東海科学機器協会の会報

No.323 2008 冬号

優勝!ダブルぺリアの神様

愛知電子工業(株)
松本悦夫


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秋のTKKゴルフ大会は20年来クラブ競技に参加していない私にとって緊張するコンペの一つです。当日は用意したベストが要らないどころか、半袖でも汗ばむ程の快晴に恵まれました。ハウスに早く到着したこともあり、私には珍しくスタート前に(株)イリエの吉田さんと一緒に練習場でアプローチウエッジとドライバーの調整をしました。

練習の成果なのかスタートから自分でも驚くようなショットとラッキーが続き、5連続ホールパーで上がれることが出来ました。このまま行けば何年振りでハーフをアンダーパーで上がれるかもと思った途端2ホールボギーが続きメッキが剥がれかけましたが、何とか上がり2ホールをパーでまとめることが出来ました。

昼食の時にはいつも飲むビールも控えて午後のラウンドに臨みましたが、出だしのホールのセカンドがガードバンカーに捉まったのがきっかけに、パーどころかボギーで上がるのがやっとのゴルフになってしまいました。やはりゴルフはリズムと平常心が大切なことを改めて痛感いたしました。

表彰式は成績表を配布せずB・Bから発表が始まりました。内心ではダブルぺリアは適当?に荒れた方が有利だなどと都合の良いことを考えておりましたが、水戸さんを始めそうそうたるメンバーが揃っていましたので、いかに三連覇の実績を誇るダブルぺリアの帝王?でも5位までに入賞できたら御の字と思っておりました。

しかし結果は驚きも驚き70台で廻られた水戸さんを抑えて私が優勝してしまいました。実はSOUTHの4番最初のドラコンホールでティーショットが大テンプラとなり、短いミドルホールなのにセカンドは4番アイアンで、カート道の横の左下がりのラフからそれも前方の2本の木の間をグリーン横の池に入れないように打ったショットが、奇跡的にピン下1メートル程にナイスオンしました。その時頭の中を一瞬ダブルぺリアにバーディは不利だとの想いがよぎったせいなのか、実力なのかバーディパットを外してしまいました。

詳しくは分析していませんが多分あの時バーディパットが入っていたら優勝はなかったと思います。やはり私にはダブルぺリアの神様が憑いているのかも知れません。

最後になりましたが、私を励ましそして適度にリラックスさせてくれました同伴の竹田夫妻と家内、そしてダブルぺリアの神様に心より感謝いたします。