイムリーで大量失点してしまい、チームの雰囲気は一転。その後、攻め込まれながらも矢野、久次と継投し、6回まで粘り強いピッチング。3点差を追う最終回、下位打線が3者連続で出塁し、チャンスメイク。2番佐々木が自らのミスを取り返す2点タイムリーを放ち1点差、続く3番若尾が同点タイムリー。相手のミスも呼び、この回一挙11点の大逆転勝利。全員が最後まで諦めず、勝ち取った勝利でした。
 本大会2連覇することができ、とても嬉しく思っております。来年も優勝を目指し、3連覇できるよう、更にパワーアップしていきたいと思います。
 最後に、本大会を運営していただいた関係者の皆様には、感謝しております。来年の開催も心より楽しみにしておりますので、今後ともお力添えの程、宜しくお願いします。

準優勝 ワンチームで臨みます!

株式会社マイセック 酒向 徳重

 この度、第58回TKK野球大会において、準優勝が出来た事を大変喜ばしく光栄に思っております。
 ここ数年、1回戦ボーイで終わっておりましたが、今回この1回戦に勝利したおかげで部員になって初めて勝利の味を味わった選手が数名おり、より一層勝利への意欲が湧き出てまいりました。しかし、準決勝・決勝の試合日11月30日は、弊社土曜出勤日になっており、出場が危ぶまれておりました。そこで部員一同、会長・社長に掛け合い、【優勝します】!!!
と明言をして、部員の情熱を快く理解をして頂いて何とか出場の許可を頂きました。
【優勝】を明言した以上無様な試合はできません。【ワンチームで臨みます】
 準決勝、島津サイエンス西日本さんとは初めての対戦でした。序盤に先制攻撃を仕掛けた方が勝利すると内心思っていましたので、それが見事に的中して2回までに6点先行出来見事勝利致しました。
 そして決勝戦へ、昨年度優勝チームのハヤシ化
成さんも初対戦でした。若いチームなのでスタミナは十分あると思いながら、先制パンチが必要不可欠と思い、準決勝同様先制攻撃が必須でありきと試合に臨み、見事2回までに9点を先制しましたが、さすがは前年度優勝チーム、6回終了の時点で3点リードで迎えた7回一気に逆転を許し息切れしてしまいました。【優勝】を明言して臨みましたが残念な結果となりました。この忘れ物は、来年必ず取り戻します。
 最後に、本大会を運営して頂いた関係者の皆様には、寒い中大変ご苦労様でした。来年も楽しく野球大会が出来ますように願っております。有難うございました。
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最優秀選手賞
最優秀選手賞を受賞して
ハヤシ化成株式会社 若尾 啓汰

 この度、歴史ある野球大会の最優秀選手賞に選出されたこと、大変光栄に思います。私達メンバーが全力でプレーし、野球を楽しむことが出来たのは、大会役員の皆様、実行委員会の皆様、そして各チームの皆様のご尽力のおかげです。感謝申し上げます。
 前回大会で優勝したチームは、良くも悪くも個人の力を重視したチームでした。エースが投げて三振を奪い、主砲が一発を狙い打って勝つ。とてもシンプルでした。今大会は、絶対的エースが不在となり、全員が繋いで守って勝つチームを目指しました。大幅な方針転換が必要となり、当初は不安の方が大きかったです。そんな中始まった大会ですが、私は「3番センター」で出場はしていたものの、決勝まで目立った活躍は出来ていませんでした。1回戦、準決勝とチームが勝ち進む中、プレッシャーが大きくかかる場面で打てないことに責任を感じることもありました。決勝では序盤で
大差がつき、正直、連覇は厳しいという考えが頭をよぎりました。しかし、他のメンバーは違いました。諦める人は誰もおらず、仲間に全力で声をかけており、それを見て最後まで全力でプレーしようと決意しました。その甲斐あってか、最終回、一打同点の場面でタイムリーを打つことが出来ました。ハヤシ化成の野球部メンバー全員が活躍した中で、最優秀選手賞に選んで頂けたこと、大変幸運であり、貴重な体験をさせて頂きました。来年度は、3連覇へ向けてメンバーと楽しく練習や試合が出来ればと思います。
 最後になりますが、大会開催に関わった皆様に、重ねて深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。

優秀選手賞
優秀選手賞を受賞して
株式会社マイセック 浅井 星弥

 この度、TKK野球大会の優秀選手賞を受賞させていただき、誠にありがとうございます。3度目の大会参加で賞をいただき、大変うれしく思います。
また、大会運営をしていただきました関係者の方々に感謝すると共に、厚く御礼申し上げます。
 マイセック野球部では、年に1回のこの大会でのみの活動で、入社後初めて初戦に勝利して、さらに決勝戦まで進むことができましたが、気持ちはとても緊張しながら、すべての試合に挑みました。決勝戦では、初回に8点を取るもの、徐々に点差を追い詰められ、悔しい準決勝に終わってしまいましが、ここまで戦ってこられたのもマイセック野球部の皆様、またチームに参加していただいた方々のおかげだと考えております。
 ここ数年でマイセック野球部の年齢層も若干ながら若返りし、野球経験者の方々の入部もされており、来年以降のTKK野球大会においても活躍していただける戦力が揃いつつあると思います。また私個人の目標としまして、来年は幹事として大会運営に取り組むとともに、TKK野球大会においても優勝できるよう、ワンチームで大会に臨みたいと思います。チームとして再び決勝戦に戻ってこられる様、日々努力していく所存です。